2017年7月24日 (月)

天ノ視点-NPT Vol.11レポート-

天ノ視点-NPT Vol.11レポート-

皆様こんにちは。
今日の秋葉原は曇りでいつもより涼しく感じますが、それでもじとっと汗が出てきますね。
さて、昨日は、4Fの定番試聴会Network Audio PC Audio Time Vol.11を開催致しました。
今回は10名ほどのご来場という事で、これまでのようにフロントの大きなスペースでは無く、試聴室内にて、色々な音を楽しんで頂いたり、各種の説明を行って頂きました。

それでは、少しだけ、天野なりに昨日のNPTを振り返ってみたいと思います。

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Section1「PCだからできる事」
Photo_2
セクション1では、4Fデータ再生・ファイル再生のご意見番、オリオスペック酒井氏にPCに関して、ご説明を頂きました。
今、データ再生・ファイル再生はどんどんPCを使わないで楽しめるようになってきましたが、それでもPCは使えたほうがいい場合や、PCならではのデータ再生・ファイル再生の面白さがあります。
まず、酒井氏がお話ししたのは、CDリッピン時のタグ付けの大切さです。CDリッピングは、今ではNAS(Music Server)に直接光学ドライブを付けて手軽に行うことが出来ますが、その場合の弱点として、ジャンルや、アーティスト名等の各タグの編集が出来ない点があります。SonyやTechnics等は自社のアプリケーションでタブレット上で編集することが出来ますが、それ以外の場合は、やはりPCを使ってタグ編集を行うことになります。これが、なかなか面倒で、間違いや変更を行いたいと思っていても、そのままにしている方も多いのではないでしょうか。PCを使ってリッピングを行う場合は、その時にタグを編集することが出来ます。特にジャンル分けは、検索をする時に大いに役に立ちます。例えば、同じ「ジャズ」のジャンルでも、インターネット上の情報では「ジャズ」「Jazz」「JAZZ」等分かれることがあり、それがそのままタグ情報として付けられてしまいます。これをしっかり、管理して「Jazz」にまとめて上げることによってジャンルで検索する際に、一つのフォルダから探すことが出来るようになります。これは、アーティスト情報やアルバム情報も同じで、ユーザーの方が最も探しやすいように、することで、よりスムーズな音楽鑑賞を行えるようになります。

次に再生ソフトのご紹介です。PC再生と言えば、この再生ソフトで音が変わり、ユーザーのこだわりの一つではないでしょうか。PCでの再生はこだわり派の真髄です。過去に多くの再生ソフトが登場しては、無くなっていきました。今回、酒井氏がご紹介したのは、「JRiver」や「HQPlayer」等の有料ですが、高品位高品質な再生ソフトです。再生ソフトは、数年前まで無償のfoober2000が雑誌媒体等で取り上げられ、人気を高めました。しかし、あまりに難しい操作が必要になり、断念した方も少なくないのではないでしょうか。(実は私天野も…)そんな中、手軽に高品質に行いたいという方は、こういったソフトを使い楽しまれています。あえてPCでの再生を行いたいという方にとっては、とても重要な事で、この分野は今後に、進化していくでしょう。
続いて、CDのリッピングで光学ドライブによる音の違いを聴いてみました。
今回、使用したのはI/Oデータ機器が出している数千円のもの、Pionner/BDR-S11J-X+RATOC/RP-EC5-U3AIお値段55000円、FORS/QDD-1000Seriesお値段予価(80万円)と三機種でそれぞれリッピングを行った同じ音楽を試聴して頂きました。お値段なり…かどうかは別にしてやはり、違いは明確に出て、リッピングに使用する光学ドライブの重要性を感じることができました。
ちなみに、今回使用したFORS/QDD-1000Seriesはまだ製品化されているものではなく、今回のNPTにて特別にお借りしたものになります。Pioneerの業務用光学ドライブをベースに強力な電源ユニットを搭載し、10mm厚オールアルミ高剛性モノコックボディとまるでオーディオ製品のような仕様です。今後、製品化されるかも未定ですが、もしかすると完全受注生産のような形で始まるやも知れません。

そして、Section1の目玉として、アナログレコードのリッピングを行いました。
事前の告知では、M2TECH製ジョップリンを使用するとお伝えしていましたが、機材の不調により、KORG/DS-DAC-10Rを使用して行いました。
レコードのリッピングはまさに趣味性の高いものですが、実際にレコードをリッピングして楽しんでいる方も私達のお客様にはいらっしゃいます。
有限であるレコードの情報をデータ化して、いつまでも保存する事が出来、ポータブルプレーヤーにいれ持ち込んでいる方もいらっしゃいます。
自分で取り込んで編集を行って、タグ編集を行って…。とても手間のかかる事ですが、一つの音楽を愛でながらこうした作業を行うという事に、新しいオーディオの形を見た気がしました。

最後にroon(ルーン)に関しても少し触れました。roonは注目の再生ソフトですが、既に楽しまれている方も多いのはないでしょうか。
ただ、音楽を再生するだけではなく、自身の音楽ライブラリとストリーミングサービスのTIDALを連動させることによって、音楽の幅が圧倒的に広がります。それだけではなく、各アーチストの情報や関連のある音楽を見る事・聴くことが出来るのは、roonならではの面白さです。しかしながら、残念なことに現在日本ではTIDALの正式なサービスが始まっていませんので、ご紹介にはもう少し、お時間がかかるやもしれません。
Canarino_fils
使用PC:オリオスペック Canarino fils



