2017年3月 6日 (月)

★天ノ視点★-3つのSPU-

★天ノ視点★-3つのSPU-

皆様こんにちは。
今日は寒いですね。…と言っても今年も東京は大雪も降らず終わりそうですね。
私は毎年そこそこの雪が降る地域に住んでいたもので、少々さみしく感じます。

さて、お客様から頂いたご要望で、SPUを聴く機会がありました。

「三つのSPU」

デンマークの老舗カートリッジメーカー「ortofon」(オルトフォン)
アナログ好きの方であれば、一度はもって見たいと思うメーカーではないでしょうか。特に今回ご紹介するSPUはオルトフォンの代名詞的な存在で、その歴史は長く1950年後半ごろに製品化され、今でも根強い人気を持つリファレンスシリーズです。
しかし、皆様はSPUと聞くとどのようなイメージを持つでしょうか。
私の中でSPUと言えば「特殊なカートリッジで高価なもの」というイメージでした。

多くの方が愛用している標準的なカートリッジの一つにDENON DL-103というものがあります。
私の自宅で愛用していて、重宝しています。
このDL103は定価で¥35,000(別/2017年春)ですし、自重もそれほど重くなく、扱いやすいカートリッジであるのに対し、SPUはエントリーモデルでも10万円を超えて、シェル一体成型でサブウェイトや重量ウェイトを使用しないと、正確に使用できないという特殊なカートリッジです。それであるがゆえに、手が出しづらく、いつかは…と思いつつも別のカートリッジを求めてしまうという何とも届きそうで届かないもどかしいカートリッジです。


<コストを重視したSPU>
Spu11 Spu12
「高価なカートリッジ」というイメージがあったSPUですが、今回ご紹介する二つのSPUはまさにコストパフォーマンスを重視したものです。
ortofonの開発者ロバート・グッドマンセン氏が引退後、グッドマンセン氏のSPUの音色を引き継いだカートリッジを作るというコンセプトの元、作られたのがこの「#1」です。
中低域に厚みがあり、往年のSPUサウンドをしっかり引き継ぎつつも、コストパフォーマンスを最大限に高め、より皆様に使って頂きやすいSPUになりました。
丸針と楕円針の二種類があり、それぞれ、キャラクターが異なります。
丸針は大人しく、低域に安定感がありました。
楕円針は立ち上がりが良く、音色にキレがあって現代的な印象です。
好みによって変わるかと思いますが、標準的に使用するのであれば、楕円針がおススメです。
他のSPUと同様に使用する為には、通常のカウンターウェイトでは使えない可能性がありますので、サブウェイトや重量ウェイトが必要になりますが、これまでSPUを持ってみたいと思っていた方は、是非お試し下さい。
ご使用中のアームを教えて頂ければ、私の方で、サブウェイトや重量ウェイトのご用意が可能か調べさせて頂きます。

<往年のSPU>
Spusy1 Spusy2
これぞSPUと言いたいSPUです。先ほどの#1もとても面白い音色ですが、やはり、このクラスのSPUになるとハイエンドカートリッジとしてその人気を不動のものにしたわけが良く分かります。情報量、キレ、音の深みを持ちつつも、中低域に厚みがあり、音に「重さ」があります。このニュアンスをお伝えするのは難しいですが、アナログ領域ならではの音楽臭さをしっかり持ちつつ、シェル一体型の安定感がまるでデジタル製品を聴いているかのような情報量があります。
SPUらしさと持ちつつも、現代のハイグレードカートリッジとして使用して頂けるオンリーワン&オールラウンドカートリッジと言えます。


さて、これらのSPUですが、Dynamicaudio Spring Festival 2017では3Fのイベントにて使用する予定です↓↓↓

3F「ortofon meets SPU ?レコード再生とカートリッジ SPU ?」
3月12日(日曜日)@13:00~15:00
参加ご希望の方は、3F担当柴田までお問合せ下さい。
tel:03-3253-5555


試聴ご希望の方は、天野までご連絡下さい。


Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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2017年2月25日 (土)

★天の視点★-TRIODEの本気-

★天の視点★-TRIODEの本気-

皆様こんにちは。
秋葉原は風もなく、うららかな日差しの土曜日でした。
昨日はプレミアムフライデーでしたが、皆様どうお過ごしでしたでしょうか。
ほどんどの方が、あまり関係なく金曜日をお過ごしだったかと思いますが、仕事終わりに行きつけのバーに行くと、超満員!
月末の金曜日という事もあってか、少なからず影響があったのでしょうか。

さて、4Fでは、入り口のスペースで、こんな展示を行っています。

「TRIODEのフラッグシップライン」
TRIODEは皆様ご存じの通り、日本の真空管アンプを中心とした商品を多く取り揃えているメーカーです。
エントリークラスのお手頃なアンプから、自作キット商品、ハイクラスの高額アンプ類を始めとして、海外メーカーの輸入も行っています。
その中で、今回展示を行ったのは、TRIODEのフラッグシッププリアンプであるJUNONE(ジュノン)のReference OneとフラッグシップパワーアンプTRX-M845を中心に、以下のシステムを組んでみました。

PRE Amp
TRIODE JUNONE   Reference One 定価¥2,000,000(別)

Mono Power Amp
TRIODE TRX-M845        定価¥2,000,000(別/ペア)

Speaker
SPENDOR SP200         定価¥2,400,000(別/ペア)