Section2「各社新製品のご紹介」
Photo_3 Daveblu2
セクション2は4Fと馴染みの深い三社に新製品、新サービスのご紹介をして頂きました。
まず、最初に登場したのは、4Fにて常設展示している人気DAC、CHORDのDAVEと新製品BluMK2です。前回のNPTの時には製品が安定しておらず、完全なご紹介が出来なかったBluMK2ですが、しっかりもデモを行い、その性能の高さをご紹介することが出来ました。初代フラッグシップDACのDAC64の時代は1000タップという処理数しか行えなかったのに対し、BluMK2では100万タップという驚異的な処理が行えるようになり、その数値はそのまま音色のリアリティとして表現されます。DAVEのCDトランスポートという位置づけですが、私天野としてはトランスポートというよりも、アップサンプラーとしての使用の方が重要だと思っています(もちろんCDも良いです)CHORDが採用しているFPGAはいくつかのセクションに分かれます。そのうち、DAVE・BluMK2を使用することによって、それぞれの分業が分かれ、より高品位な処理が可能になります。つまり、それぞれの製品としても素晴らしいポテンシャルを持っている製品ですが、組み合わせることによって、その実力の最大限を表現することが出来る、組み合わせになります。この二機種は4Fの試聴室内で、常設展示として行っていますので、ご興味おありの方は、是非一度ご試聴なさっては如何でしょうか。

Photo_4 Dorado Vera

次に登場したのは日本のネットワークプレーヤーメーカーと言えば、このメーカー、SFORZATO(スフォルツァート)です。
筐体や電源といったオーディオライクな部分から音質の強化を図っているネットワークプレーヤーとしては珍しいメーカーです。
今回ご紹介頂いたのは、新製品としていよいよ登場したDSP-VeraとDSP-Doradoです。これまで、スフォルツァートのネットワークプレーヤーは「01」や「03」といった数字がモデル名になることが多かったわけですが、今回は趣向を変えて星の名前からとったとの事です。ロマンを感じます。。。。さて、今回の新製品VeraとDoradoは先に販売が完了となったDSP-03の後継機にDoradoを。そして、最上位機DSP-01の間の価格帯という事でVeraが登場しました。スフォルツァートが、これまでのモデルでも活用している電源の別筐体や剛性の高いエンクロージャー作りに加え、クロックの非搭載等が主だった特徴です。完全にハイエンドオーディオとしての志向が凝らされていて、ジッターノイズ、振動ノイズを徹底的に排除した仕様の製品づくりです。電源の別筐体化は他のメーカーでも見られることですが、クロック自体を全く積んでいないプレーヤーというのは、かなり珍しいです。その為、外部クロックが必ず必要になり、今回は同社製品の「PMC-Circinus」を持ち込んでデモを行って頂きました。静寂感の中にある、芯のある音色は、スフォルツァートならではの魅力です。
また、roon対応のメーカーとしても今後期待が高まり、製作者サイドとしてのお話しが聞けて、とても有意義な時間でした。

Photo_5 Fidataapri
このセクション最後の登場は、オーディオメーカーではなく、NAS(Music Server)を作っているfidataの担当者開口氏に、現在開発中の国産初となるオープンホーム再生ソフトウェアのご紹介をして頂きました。ネットワーク関連の再生ソフトとしては、多くの方がLINNのKinskyを使用していると思います。特にMusic Server+DACのシステムの方に関しては。つい最近、LINNのKAZOOが対応できるようになりましたので、これを使っている方もいるやも知れませんが、やはり日本のメーカーではないため、日本の音楽等を管理するには少し癖があったりします。さらに、Kinskyが今後、アップデートを行わないという事になっていますので、新しい再生ソフトが絶対的に必要になってきます。まさに、これの救世主となるソフトが現在着々と完成に向かっています。昨日のデモでは、完成度約30%という事でしたが、それでも、かなり好印象で、今後サービス環境等を整えて配信が始まります。おそらく年末頃になる見込みとの事でしたが、今から待ち遠しくて仕方ありません。これが発表されると、おそらく、皆これを使うようになるのではないかと…いうほどの完成度です


Section3「魅惑のアクセサリー」
データ再生・ファイル再生を行うにあたって、通常のオーディオ製品と同じように、アクセサリー類の重要性も軽視することが出来ません。
特に今回はLANケーブル・USBケーブルに注目して比較試聴等を行ってみました。ネットワークプレーヤーにとってLANケーブルは絶対に必要になるものですが、何が良いの?というご質問を受けることが多々あり、私達のその都度価格に合わせてご紹介を致しますが、なかなか、今回のように比較試聴を行うことが難しく、私達にとっても皆様にご紹介する上で、貴重な体験となりました。昨日は計4本のケーブルを試聴致しましたが、私天野が特に注目したい製品を二本ご紹介したいと思います。

Cardas ClearNetwork 1.0m  \51,100(別)
Caldas
4Fの定番ケーブルと言えば、ラインケーブル・スピーカーケーブル共に、カルダスのケーブルをご紹介することが多々あります。低価格帯から高価格帯まで幅広く展開していて、システムにあったご紹介が出来ると共に、ケーブル自体に強い色付けが無く、どんな音楽でも偏ることなく、高品位に聴かせてくれます。その中で新製品として、登場してきたLANケーブルがClearNetworkです。カルダスの上位クラスのClearの名前がついたLANケーブルになり、見た目は少々太いです。しかし、それほど硬くはありませんので、取り回しは悪くありません。音色は少し厚みがありますが、全体的な質が良くなるだけで、何処かの帯域が厚くなるや、硬い・柔らかいという印象がありません。これはまさにカルダスの特徴で、少々値は張りますが、高品位なLANケーブルを探しているという事でしたら、使用する製品にもよりますが、ハイクラスなネットワークプレーヤーをお使いであれば、おススメしたい製品です。

CHORD Sarum Super ARAY Streaming  1.0m \360,000(別)
Saram_lan
イギリスのCHORD(コード・カンパニー)のLANケーブルです。「えっ!!LANケーブルで36万円!?」と私も思わず驚いてしまった超級ハイクラスLANケーブルです。ラインケーブルやスピーカーケーブルでは、この価格帯のケーブルは今ではそれほど珍しいものではなく(もちろん高いと思いますが…)4Fでも使用しているものもありますが、さすがにLANケーブルで36万円というのは…、しかし、やはり、それだけの音は持っています。CHORDらしい上品な広がりと程度な密度感があり、音楽の抑揚が良く感じられます。特にMusic Server→ネットワークプレーヤーを直接接続して楽しまれている方にはおススメで、言わば、デジタルケーブルを高品位なものに変えたと思って下さい。

次にUSBケーブルでは、予定していたCHORDのケーブルが間に合わず、急遽、本邦初公開となるケーブルをご用意しましたので、そのご紹介をしましょう。

Ansuz
Xシリーズ    USBケーブル 2.0m \115,000(別)
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Dシリーズ   USBケーブル 2.0m \280,000(別)
Ansuzd
D-TCシリーズ USBケーブル 2.0m \400,000(別)
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Ansuzはデンマークのアクセサリー専門メーカーで、高品位なインシュレーター等を手掛けています。USBケーブルに関してはまだ日本では正式な発売が開始されていませんが、輸入元がインシュレーターとUSBケーブルを持ち込み、試聴した所、とても良い印象を受けましたので、今回のご紹介となりました。
上位モデルになるほど、音色がゴージャスのなっていく感じです。最上クラスのD-TCシリーズは色の強くないシステムに使用するとケーブルの音色が勝ってしまうやも知れないと感じてしまうほどのキャラクターです。通常使用する製品としてはXシリーズやDシリーズが良いやも知れません。基本的な音色は、少し華やかな所がありますが、しっかりと情報量があり、余韻や深みが良く出てくれます。

他にもセクション3では、テレガートナー社製の特殊スイッチング・ハブやSOtMのtx-USBultra(USBリジェネレーター)等もご紹介を致しました。
この分野は、これまでのオーディオメーカー以外の参入が多くなってきて、より、業界を賑わせてくれる事でしょう!


-天野の総論として-
今回のNPTはこれからデータ・ファイル再生を行う方に向けた試聴会というよりも、現在行っている方に向けて内容を考えました。
より深くこの分野を楽しんでもらいたいと思い、企画したものになりますが、ご参加頂いた皆様以上に私自身が勉強することが出来て、とても有意義なものでした…。
特に第二部のfidataの国産初となるオープンホーム再生アプリは、おそらく、今後、この分野を楽しむ方にとってはとても重要になるもので、完成が待ち遠しくて仕方ありません。
また、PCに関しては、「なるべくPCを使わずに気軽に」となっていくデータ・ファイル再生の世界においても、趣味製品として今後に需要は続いていくと思われますし、切っても切り離せないものです。こういった機会を今後も行って、皆様にご紹介が出来ればと思っています。
アクセサリに関しては、これからもっとたくさんの製品が出てくると思いますし、私達が想像もできないような製品が出てくるやも知れません。
その時はまた、こういった機会にご紹介をしていきたいと思います。

既にVol.12の構想が…。

次回をお楽しみに!


Dynamicaudio 5555 天野

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2017年7月21日 (金)

★天ノ視点★-NPT Vol.11-2

★天ノ視点★-NPT Vol.11-2

皆様こんにちは。
いよいよ、明日は、第11回目のNetwork Audio PC Audio Timeです。

現在、明日に向けて、試聴室内の準備を進めています。

まだまだお席がございます。
お時間のございます方はこちらまで↓↓↓

Network Audio PC Audio Time Vol.11
※参加予定のセクションを選び、メールにコピーしてお送り下さい。
・NetworkAudio/PCAudio Time Vol,11 全て参加
・第1部 Section1 「PCだからこそできること(仮)」
・第2部 Section2 「Roon・及び新製品の紹介」
・第3部 Section3 「魅惑のアクセサリー」

島  shima@dynamicaudio.co.jp
天野  amano@dynamicaudio.co.jp

お電話でのお申込み
03-3253-5555 4F 島、天野まで

今回のNPTはこれまでの広いフロントスペースではなく、試聴室内にて本格的に音を聴いて頂こうと思います。


さて、今回の試聴会では、注目して頂きたいところが多々ありますが、やはりハード機器に関しても少しご紹介をしたいと思います。

特にこちら↓↓↓
Dspvela

SFORZATO       DSP-Dorado    \800,000
Dspdorado Dspdorado2

SFORZATO

国産のネットワークプレーヤーメーカーとして、今や、周知の存在となったスフォルツァート。
ネットワークプレ―ヤ―の先駆者となるべく、立ち上がった会社で、少しづつその認知度を高め、今では確固たる存在となった稀有な存在です。
あのLINNがDSを発表してから、ネットワークオーディオがLINN一強となる中、なんの後ろ盾もなく、国産ネットワークプレーヤーを作り続け、今回、一つの完成形として発表したのが、DSP-Velaです。価格帯としてはスフォルツァートの中では中堅機にあたる製品ですが、「究極のネットワークプレーヤー」として堂々と表現し、その内容について紹介がされています。その中から私天野が特筆すべき点をいくつかご紹介致します。

≪別筐体大容量電源≫
スフォルツァートが最初に発表したモデル「DST-01(ネットワークトランスポート)」から採用されていますが、電源を別筐体にすることによる音質への影響はこのDSP-Velaでも採用されています。オーディオ製品にとって、電源というのは、いわずもがな必ず必要になるものですが、電源が与えるノイズは無視することができません。このジレンマを克服するべく、各社試行錯誤していますが、最も単純な方法として、別筐体によるアイソレートがあります。もちろん、別筐体にすることで、手間もコストもかかりますし、それによって得られる対比効果が適切なものかという判断もあります。しかし、スフォルツァートは一切の妥協をせず、高音質を求める姿勢を取り、さも当然のように別筐体を採用しました。このコンセプトこそが、スフォルツァートの姿で、この人気の所以ではないでしょうか。

≪外部クロック前提≫
内部にクロックを持っていません。これはクロックによる内部干渉を排除し、ジッターの影響を受けない事を目的としています。その為、マスタークロックを別途用意して頂く必要があります。オーディオメーカーによってマスタークロックに関する考え方は異なります。例えば、同じ日本のTADはプレーヤーに外部クロック入力を行うことは出来ません。これは、クロックは機器に対しなるべく近くにあるほうが精度を高められるという考えを持っていると聞きました。しかし、かつて、マスタークロックによる音質の変化は色々なメーカーで実証されてきました。スフォルツァートも外部クロックの優位性や音質の向上を重要にとらえ、さらに内部に使用しない事によるジッターの排除を優先しました。