Analog Player
KRONOS SPARTA         定価¥2,800,000(別)

PhonoEQ
AuroraSound VIDA       定価¥328,000(別)

Tone arm
IKEDA IT-345 CR-1       定価¥390,000(別)

※カートリッジは都度変更予定です。
現在はこのカートリッジを付けています。
MUTECH  RM-KANDA        定価¥380,000(別)


まずは、何といってもこの製品からご紹介致しましょう。
アンプメーカーとして、1994年に創業し、今年で23年という歴史を持つTRIODE。数々の良作品を作ってきましたが、創業20周年の記念モデルとして、TRIODEの最高傑作を作りたいというコンセプトのもと作られたのが、このJUNONE Reference Oneです。
□モノラル構成コントロールユニット□
モノラルのパワーアンプは沢山ありますが、モノラルのプリアンプはほとんどありません。通常のプリアンプの片chのみを使用し、モノラル仕様にして鳴らしている方もいらっしゃいますが、この場合、ボリュームは左右別のコントロールになり、左右の完全な同調はとても難しいものです。その為、完全なモノラルのプリアンプというものはほぼありません。
ではJUNONE Reference Oneはどうでしょうか。一筐体の中で独立したコントロール部分をセンターのボリュームノブと連動させることにより、実現したようです。モノラル構成はパワーアンプでも同様ですが、ステージの広がりや奥行き、細かな表現をより豊かに表現してくれます。
また、電源部分も別筐体にしています。やはり、ハイエンド製品において、信号部と電源部を分けることによって、電源からの影響を排除して、音色の安定性や静寂性等を向上させています。最後に「真空管」ですが、信号系の真空管に電圧増幅管として6KZ8、バッファー増幅管として6922/ECC88/6DJ8を採用しています。他社のアンプではあまり使われない、管も採用するあたりはTRIODEならではの製品といった感じです。

TRIODE TRX-M845        定価¥2,000,000(別/ペア)
Trxm845
TRIODE初のフラッグシップモノラルパワーアンプです。出力段には片chに845管を二本使用し、ドライバー管には一本、バランス入力段及びプリ段には12AU7、6SN7を使用しています。
まず845管ですが、真空管がお好きな方であれば、一度は使ってみたい管ではないでしょうか。単体出力で300Bの倍ほどの出力を有していて、他の管ではなかなか出せない迫力のある音色を聴かせてくれます。しかし、メーカーとしてはその扱い辛さやリスクの面からアンプとして製品化することはほとんどなく、オーディオ専門店でもなかなか見る事はありません。(私天野も、初めて見たのは自作を行っていらっしゃるお客様のご自宅でした…)
しかし、TRIODEはその845を安定して、尚且つ、最高のパフォーマンスで製品化をおこないました。このあたりはさすがの技術力と言ったところでしょうか。片chに三本を使用し、定格出力で純Aクラス50Wを出力します。

KRONOS SPARTA         定価¥2,800,000(別)
Klonos Klonos2
カナダのモントリオールに拠点を置く、レコードプレーヤーメーカーのKRONOSです。TRIODEが日本の総輸入元として販売を開始しました。
特徴は「双方向二重回転板ターンテーブル」です。上下二枚のターンテーブルを持ち、それぞれが接触をすることはなく、別のモーターで回転します。こういったレコードプレーヤーはほかのメーカーでもたまに見かけますが、なぜこのような仕様になるのでしょうか。それは、ターンテーブルが回ることによっておこる「稔動」を防ぐ為です。レコードプレーヤーは皆様ご承知の通り、ターンテーブルの上にレコードを乗せ回します。この時に必ず、捻じれる力が働きます。(もちろん目に見えてわかるものではありません)その捻じれを押さえる為にも筐体は強固に作られ、影響を最小限にしますが、フローティングの製品等はそうはいきません。ではどうすればよいのか、、、という事で採用されてるのが、同じ質量のものが全く逆の回転を行うことによって捻動性を相殺させる狙いがあります。この二枚目のターンテーブルを使用しない場合と、使用する場合では、やはり音の安定性が変わります。使用するとよりクリアな音色になり、見通しが良くなります。音楽の凹凸のようなものもしっかり出て、より立体的に音楽を楽しむことが出来ます。

SPENDOR SP200         定価¥2,400,000(別/ペア)
Sp2001 Sp2002_2
イギリスはSPENDOR社の最上級機SP200です。ここ4Fでこういった箱型のスピーカーを展示するのはとても珍しいですが、製品として興味があり、展示することになりました。
まず特徴は30cmウーハーが片側ch二発搭載されています。これを密閉型のエンクロージャーでしっかりと抑え込み、大口径ならではの迫力は出しつつも、30ユニットのあばれを押さえているのではないでしょうか。ミッドレンジは一番上にあり、ツイーターを挟む形で設計されています。1m以上のサイズになりますので、バランスを考慮した設計かと思います。
ミッドレンジユニットにはポリマーコーンが採用されています。B&Wやマジコのように極限まで情報量を出すというイメージではなく、木の箱型のスピーカーならではの共振等もあり、少しあまく、温かみのある音色が印象的です。


フォノイコライザー、アーム、カートリッジに関しては、別途用意したものになりますが、今後も機会を見てご紹介をしていきたいと思います。

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2017年2月23日 (木)

★天ノ視点★-Sonusfaber Elipsa Red生産完了-

★天ノ視点★-Sonusfaber Elipsa Red生産完了-

皆様こんにちは。
今日の秋葉原はちょっと肌寒い一日になりました。
インフルエンザが流行っていますね。
皆様も体調管理にお気を付け下さい。

さて、ちょっと残念なニュースが入ってきました。

■Sonusfaber Elipsa Red生産完了■

Sonusfaber Elipsa Red (Red violin) 定価\2,400,000(別/ペア)

P1030243


名匠フランコ・セルブリン氏がソナス時代に最後に設計をしたスピーカー「Elipsa」
もともと、クレモナラインの上位機として設計されたElipsaですが、数年前にリニューアルして「Red Violin」仕様になり、外観の高級度が上がり人気を博していました。
私天野としても、とても好きなスピーカーで、各種催事等でご紹介をさせて頂きましたが、いつ完了になるか分からないと伸びていた完了が、ついに…

■「製品」ではなく「作品」として■
スピーカーは工業製品です。その為、数多のスピ―カーを指す時、私達はスピーカーを「この製品」と言います。
しかしフランコ氏の作るスピーカーは、その独創性・芸術性の高さから「作品」という人も多く、私もお客様にご紹介する際には、思わず「この作品は…」と言ってしまうほど、ある種の芸術作品のように触れてきました。
こういったスピーカーはとても稀で、発売から長く愛されてきた象徴的な所ではないでしょうか。

■フランコ氏の感性■
まずはこの形状。今やスピーカーの設計はコンピューターを駆使して、音の波形や音波の広がり等を計算しながら形成されます。(もちろん最終的には人間の耳で音決めをしますが…)
おそらく…私の勝手な想像では、フランコ氏はそういった事はせず、その感性で図面を引き、作っては修正して作っては修正してを繰り返し、最終的な完成形を目指します。
そうすることで人間の感情にとても入ってきやすい音色を発することが出来るのではないでしょうか。
次にユニット郡。3ウェイ3ユニット・バスレフ構成です。まずは高域を担当するツイーターですが、リング・ラジエーターツイーターが採用されています。
他のメーカーでは、あまり使われないユニットですが、フランコ氏がソナス時代の後期に設計したスピーカーでは多く採用されていました。
少し強い音色をもっておるツイーターですが、ソナスの代名詞「弦の響き」という所で大きな役割を果たしていると思われます。この時代のソナスのスピーカーは弦の響きが良いとされていますが、ただ単純に綺麗な音色を持っているから評価されているわけではありません。弦のざらつきや少しきつい響き等も巧く表現してくれます。
そして、26cm径の大口径ウーハーはソナスの中でも珍しく雄大な広がりを聴かせてくれます。POPSやロック等のキレの欲しい音色ではありませんが、クラシック、ヴァイオリン協奏曲等は、かなりおすすめです。
キャビネット自体は20枚の異なるウッドシートを積層にして作られます。ピアノ仕上げにとって光沢のある仕上げになりますが、カラーはRedViolin。先にも書きましたが、元々はクレモナラインの上位機種になり、クレモナと同様にメープルの仕上げでした。数年前に、現チーフデザイナーのパオロ氏にがレッド仕上げに変更したことによって、人気が再熱され、再びソナスの人気機種として紹介をする機会が増えました。

これらのフランコ・セレブリン氏のこだわりが随所に見られ、現代スピーカーとしては珍しいロングラン・スピーカーでした。
色々なスピーカーを見てきましたが、ストラディバリ・オマージュやこのエリプサを見て、聴いて、ハマったという人も少なくないはずです。

いつかは…と思っていた方もこれがラストチャンスです。

■生産完了に伴い、今週末特別展示■
~28日(火曜日)午前中まで
やっぱり最後は音を聴いて決めたい!というかた、昨日~28日(火曜日)午前中までご試聴頂けます。
P1030242


現在、輸入元では、最後のご予約を受け付けております。
※具材の関係で、ご予約を頂いてもご用意が出来ない可能性がございます。
どうしても!という方は出来るだけ早いご予約をお願い致します。


Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
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2017年2月12日 (日)

★天ノ視点★-Platanus 2.0S-

★天ノ視点★-Platanus 2.0S-

皆様こんにちは。
日本海側では、雪が凄いですね。
秋葉原は久しぶりの快晴で、気持ちの良い青空が広がっています。

4Fはデジタル再生に関することを、積極的に行っていますが、アナログ(レコード)に関しても常に興味を持っているフロアです。
先日、お客様からのご依頼で、この製品を試聴することが出来ました。↓↓↓

Platanus 2.0S 定価\360,000(別)
Fullsizerender
純鉄を削り出して作られる筐体は、抜群に安定性が良く、そのまま音色として表現されます。
音が整うだけではなく、深みや余韻といった音楽の旨味成分がしっかりと出ていて、レコードの良さを再認識させてくれます。
長年、カートリッジの制作に携わってきたTetsuya Sukehiro氏の一作目にして傑作ではないでしょうか。

■仕様■
発電方式 :MC型
出力電圧 :0.3mV
再生周波数:10Hz~50KHz
内部インピーダンス:2.5Ω
カンチレバー:A2017アルミニウム合金
針先   :ダイヤモンド/ラインコンタクト
マグネット:ネオジウム
針圧   :1.9~2.1g
自重   :16g