他にも、アルミの削り出しで作り上げた強固な筐体や、内部線材にアコースティック・リバイブ社製のPC-tripleCを使用しているなど、各所にこだわりが見られます。
ネットワークプレーヤーは、その性質上、こういった音質へのオーディオライクなこだわりよりも、いかにコンパクトに軽量に製品としての機能や、プログラムによる音質の向上を目指すかにこだわるところが多い為、スフォルツァートのように、実直に音質を追及するメーカーは希少だと私は思います。

Dynamicaudio 5555 天野

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2017年7月20日 (木)

★天ノ視点★-NPT Vol.11-

★天ノ視点★-NPT Vol.11-

皆様こんにちは。
暑い日が続きますね。と思えば都内で雹が降る等、ちょっとおかしい天気ですね。

さて、今週末は好評イベントNetwork Audio PC Audio Time Vol,11が開催されます。
まだまだお席のご予約をお受付しております。
今回も、最新のデータ再生・ファイル再生を皆様にご紹介していきたいと思いますので、是非ご参加下さい。

Event20170702a

ご参加、ご予約の方は下記までご連絡下さい↓↓↓
Network Audio PC Audio Time Vol,11

■お申込み方法:電話・メールにて島、天野までご連絡ください

※参加予定のセクションを選び、メールにコピーしてお送り下さい。
・NetworkAudio/PCAudio Time Vol,11 全て参加
・第1部 Section1 「PCだからこそできること(仮)」
・第2部 Section2 「Roon・及び新製品の紹介」
・第3部 Section3 「魅惑のアクセサリー」

島  shima@dynamicaudio.co.jp
天野  amano@dynamicaudio.co.jp

お電話でのお申込み
03-3253-5555 4F 島、天野まで

さて、今回のNPTですが、DACやネットワークプレーヤーの他にも、面白い製品をご用意してみました。

まずはこちら↓↓

Mainamp : Bricasti Design M28 Special Edition
Preamp  : Bricasti Design M12

今回、アンプはこのメーカーを採用致しました。

≪Bricasti Design≫
Bricasti Design(ブリキャスティ・デザイン)はアメリカのマサチューセッツに拠点を置く、オーディオメーカーです。
オーディオ好きの皆様でしたら、このデザインを見てピンとくる方もいるかとおもいますが、このメーカーは、かつてMark Levinsonブランドを擁していたMadrigal Labsと所縁の深かった方が立ち上げたブランドという事です。その為、モデルデザイン・サウンドデザイン共に「なるほど」と思わせる部分があって、なかなか面白い製品を輩出しているメーカーです。
設立は2004年と新しいメーカーですが、上記のように、元々有名メーカーで製品作りに携わっていた方々ということもあり、クオリティの高い製品だと感じました。

今回の試聴会では、このBricasti Designをメインのアンプとして使用して、皆様にデータ・ファイルさ再生を楽しんで頂きたいと思います。

ちょこっとだけ製品のご紹介をしましょう。

≪M28 Special Edition≫
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輸入元 株式会社エミライ webサイトより抜粋↓↓
・高リニアリティと大出力(8Ω時200W、4Ω時400W、2Ω時800W)を実現
・MHz帯まで増幅可能な超広帯域設計
・全段完全バランス設計によるトランスペアレントな信号伝送
・2Ω以下の低インピーダンス出力時の音質向上および安定動作を可能にする大容量電源トランス
・各差動増幅回路用にセパレートされ240,000uFの低ESRコンデンサー・バンクを採用する超強力な電源部
・24個のバイポーラ・トランジスターにより構成される電流増幅段には、振動コントロールの最適化と冷却性能の高効率化を実現するパワー・トランジスター・スタビライザーを搭載
・低インピーダンスと高ダンピングファクターを達成するため自社製スピーカー・ターミナルを採用し、出力部にははんだ不使用の強固な圧着ワイヤリング方式を採用するほか、配線材には高純度銅導体を使用
・CNCマシンによるアルミニウム合金切削パーツをふんだんに使用してノイズと振動に配慮した高剛性シャーシ
・Stillpoints社製振動アイソレーション・ポストを搭載したインシュレーターにより筐体の振動を厳密にコントロール
・入力ゲイン切替機能により、他社製品を含む様々な製品との組み合わせが可能

何といってもM28の魅力はこの出力ではないでしょうか。4Ω負荷時で400Wのハイパワー。そして、かつてのMarkLevinson等を彷彿とさせる、前に押し出てくるキャラクターは今ではなかなか表現する事の出来ない面白さを持っています。

≪M12≫
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輸入元 株式会社エミライ webサイトより抜粋↓↓
・PCM/DSD用DAC チップにアナログ・デバイセス社製「AD1955」を搭載するほか、DSD専用に自社開発のフリップ・フロップ式アナログDSDコンバーターを採用
・LAN端子を搭載しネットワークオーディオプレーヤーとして利用可能(~24bit/192kHz、~DSD64)
・USB入力端子を搭載し、USB DACとして利用可能(~384kHz / 24bit PCM、~DSD128)
・電源部含め左右独立した徹底的なデュアル・モノラル 設計
・DAC回路基板/アナログ回路基板には高周波用低損失素材として定評のある ARLON 社製のガラス/セラミック含有熱硬化性樹脂「Arlon25N」を採用
・プロ機開発で培ったノウハウを投入し高い評価を獲得している自社開発のデジタルフィルター(ポストフィルター)処理による、ミニマムフェーズ・フィルターおよびリニアフェーズ・フィルターを搭載
・PCM DAC部には、各チャンネルで独立した Femto Clockを配置し、DDS(ダイレクト・デジタル・シンセシス/デジタル直接合成発振器)を採用することでジッター値6ピコ秒を達成
米Stillpoints社との共同開発によるフット部