昨年はオーディオテクニカがハイエンドのリファレンスとなるART-1000を発表したり、別のメーカーからは、新しい技術を使ったハイエンドカートリッジが発売になるなど、アナログの進化が著しくあります。ハイレゾやストリーミングに代表されるデータ再生(ファイル再生)の分野も、もちろん大切ですが、このご時世だから作れたアナログの面白さも無くてはならないオーディオの面白さですね。

Dynamicaudio 5555 天野
03-3253-5555
amano@dynamicaudio.co.jp

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2017年2月11日 (土)

★天ノ視点★-電源試聴会タップインプレッション-

★天ノ視点★-電源試聴会タップインプレッション-

皆様こんにちは。
本日は春のような陽気で気持ちの良い秋葉原です。

さて、昨日は、ここ4Fにて、電源試聴会を二週にわたって行いました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
一日目・二日目と続けてご参加下さった方も多く、この分野への皆様の注目度の高さが伺われます。

さて、簡単にですが、初日に行ったタップのインプレッションを私天野の主観でご紹介したいと思います。

第一部「電源タップ比較試聴会」
試聴会のだいご味、完全比較試聴を行いました。
今回ご用意した製品は総勢11機種。

■エントリークラス■
メーカー名  型番    定価   口数
オーディオアクセサリーメーカーとして、インシュレーターやオーディオボード、スタンド等も作っているアクセサリー総合メーカーであると同時に、オリジナルスピーカーも輩出しており、ハード機器への思慮も深く持っています。特徴は電源フィルター回路の2回路化することにより、アンプ等の大電流機器・高ノイズ機器とプレーヤー等の小電流機器を分けて使用することが出来ます。これにより、各機器間の相互ノイズの影響を軽減することが出来ます。音色は少し大人しい印象で、ピアノの高域がキレイに出ていました。ステンレスの筐体が影響しているのやもしれません。

OYAIDE    MTB-4        \45,000   4
Mtb4
秋葉原に販売店をかまえ、私達も良く利用させて頂くオヤイデ電気。各種ケーブル、壁コンセント関連、スタビライザー等、細かな部品から扱いがあり、それらすべてが高音質を目指して作られる「オーディオの便利屋」です。そのオヤイデが作っているタップがMTB-4。他にも四角い箱のOBCシリーズがありますが今回は使用しませんでした。MTB-4はオヤイデらしくいまとまりの良さを持っていて今回集まったタップ類の中でも標準的な音色です。何を使っていいかわからないという事であれば、MTB-4がおススメです。

LUXMAN     ES-35        \55,000   4
Es35
ハード機器の印象が強いLUXMANですが、このES-35を始め、ケーブルやターミナルプラグ、セレクター等も作っていることはご存知でしょうか?今回のES-35は発売から一年程の若い製品ですが、余計なものは加えないシンプルな音色です。まさに高純度電源タップということろでしょうか。ベース、ハイハットのキレの良さを感じました。

Chikuma    Eminent75-4  \68,000   4
Nophoto
今回千曲からは新製品のタップをご用意頂きました。ここ4Fの試聴室内でも常時、千曲のタップは使用していますが、今回の新製品もとても良いですね。見た目は普通ですが、音色はノビがあって、耳当たりの良さを感じます。クラシック、特に室内楽等をお好きな方にはハマるやもしれません。

■ミドルクラス■
PB-HR500の上位機になります。外装には厚みのあるステンレスと上蓋に三層構造のカーボンが採用されています。コンセント部分にはホスピタルグレードのものを使用。クリプトンの最上位タップです。音色はHR500と比べて、制振性が上がっていることもあり、明瞭度や情報量が上がるイメージです。

RGPC     400Pro       \182,000  4
400pro
4Fの前段機器(特にプリアンプ)に採用しているタップ(ボックス?)です。第二部への参加か迷いましたが、クリーン電源(電源コンディショナー)とも違いますので、こちらでのエントリーです。パラレルチョーク回路(並列回路)が採用されており、エネルギーを損なうことなく、製品に供給します。重さ、サイズ共に電源タップとしては最大級になりますが、その効果は絶大です。4Fのお客様の中で最も採用して頂いているタップではないでしょうか。

Audio Replas SAA-6S2MK2-RU\110,000  6
Saa6szmk2ru
実は4Fでは、あまりなじみのないメーカーですが、交流は以前からあり、お客様からのご要望の多かったことから、今回の出品になりました。水晶を使用したインシュレーターやスタビライザー、レコードのヘッドシェル等、アクセサリー関連を幅広く展開しており、電源タップ関連も限定モデルを含めて沢山の製品があります。このSAA-6S2MK2-RUは業界内では珍しいルテニウムが採用された製品で、横長タップとしては最高額の製品です。今回は通常のBRYANTコンセントとルテニウムコンセントの比較も行いました。一つのタップで多少傾向の異なるタップを持ち、お客様が使用されているシステムにあわせて選んで頂けるのは嬉しい機能ではないでしょうか。通常のコンセントの場合でも、音楽に深みや掘りがあり、ルテニウムでは、少し華やかさや軽やかさを感じました。プレーヤー等はルテニウムコンセントに接続すると良いかもしれません。

■ハイエンドクラス■
Mqp2sig
使用口数は二口と極端に少ないですが、プレーヤー+プリアンプと限定した使用方法で考えると、トップレベルのパフォーマンスを得ます。航空機グレード特殊アルミ合金、モノブロック削り出し、ルテニウムプレーティング等、アンプ等の現代ハイエンドオーディオで採用されている方式がふんだんに採用されています。S/N特性が良くなり、システムをワングレード上のものになったように感じます。

AcousticRevive RPT-4absolute \240,000  4
Rpt4absolute
ご存じ通称「アコリバ」も各種オーディオのアクセサリーを多く作ってるメーカーです。タップを選ぶ際、最初に名前が挙がったメーカーでもありました。それだけ、オーディオ界の中で名の通ったメーカー・製品であると共に、その実力も確かなものです。今回の試聴会では、お客様のご厚意により、旧モデルとの比較を行いましたが、その差は歴然とあり、お持ち込み頂いたお客様も、驚いておられました。リプラス同様に航空機グレードのアルミ合金を筐体に採用、制振特性とノイズ遮断効果が飛躍的に上がっています。内部配線にはPC-TripleCを採用して導通特性の高さも注目の一つです。音色は、特有のキャラクターは少なく、純粋にS/Nが高くなり、プレーヤー・アンプ類の個性が邪魔されることなく出ている感じです。

ORB          KAMAKURA     \320,000  4
Kamakura
4Fの試聴会に登場するのは少し珍しいメーカーです。高剛性90mm厚削り出しアルミボディ、高いシールド性能を持つ新素材アモルファス、20mm幅金メッキバスバー(20sq相当)等、リプラス、アコリバと同様にS/Nを高める事は採用しながらも、存在感のある漆仕上げが採用されており、ハイエンドオーディオタップとして所有欲が掻き立てられる一品です。音色はクオリティでアコリバやリプラスに負けず、劣らず、少し厚みがあって、ゆったり感じます。全てをハイファイ調にしたくない方におススメしたいタップです。

Audio Replas TRIANGLE Power6-SIG-MK2  \780,000  4
Triangle_power6sigmk2
今回第一部・第二部合わせても最高額となった製品です。オーディオ・リプラスが30台限定で発売を行った製品です。「電源タップを極めるとこうなる」という意思が明確に感じられます。鮮度、明瞭度、深み、パワー感等、タップに求めるすべての要素に対して、いずれも最高評価を付けたくなる印象です。

■総評として■
エントリーモデルからハイエンドモデルまで沢山の製品を比較しましたが、いずれも効果は一様にあり、導入される意味はありました。
壁コンセントで充分と思っている方は、まだまだ沢山いらっしゃるかと思いますが、電源環境による変化を一度体感して頂くと、無視することはできないと思います。
今お使いのシステムに少し変化を加えてあげたい方や、音質の向上を狙いたい方はちょっと見当してみると面白いかもしれません。
Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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2017年1月 5日 (木)

★H.A.L.3 News★-謹賀新年-

★H.A.L.3 News★-謹賀新年-

皆様、明けましておめでとうございます。

Photo

先ほど、ダイナミックオーディオ近くにある神田明神にお参りに行って参りましたが、例年通り、すごい人でした!
さて、2017年、皆様はどのようにお迎えなさったでしょうか?
私天野は、実家の父が山梨の銘酒「笹一」という酒蔵に努めているという事もあり、毎年の事ながら日本酒漬けの新年でした。
山梨にご旅行の際には、是非お立ち寄り下さい。
身内ながら、いい酒作っています。
笹一酒造webサイト

昨年末に展示になりましたB&W800D3を始め、TAD-ME1や、YAMAHA NS-5000等の良質なスピーカーが多く発表され、年末を賑わせてくれました。

また、DELA、fidataを筆頭にデータ再生(ファイル再生)の分野も、盤石に人気となっています。
今年も、この世界はより進化しそうです。

そして、以外な賑わいを見せたのが、「電源」に関する事です。
マイ電柱に関する事がTVで放送されたのをきっかけに、お客様からのお問合せがあり、マイ電柱…とまでは行きませんが、トランスに関する事や、電源ケーブルのご紹介を多く致しました。
製品としましても、LUXMANから満を持して発表になったES-1200や4FがおススメしているIsoTek等の面白いが続々と発表されています。
1月の末には4Fにて「電源」に関するイベントを企画していますので、詳細が決まりましたらまたブログやメールマガジンで公開していきますので、要チェックしてください。

では、2017年が皆様にとって、素晴らしい一年になりますように、お祈り致しています!


Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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2016年12月 7日 (水)

★天ノ視点★-M1SE-

★天ノ視点★-M1SE-

皆様、こんにちは。
本日、12月7日(水曜日)は暦で「大雪」になるそうですね。
雪は降っていませんが、マフラーにコートが必要なぐらい寒いです。

さて、先週末に行った二つのイベントの中から、私天野が気になった製品をご紹介致します。

Bricasti Design M1SE \1,389,000(別)

M1se1 M1se2

12月3日(土曜日)に行ったイベント「NetworkAudio/PCAudio Time Vol,9」第一部のUSB/DAC試聴会において使用したM1SE。
おおよその方がCHORDのDAVEが圧倒的になるかと思いきや、その後のお客様からの反応が最も良かった製品です。

あまりハイエンドオーディオの業界では馴染みの無いメーカーですが、その背景はもともとLexiconのセールス・プロモーションとソフトウェア・エンジニアを行っていた二人が立ち上げ、MarkLevinsonを擁していたMadrigal Labsのエンジニアやデザイナーが参加して商品開発を行っています。
2011年に初代のDACとなるM1を作り上げ、2016年、最新のプログラムやオーディオ的施術が用いられ、スペシャル・エディション(SE)モデルが発表されました。