プリアンプとしてのパフォーマンスはもちろん、LAN/USBによるデジタル入力に対応しており、PC、MusicServerを直接接続して音楽を楽しむことが出来ます。このあたりは、かつてLexiconでDSPソフトウェアエンジニアとして活躍していた方が、加わっているとの事ですので、その恩恵があるのやも知れません。USBではDoPにて5.6MHzまで対応しています。


アナログ面とデジタル面の両方のプロフェッショナルが集まることによって、これまであったアンプから一段階上の製品にまで完成度が高められています。
あまり、デモンストレーションを行うことが少ないメーカーなだけに、今回の試聴会で使用できるのは私達としても、とても楽しみです。

皆様のご参加をお待ちしております。

■お申込み方法:電話・メールにて島、天野までご連絡ください

※参加予定のセクションを選び、メールにコピーしてお送り下さい。
・NetworkAudio/PCAudio Time Vol,11 全て参加
・第1部 Section1 「PCだからこそできること(仮)」
・第2部 Section2 「Roon・及び新製品の紹介」
・第3部 Section3 「魅惑のアクセサリー」

島  shima@dynamicaudio.co.jp
天野  amano@dynamicaudio.co.jp

お電話でのお申込み
03-3253-5555 4F 島、天野まで

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2017年6月30日 (金)

★天ノ視点★-ANALOG FESTIVAL-

★天ノ視点★-ANALOG FESTIVAL-

皆様こんにちは。
明日はいよいよ第二回目となるANALOG FESTIVAL in H.A.L.3が行われます。
今回はプレーヤーにスポットをあてて、計4社のプレーヤーをご紹介致します。
ご興味・お時間のございます方は是非ご参加下さい。

ご参加希望の方はこちら↓↓↓
担当島:shima@dynamicaudio.co.jp
担当天野:amano@dynamicaudio.co.jp
TEL:03-3253-5555

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先にも書きました通り、今回のANALOG FESTIVALでは、4社のメーカーのレコードプレーヤーをご紹介致します。
各担当の方にご参加頂き、各社の特徴等を詳しくお話し頂きます。

という事で、


先んじて、私天野が注目メーカーをご紹介致します。

Clearaudio Performance DC with TT5 and MC Essence

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クリア・オーディオはドイツの大手レコードプレーヤーメーカーです。
日本では、それほど目立ったメーカーではありませんが、世界有数の専門メーカーで、プレーヤー、アーム、カートリッジ、フォノイコライザー、カートリッジ、レコードクリーナーに至るまで、幅広く扱っているレコード総合メーカーです。

クリア・オーディオの人気機種と言えば、エントリーモデルのConceptではないでしょうか。シンプルかつモダンなデザインで、コストパフォーマンスが高く、多くの方は愛用されています。そのConceptの兄貴分にあたるのが、Performanceです。

-輸入元webサイトより-
HDF素材をアルミで挟みこみ、不要な振動伝達を抑えたプリンス(メインシャシ)に、外周部分にマスを集めてフライホイール効果を持たせた厚さ40mmのPOM製メインプラッターが装着されます。
プラッターはマグネットの反力を使って倒立タイプのフローティング軸受デザインとしたクリアオーディオ特許の「セラミック・マグネット・ベアリング(CMB)」を採用。
ウルトラスムーズな安定回転とプラッターへの振動を伝えないメカニズムを完成させ、グルーブに刻まれた音楽信号のみをピックアップします。
ハイトルクモーターは、シャシに振動を伝えないように細心の注意が払われた半独立タイプがマウントされ、機械ノイズや振動を排除します。

プラッター・筐体が強化され、Conceptより高音質を狙っているプレーヤーです。

さて、さらに、今回は参加メーカー唯一のリニア・トラッキングアームを搭載しています。
クリア・オーディオは積極的にリニア・トラッキングアームを作っていて、今回ご紹介をしますTT5の他に、TT3・TT2という上位モデルを発表しています。
通常のアームでは、どうしても発生してしまうトラッキングエラーを極限に無くすことが出来るリニア・トラッキングはその特性から、他のメーカーではなかなか難しいという事で、あまり開発されませんが、総合メーカーであるクリア・オーディオはその経験値を元に理想的なリニア・トラッキングアームを作り出すことが出来ました。

リニア・トラッキングならではの特徴、または難しい点等を当日は、輸入元ヨシノ・トレーディングより担当の方に来て頂いて、詳しくお話し頂きます。

Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicauido.co.jp
03-3253-5555

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2017年6月20日 (火)

★天ノ視点★-Guarneri Tradition-

★天ノ視点★-Guarneri Tradution-

皆様こんにちは。

ダイナミックオーディオと御茶ノ水の間にあるバーが新店をオープンさせたという事で、先日、お邪魔してきました。その時に頂いたお酒が、青森の弘前工場のみ販売をしているアップルブランデー「HIROSAKI」です。
Fullsizerender
アップルブランデーは、フランスのノルマンディ地方で作られるカルヴァドスが有名ですが、日本のメーカーでも作られており、カルヴァドスに比べるととても丁寧に作られている印象です。華やかさや香りの広がりは控えめですが、スーと喉を通っていく飲みやすさは格別でした。


さて、数日前から待望の新製品Sonus faber Guarneri Traditionが入荷し、連日鳴らし込みを進めています。
展示開始から数日しか経っておりませんが、その実力は想像以上です。

ダイナミックオーディオでは、新生HOMAGEシリーズを全機種展示して皆様にご紹介をしていこうと思っておりますが、先だって4FではGuarneri Traditionの展示が始まったこともあり、合わせるシステムをご紹介していきたいと思います。

「Homage Tradition series System Coodinate」

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Guarneri Tradition + LUMAN C-900U & M-900U

Speaker:Sonus faber Guarneri Tradition
PowerAmp:LUXMAN M-900U
PreAmp:LUXMAN C-900U
SACDPlayer:LUXMAN D-08U

Sonus faberのスピーカーと相性の良い国産メーカーと言えばLUXMANです。
充分な情報量・出力容量を持ちつつ、受け継がれてきたラックストーンは少し角がとれた聴きやすい音色で、Sonus faberの流れるような独特の音色を助長してくれます。