■特徴■
≪デュアル・モノラル設計≫
仮想的には左右のクロストークを全く存在しないものとするだけでなく、各チャンネルに必要な電力を必要充分に供給し、デジタルプロセッシングからアナログ出力までのノイズ・アイソレーションを徹底するという設計思想に基づいています。
≪Stillpoints社の協力≫
インシュレーター等で有名なスティル・ポインツと協力し、フット部や細部のパーツ類にこだわり、入念な音質の調整が行われました。
振動のアイソレートや、より明瞭度の高い音色を作っています。
≪多彩なデジタルフィルター≫
M1SEは9種類のデジタル・フィルターを搭載しています。
基本的な音色はそのままに、お好みのフィルターを通すことによって、システムに最適な音色をお楽しみください。試聴会では推奨フィルターとなる「Min0」にてお楽しみ頂きました。

■インプレッション■
以上の内容は、輸入元エミライの紹介webにも記載されているカタログベースの内容ですが、私天野が最もこの製品で関心したのは、まさにその「音」です。
今、USB/DACの世界はどんどん進化を続けて、素晴らしい製品が続々と登場しています。
その傾向は、音が整い、より細かく、緻密に…というハイエンド志向の製品が増えてきました。それ自体は悪い事ではなく、かつてSACD/CDプレーヤーが盛んになっていた頃、各社はSACD/CDの情報をどれだけ多くユーザーに届けるかを求め、現在ではある種の極致に達しているようにも感じます。
しかし、それと同時進行するように、USB/DACやネットワークプレーヤーも「音楽」ではなく「音のスペック」を求める傾向が少なからずあり、音楽自体の楽しさや、嬉しさ、悲しさ、寂しさ、厳しさと言ったデジタル信号では表現できない、人間の感情のようなものが薄まったようにも感じました。
「音のスペック」を求め、正確な情報を出力すること自体は決して悪い事ではありませんが、多少色付けのある音色だとしても、それ自体がユーザーにとって最も気持ちの良いサウンドであれば、それは最良のオーディオになります。
M1SEはまさに、それだと思います。
中域が厚めで前にガツッと出てくる音。
M1SEを聴いた時の、90年代後半から2000年代前半のアメリカンサウンドを彷彿とさせる元気が良くてグルーブ感のある音色は昨今のDAC製品ではあまり感じないだけに、はっとするものがありました。
しかも、今回はスティル・ポインツがアクセサリー部に参加していることもあり、元気が良い=荒々しいという事ではなく、ハイエンドDACとして音色がまとめ上げられているのも面白い所でした。

■おススメの組み合わせ■
M1SE + DELA HA-N1ZH30/2 実勢価格\448,000(別)
NAS直結にてしてネットワークプレーヤーのように使うとして、組み合わせをお勧めしたいNASはDELAのN1Zです。この製品は新製品として登場しましたが、これまでのN1Zには無いHDDを搭載したモデルです。HDDを搭載することによって内部容量を増やす目的もありますが、HDDはSSDと比べて多少元気が良くなります。POPSやジャズ、ロック等を聴かれる方はあえてHDDを選ぶことがありますが、M1SEの音色とマッチするのではないでしょうか。

Dynamicaudio 5555 天野
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2016年11月 2日 (水)

★天ノ視点★-LUXMAN PD-171A-

皆様こんにちは。
ダイナミックオーディオの天野です。
マラソン試聴会は三つの比較試聴を行いました。

「スピーカー10選」「デジタル10選」「アナログ10選」

私天野は、すべてののセクションで少しづつご説明をさせて頂きました。
本日、ご紹介しますのは、「アナログ10選」でご紹介を致しましたLUXMAN PD-171Aをこの場で振り返ってみたいと思います。

「90周年の歴史を持つLUXMANが生み出した超スタンダードプレーヤー」

LUXMAN PD-171A \495,000(別)
LUXMAN PD-171AL(アームレス) \395,000(別)

Pd171a

優れたレコードプレーヤーとはどういうものでしょうか。
極論を申し上げれば、レコード盤の溝を徹底的に正確にトレースすることが出来るものだと思います。
その為に色々な技術が開発されました。
バネやマグネットを利用したフローティング型、リジッド型、バキューム式、ベルトドライブ、ダイレクトドライブ、リムドライブ…
S字アーム、ストレートアーム、ロングアーム、ショートアーム、ダイナミックバランス、スタティックバランス、リニアトラッキング…
他にも、製品独自の技術や部品で言えば、数限りなくあります。

その中で、LUXMANが作り上げたレコードプレーヤーは、「レコードに求められる絶対条件」を満たしたスタンダードプレーヤーだと言えます。
形式はリジッドタイプのベルトドライブ型。

特筆して「LUXMANらしい」と言えば、アンダースラング方式という技術を採用している事でしょうか。
厚さ15mmのアルミプレート(メインシャーシ)に主要パーツをアンダースラング(吊り下げ)させ、剛性と制振性を高めるというもの。
アンプ類で培った部材の使い方や良点、弱点を熟知しているLUXMANならではの考え方だと思います。

他には?