さて、今回の新製品Guarneri Traditionの特長はどのようなものでしょうか。
初代Guarneri Homageが誕生したのが約25年前、その後Guarneri mementoが誕生。現チーフデザイナーのパオロ氏によって「進化」の名が付けられたGuarneri Evolutionが登場します。
Sonus faberを象徴するHomageシリーズはGuarneriから始まりました。
各Guarneriにはそれぞれ特徴がありますが、今回のTraditionはそれら過去のGuarneriに使われてきた技術を踏襲しているように思います。
まず基本概念である、2ウェイ2ユニットの構成は初代Guarneriから変わらず受け継がれ、Guarneri mementoにて採用されたリング・ラジエーターツイーターはアローポイントDAD(Damped Apex Dome)に姿を変え採用。Guarneri Evolutionからは、上下のダンプシェルを備えた「EXOSPUELETON」が採用されています。
そして、Tradition(伝統)の名の通り、Sonus faberが培ってきた木工技術や革の加工技術が惜しみなく投入されたスピーカーです。

■Tradition Sound■
では、肝心の音はどうでしょう。
Guarneri TraditionはHomageシリーズの中で唯一のブックシェルフ型スピーカーです。2ウェイ2ユニットが採用され、まとまりが良く、雑味の無い自然な音色が一聴して分かります。
また、Sonus faber特有の流れるような質感・色気をしっかりと持っており、ソナスファン納得の「ソナスらしさ」があるのではないでしょうか。

■ユニット■
Sonusfaber独自開発のムービング・コイル・ドライバーに、リングラジエーターの特性を融合したアローポイントDADを採用しています。ウーハーユニットも自社開発の150mmコーンユニットを採用しています。注目は何といってもアローポイントDAD(Damped Apex Dome)です。先にも書きましたが、かつてSonus faberのスピーカーに採用されていたリング・ラジエーターツイーターは張り詰めるような独特の音色を持っていて、「ソナスの音」をしっかり作っていました。その技術が応用されることによって、Traditionのニュアンスがこれまでのスピーカーに近いものになったように感じます。

■Color■
Sonus faberと言えば、伝統的に使われてきたバイオリンを思わせるRED仕上げが印象的ですが、今回のTraditionには、新たにWENGE(ウェンジ)仕上げが追加されました。
濃い茶系のカラーで、深みがあり、これまでのHomageシリーズには無かった落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

■Stand■
Guarneriのスタンドと言えば、御影石や代理石を用いた足元からサランネット同様にゴムを張り詰めたネットの裏に強固な柱がありました。これを本体とネジで固定し、ブックシェルフ型にしてトールボーイ型と同じような仕様でした。今回のGuarneri Homageは支柱にカーボンを使用し、軽さと剛性の高さを上げ、足元には石ではなく、Sonus faberの新技術ZERO VIBRATION TRASMISSIONが採用されています。もともと、足元に重量・質量のある石素材を用いることによって、床の素材が畳やフローリング等の異なる素材であっても、変わらないパフォーマンスを発揮する目的がありました。ZERO VIBRATION TRASMISSIONはゴム製のクッション材を使用することによって、床とスタンドの干渉を減らす目的があります。これはHomageシリーズよりも前のスピーカーから採用されていて、高い効果を発揮しています。


≪Sonus+LUX≫
先にも少し書きましたが、Sonu faberのスピーカーと合わせるアンプとして国産LUXMANは多くお方に愛用されている組み合わせです。
プリメインアンプ、セパレートアンプ、多くの製品があり、ご予算によって様々なご紹介が出来ます。
今回は、LUXMANのフラッグシップラインである900UとD-08Uを組み合わせてみました。
2ウェイ2ユニット公称インピーダンス4ΩのGuarneri Traditionに対し、300W+300Wという贅沢なパワーですが、これまでのハイパワーで鳴らすことによって、深み、余裕感が生まれ、トールボーイ型に負けない量感を得ることが出来ます。
そして、音色のキャラクターを作っているコントロールアンプC-900UはLUXMANのフラッグシッププリアンプという事もあり、長く引き継がれているLUXトーンを持ちつつも、情報量、繊細さ、正確さは世界中のアンプの中でも指折りではないでしょうか。
LUXMANの音色は、スピード感やパワーの押し出しではなく、角の取れた聴きやすい音色が特徴的です。その為、クラシックが得意とされているSonusfaberとは昔から相性が良く、トランジスタアンプ、真空管アンプ共におススメできるメーカーです。


≪こんな音楽を聴いてみたい≫
Mutter
ソロ演奏よりも協奏曲が良いように感じます。Guarneri Traditionは2ウェイ2ユニットスピーカーですが、量感もしっかりあり、まとまりが良いので、交響曲や協奏曲を聴いてもとても楽しめます。
5月中旬に配信が始まったダイアナ・クラールの新譜です。美しいだけではなく、良い感じに枯れたハードボイルドが妙な色気を感じさせてくれます。
Guarneri Traditionの15cmユニットの反応の良さをお楽しみ下さい。


Guarneri Traditionは、今後4Fに常設となりますが、しばらくは各フロアにて、色々なシステムで、演奏される予定です。
ご試聴希望の場合は、事前にお問合せ下さい。


Dynamicaudio 5555 天野
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03-3253-5555

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2017年5月 7日 (日)

★天ノ視点★-4F展示国産メーカー-

★天ノ視点★-4F展示国産メーカー-

皆様こんにちは。
G.W.も本日で最終日ですね。
ご旅行に行かれていた方も、もうご自宅でゆっくりされている頃でしょうか。

さて、昨日、ちょっと4Fのレイアウトを変更しました。

試聴室手前のスペースでは、現在、4Fがおススメをしている国産メーカーを展示しています。
この記事では、現在、4Fに展示している国産メーカーを紹介していきたいと思います。