実は…ほかにこれは!と思えるところは…
では、なぜ、私がお進めしたいのか…。

■安定性・信頼性■
「難しい事をしない」というのは決して「手を抜く」という事ではありません。
ご承知の通り、LUXMANは90年を超える歴史をもつハイエンドメーカーです。
その90年という歴史の中で培われた知識や技術は並大抵のものではありません。
一つ一つの部材に対するこだわりと精度は、世界トップクラス。
いかに、安定して、正確に、そして永続的に使って頂けるか…その結果が基本に忠実である事だったのだと思います。
事実、私はこのPD-171Aを数販売しておりますが、修理や不具合が全くありません。
もちろん、これが数年、数十年と使用されたら…となるとわかりませんが、LUXMANはその時でも修理可能です。

■多種アーム対応■
PD-171Aは別モデルとしてPD-171AL(アームレス)を販売しています。
現在、世にあるおおよそのアームを付けることが出来ます。
もともとPD-171AにはLUXMANのオリジナルアームが付いており、とても優秀なアームですが、やはりオルトフォンやSMEと言ったこだわりのアームや憧れのアームを付けたいという方も多いのではないでしょうか。

他にも、回転数の調整が出来たり、ライトが付いていたり、アームはセパレートであったりとハイエンドユーザーにとって欲しい機能はしっかり押さえています。


レコードプレーヤーに求められる絶対条件を満たした超スタンダードプレーヤー…
これがLUXMAN PD-171Aです。

Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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2016年10月29日 (土)

★天ノ視点★-マラソン試聴会NS5000-

皆様こんにちは。
ダイナミックオーディオの天野です。
先日、弊社の秋の祭典「第40回マラソン試聴会-The RIVAL-」を行いました。
今年は「The RIVAL」(ザ・ライバル)をサブテーマに掲げ、各セクションで比較試聴を行いました。
天野的に注目は何と言っても、一日目の昼に行われました「スピーカー10選」
ダイナの担当が選んだスピーカー10選はこちら↓↓↓

「スピーカー10選」

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どうです?なかなか壮観な品列だと思いませんが、私もダイナミックオーディオで日々営業を行っておりますが、これだけのスピーカーが並ぶことはなかなかないので、面白く眺めていました。
一枚目の写真は前日に行われたリハ―サルの様子ですが、最後の晩餐を眺めている川又店長のようで、なかなか個人的に好きな一枚です。

この中で私がご説明を担当させて頂いたのはYAMAHA NS-5000とB&W 802D3でした。
YAMAHA NS-5000は発売からここH.A.L.3で展示を行っていて(現在は別フロアにて)、試聴会等も行いました。
そして、B&W 802D3は言わずもがな、H.A.L3のリファレンススピーカーの一つで、連日、最高の音楽を奏でてくれています。

さて、このブログでは、天野が肝煎りでご紹介をしましたNS-5000について振り返ってみたいと思います。

YAMAHA NS-5000
課題曲:ブライアン・ブロンバーグ/WOOD トラック1「ザ・サーガ・オブ・ハリソン・クラブフェザーズ」
このセクションで比較を行ったのは、「日米モニタースピーカー対決」という事で、JBL4367WXとの比較を行いました。
両スピーカーとも、大口径のユニットを搭載していて、低域の量感やキャラクターを比較を行って頂きました。
NS-5000では、30cmのウーハーを採用していて、大きい口径ならではの量感はもちろん、素材のキャラクターなのか、もたつくことなく反応の早い低域を聴かせてくれます。
JBL4367WXの全身で浴びるような低域もとても気持ち良いですが、現代大口径ユニットの一つの形がNS-5000なのかもしれません。

自由曲:TVアニメ『響け!ユーフォニアム』オリジナルサウンドトラック「おもいでミュージック」/DISC2トラック16「三日月の舞(麗奈トランペットソロVer.)
NS-5000の音質的な特徴の一つである「ブラスのきらめき」をなにで表現しようかと思い、この曲にしました。
オーディオ界隈では、ブラスバンドってあまり試聴に使われませんが、楽器数が多く、ブラスの良さが十分にわかるのは何だろう…と行きついた先がごれでした。
さらに、トランペットのソロ演奏があるのですが、フルバンドからソロへ移行するときの静寂感やソロトランペットの抜けるような音の飛びを体感して頂けたのではないでしょうか。

さて、まず、前提としてNS-5000はYAMAHAはこの秋に発表した新しいリファレンススピーカーです。「21世紀のNS-1000Mを作る」という言葉がコンセプトにありましたが、それはいかなるものなのか…。

NS-5000の大きな特徴の一つは何と言ってもエンクロージャーです。
YAMAHAはご存知の通り、楽器やオーディオ、そして音楽室やスタジオと「音」に関わる総合メーカーです。さらに、オーディオの中ではハードメーカーでありながら、調音パネル等も作り、「音を操る」ことに関して世界一級の技術を持っています。
立方体の筐体は、「現代のNS-1000M」を彷彿とさせますが、実はYAMAHAはもともと立方体のものを作成する予定ではなく、色々な形状を検討した結果、YAMAHAとして最も技術を発揮できる筐体を目指した末に四角い立方体に行きついたとの事でした。
おそらく多くの方が、あの形状を見ると、NS-1000Mを目的に作ったと思われがちですが、そういった目的ではないというのが、このスピーカーの面白い所です。
この四角い筐体の中には、吸音材のような素材はほとんど使われておらず、定在波や反射拡散を上手くコントロールすることによって、自然で人間の耳に入りやすい音色に仕上がっています。さらにその中で大きな役割を果たしているのが、「アコースティックアブソーバー」と言われるJ字のもの。これが、両端に長さの異なるものが設置されていて、音の調整を行っています。このあたりはYAMAHAならではの技術ではないでしょうか。

もう一つの大きな特徴としては、ユニット郡です。
使われている素材はザイロンという日本発祥の混合素材です。
この素材を使ったことによる恩恵がいくつかあります。
恩恵その①「同素材によるユニット編成」
YAMAHAはNS-50000を作る際にフルレンジシングルユニットを目標としました。その理由は、ピアノを弾いた時に左手の小指から右手の小指にかけて、同じ音色で楽しむことが出来ること。同素材を使うことによって、各ユニットが担当する帯域毎の繋がり、クロスオーバーの違和感を極力なくすことが出来ます。さらに、ネットワークから各ユニットに送る信号線を同素材、同じ長さを採用する等のこだわりもあります。
恩恵その②「30cm大口径ユニット」
現代スピーカーの傾向として、ユニットは小さくなってきています。私天野の勝手な解釈ですが、ユニットを小さくしても音がやせることなく出力できているようになったこと、より正確な動作を行えるようになったことがユニット縮小の要因ではないでしょうか。全体的にみれば、この傾向は悪い事ではなく、より良い再生を行う技術の進歩ですが、大口径で鳴らす時の迫力や空気の揺れを肌で感じることが出来る魅力は、大口径ならではのものです。これを可能にしたのがザイロン素材ではないでしょうか。大口径にしても、レスポンスの早い動作が可能になり、大口径の弱点をカバーすることが出来た。。。常にカットアンドトライを繰り返して理想的な素材、口径を探し出したYAMAHAの執念を感じます。

エンクロージャー、ユニット、スピ―カーを構築する二つの大きな要素が、そのままNS-5000の特徴になっています。
他にも、YAMAHAならではのピアノブラックへのこだわりであったり、なぜシングル端子なのか、RSチャンバーとは…等、ご説明したいことはありますが、大きくこのNS-5000の魅力に関わっている二つをご紹介させて頂きました。


このスピーカー10選では、他のスピーカー達はそれを得意とする担当者がご説明をさせて頂きましたが、普段、私達も直接感じることが出来ない、魅力を堪能することができました。
定期的にこういったイベント、行っても良いやもしれませんね!

Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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2016年10月25日 (火)

☆天ノ視点☆ーネスカフェ×ダイナミックオーディオー

皆様、こんにちは。
天野です。
本日私は秋葉原から離れ、原宿にあるネスカフェに来ています!
本日から11月4日までここネスカフェ原宿にてダイナミックオーディオとのコラボ企画がスタートしています。
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■DayTime■「ハイレゾカフェ」
14機種9種類のヘッドフォンをご用意して、皆様に音楽を楽しんで頂きたいと思います。皆様が普段楽しんでいる音楽を美味しいコーヒーと共にお楽しみ下さい。
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☆Pickup☆
サウンドデザイン、モデルデザインをイタリアのSonusfaberが担当し、ヘッドバンドには同じくイタリアの高級レザーブランドが担当しています。現在は有線での使用のみですが、今後、Bluetoothにも対応した形になるそうです。
特徴は何と言っても、オシャレなデザイン!音楽を楽しむのはもちろん、首にかけて街を歩くだけでも絵になるヘッドフォンです。
建築・インテリア・食器・出版物など幅広く活躍をしているデザイナー「フィリップ・スタルク」がデザインを担当したファッショナブルなヘッドフォンです。有線・Bluetooth対応はもちろん、ホッドフォンの側面で音量調整、曲送り、再生停止の操作が行えるなど、機能面でも革新的なヘッドフォンです。
皆大好きウルトラゾーンからはEditionシリーズ「8Julia」と「M」をご用意、Performanceシリーズからは840をご用意しました。超ハイグレード機からエントリークラスまで幅広くお選び頂けるウルトラゾーンは各価格帯の中で妥協のない最高のパフォーマンスを追求しています。特に今回ご用意した製品の中でも、8Juliaはフクシアという赤紫の花のカラーに染め上げ、イヤパッドとヘッドバンドに採用しています。音質に特化いているように思われがちなウルトラゾーンですが、こうした外観へのこだわりも一級品です。
ハイグレードのヘッドフォンとして持ち込ませて頂いたのはCrossZone CZ-1です。
スピーカーで再生をしたときのような自然な響きを目指した、国産ヘッドフォンです。
ヘッドフォンは頭内定位が当然だと思われている中、頭外定位、頭前定位を可能にしました。
それだけではなく、一つ一つの音の粒立ちや質の高さもハイエンドヘッドフォンとして素晴らしいポテンシャルを持っています。
CZ-1はGRADO GS1000eと共にLUXMANのP-700uヘッドフォンアンプをご用意してハイグレードシステムでお楽しみ頂けます。
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以上のご紹介ヘッドフォンの他にTechnics、harman/kardonなどをご用意させて頂きました。
あまり多くの数はご用意出来ませんでしたが、皆様に少しでも音遊びを楽しんで頂ければと思います。
■Night Time■「ハイレゾバー」
夜は、JBL4367WXとMcIntoshのセパレートアンプ、LINN AkurateDS/LP12を使って音楽を鳴らします。
ハイレゾとレコードの音色を楽しみながら、オリジナルカクテルに酔いしれてはかがでしょう?
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なかなか面白い組み合わせのコラボレーションです。
是非、ご来店下さい。
ダイナミックオーディオ5555 4F 天野
amano@dynamicaudio.co.jp

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