4fkousan

≪LUXMAN≫ 試聴室内
D-08u ¥1,100,000
C-900u ¥1,100,000
M-900u ¥1,100,000 (×2台/BTLモノラル)
DA-06 ¥300,000
ES-1200 ¥580,000
まずはLUXMAN。
4FにはLUXMANのフラッグシップシステムが揃っています。本来、ステレオパワーアンプとして使用するM-900uを贅沢にも2台使い、モノラルパワーアンプとしてデモンストレーションを行っています。クリーン電源の人気機種ES-1200を使い、ほぼ理想的な形で各製品を駆動致します。

≪ESOTERIC≫ 試聴室内
P-02X ¥1,400,000
D-02X ¥1.400.000
C-02X ¥1,400,000
Grandioso S1 ¥2,00,000
N-05 ¥550,000
こちらも4F定番メーカーESOTERIC。
これまで一体型のSACD/CDプレーヤーK-01Xを展示していましたが、データ再生に特化したフロア構成ということで、現在はセパレートシステムのP-02X/D-02Xを採用しています。
ESOTERICのディスク再生・データ再生の最先端製品をお楽しみ下さい。

≪TAD≫ フロントスペース
TAD-D1000MK2 ¥1,680,000
TAD-C2000 ¥1,900,000
TAD-M2500MK2 ¥1,680,000
TAD-ME1+ST3(スタンド) ¥1,160,000(ペア)
パイオニアのハイエンドブランドTAD。
入力ソース、アンプ、スピーカーとトータルにご紹介が出来ます。昨年の10月に発表した小型スピーカーME1はこれまでのTADのスピーカーの中で最もコンパクトなスピーカーですが、上位モデルに負けない鳴りっぷりの良さで人気を博しています。

≪Technics≫ フロントスペース
SL-1200G ¥330,000
SU-R1 ¥838,000
ST-G30 ¥500,000
SE-R1 ¥1,580,000
SB-R1 ¥2,696,000(ペア)
復活を遂げたパイオニアのハイエンドブランドTechnics。
デジタル伝送の良い所をふんだんに使いつつ、アナログ再生として名器SL-1200のハイクラス製品を完成させたTechnics。スピーカーはフラッグシップスピーカーその名に恥じない3.5ウェイ6ユニットの大編成です。

≪YAMAHA≫ フロントスペース
NS-5000+SPS-5000(スタント) ¥1,650,000
こちらも、かつての名器NS-1000Mが現代ハイエンドスピーカーとして復活をしたモデルです。
しかし、NS-1000Mの後継を作ることを目的としておらず、YAMAHAが「音楽」を聴くスピーカーとして、最高のものを作りたいという想いが仕上がっています。ユニット、外装、スピーカー内部処理等、これぞYAMAHAのスピーカーをお楽しみ下さい。

≪aurorasound≫
VIDA ¥328,000
PREDA ¥880,000
PADA ¥980,000
4F一押しのガレッジメーカーaurorasound。
4F定番のフォノイコライザーVIDAを始め、真空管アンプシステムPREDA/PADAを常設展示しています。
大手メーカーではなかなか使う事が出来ない貴重な部品をこだわりぬいて使い、他社との差別化を図っています。特にフォノイコライザーは使用者のニーズに合わせてカスタマイズが可能で、4F特製おススメカスタマイズを展示しています。

≪SPEC≫
RSA-M5 ¥680,000
かつて大手メーカーでオーディオづくりの手腕を発揮して、数々の名器を作り出していたエンジニアが自身が考えるピュアオーディオ製品をもう一度…ということでおおよそ8年程前に立ち上がったSFEC。日本国内にとどまらず、海外からの評価も高く、世界で最も大きなオーディオショウで「最も優れた音質のブース」という賞を獲得しています。

≪Tom's Lab≫
RP062-NA+SS062-NA(スタンド) ¥290,000(ペア)
ユニットが天井に向けて備え付けられている無指向性型スピーカーです。音楽の街浜松に拠点を置き、ハイエンドスピーカーを研究・製造しているメーカーです。
無指向性スピーカーならではの広がりのある音色を聴かせてくれます。


以上が4Fで展示している国産メーカーです。
かつて日本は、もっと多くのオーディオメーカーがあり、オーディオ大国として世界中のファンから注目されていました。
しかし、景気の低迷と平行して、有名メーカーが少しづつ減っていく中、今も元気に製品を作り続けいているメーカーは本当の意味で、良い製品を作り続けています。
また、大手・個人の新進メーカーは老舗メーカーに負けない、強い信念を持って面白い製品を届けてくれます。
デジタル製品・アナログ製品問わず高い技術力を持ち、「音楽を楽しく聴きたい」という気持ちが前面に出ているのが今の国産メーカーに共通している事ではないでしょうか。
※今回ご紹介している製品は、時期によって変更されているものもあります。もし試聴をご希望される場合は事前にご確認下さい。


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2017年4月10日 (月)

★天ノ視点★-ANALOG FESTIVAL-

★天ノ視点★-ANALOG FESTIVAL-

皆様、こんにちは。
今月の29日には、4Fがお届けするANALOG FESTIVAL in H.A.L.3が予定されています。

ANALOG FESTIVAL in H.A.L.3 Vol.1
参加ご希望の方は、上記webサイトをご覧ください。

これまでも、4Fはアナログ(レコード)に関する試聴会を何度が行っていますが、今後はこのANALOG FESTIVALを定例として、定期的に行っていきたいと思います。

データ再生・ファイル再生が盛んになる中、それと比例するようにアナログの人気が再熱され、大手メーカーや新進メーカーから新たな商品が多く発売になってきました。
最もレコードが盛んに行われていた35年~40年前には無かった、もしくは追いついていなかった技術や素材が投入され、この時代にふさわしい音質になっています。

そんなANALOG FESTIVALの中から、私天野がピックアップして、ご紹介をしていきたいと思います。

- cartridge - 「カートリッジ特集」  14:10~15:30

カートリッジを変えて、それぞれの音色を楽しむのは、アナログ再生の醍醐味の一つではないでしょうか。
音楽に合わせて変えても良いですし、逆にカートリッジにあった音楽を探すのも楽しいです。
もしくはお気に入りのカートリッジが一つでもあると、レコード再生がとても楽しくなります。
カートリッジを変えている時は、何か特殊が作業を行っているようで少しドキドキしますし、ホルダーに入れて宝物のように飾るのもよいです。

さて、今回のANALOG FESTIVALでは14:10~15:30の時間を使いまして、4Fが注目するカートリッジを集めてご紹介したいと思います。

商品ラインナップはこちら↓↓↓

PLATANUS     Platanus2.0S     MCカートリッジ    ¥360,000(別)
MUTECH      RM-KANDA            MCカートリッジ    ¥380,000(別)

いずれもカーリッジとしてはかなりのハイクラス製品達です。
それぞれの製品の特長を少しかいつまんでご紹介致します。

PLATANUS     Platanus2.0S     MCカートリッジ    ¥360,000(別)
Platanus
PLATANUS(プラタナス)は2016年に創業された新進の国産メーカーです。
設計を行った方は、これまで、OEMでハイエンドカートリッジを作っていて、自身が考える最高のカートリッジを作りたいという想いから創業されたとの事です。
特徴は純鉄を削り出して作られた一体構造の仕上げです。超微細な信号を扱うカートリッジにおいて、振動は最も注意をしなくてはならない要素です。
純鉄で強固に作られたPlatanus2.0Sは信号系のロスを極力押さえる事ができ、それによる音楽の生々しさを感じることが出来ます。

ZYX       Ultimate DYNAMIC  MCカートリッジ    ¥580,000(別)
Zyx
ZYXのUltimate DYNAMICは先ほどのPLATANUSとは違う素材を用いて、振動に着目をしました。
ターミナル版、そして驚くことにカンチレバーに、カーボンを使用しています。
これまでカンチレバーと言えば、ボロンが採用されてることが一般的ですが、カーボンはボロンの半分ほどの比重しかなく、強度はアルミやチタン等よりも硬質である特徴はカンチレバーに採用される素材として最適なのではないでしょうか?この技術は30年前にはカンチレバーに採用することなど、誰も考えなかったのではないでしょうか。

TOPWING     青龍        MMカートリッジ    ¥500,000(別)
Seiryu
今回ご用意したカートリッジの中で一つ注目の製品ではないでしょうか。MM型と表記していますが、正確にはコアレス・ストレートフラックスというMM型、MC型両方の特性を生かした製品であるという事です。私天野はまだ音色を聴いたことがありませんが、どのような仕様のものなのか、興味深々です。

Ortofon     SPU-Royal G MK2   MCカートリッジ    ¥232,000(別)
Spu
老舗オルトフォンの参戦です。オルトフォンの代名詞的存在であるSPUから最高クラスのRoyalGMK2の登場です。
現在SPUの名を冠する製品はエントリー、モノ等を合わせると8機種程の種類があり、それぞれに面白い特徴があります。
このSPU-Royal G MK2はSPUの生みの親であるロバート・グットマンセン氏が最後に仕上げたSPU-Royalのコイルを金銀の合金で巻き上げたり、スタイラスの形状を変更して、現在のオルトフォンの良さをプラスしています。

Audio-Technica  AT-ART1000     MCカートリッジ    ¥598,000(別)
Atart1000
オーディオテクニカも老舗のカートリッジメーカーですね。低価格帯の製品から中価格他のものが揃っており、使っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。かくいう私も自宅のシステムではDENONのDL-103とAudio-TechnicaのAT-F2は必ず置いて使っています。特筆して凄い!という事はありませんが、安定していて使いやすいカートリッジです。今回のAT-ART1000は昨年の夏に販売が開始された製品ですが、Audio-Technicaのフラッグシップにして意欲作といったところでしょうか。特徴は何と言ってもダイレクトパワー方式というものが採用されている事です。コイルがスタイラスチップの直上に配置されカンチレバーの長さや素材による音質の変化・損失を無くしたという事です。さすがに圧倒的な情報量をもっていて、Audio-Technicaの技術力の高さを感じます。

MUTECH      RM-KANDA            MCカートリッジ    ¥380,000(別)
Kanda
新しい方式や新しい素材、設計が投入された、他のカートリッジとは異なり、まさに「王道」をいくRM-KANDAです。
磁性素材として最強のネオジュウムマグネット#050内に独自に開発したコア材を配置する唯一の発電構造。
制作者の神田榮治氏は知る人ぞ知るキング・オブ・MCカートリッジエンジニアとの事です。長年、MCカートリッジを作り続け、今回が初となる自身の名を付けた渾身の逸品です。
ボディにはブラックロジュームメッキを採用、交流磁気特性を大幅に向上するとともに徹底して磁性歪みを抑制。コイルの抵抗値が小さいほど電圧に対しての電流値が大きくなるため位相歪みを極限まで低減する等、長年カートリッジを作ってきた神田氏ならではの仕様です。



新しい技術を採用したものや、往年の仕上げを今の技術を使って極限まで高めたもの等、様々な仕様のカートリッジを楽しんで頂きたいと思います。
各メーカー担当者や実際に開発したご本人が登場する等、ANALOG FESTIVALならではの賑わいになると思われます。
是非、現行最高クラスのカートリッジたちをお楽しみ下さい。


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2017年3月 6日 (月)

★天ノ視点★-3つのSPU-

★天ノ視点★-3つのSPU-

皆様こんにちは。
今日は寒いですね。…と言っても今年も東京は大雪も降らず終わりそうですね。
私は毎年そこそこの雪が降る地域に住んでいたもので、少々さみしく感じます。

さて、お客様から頂いたご要望で、SPUを聴く機会がありました。

「三つのSPU」

デンマークの老舗カートリッジメーカー「ortofon」(オルトフォン)
アナログ好きの方であれば、一度はもって見たいと思うメーカーではないでしょうか。特に今回ご紹介するSPUはオルトフォンの代名詞的な存在で、その歴史は長く1950年後半ごろに製品化され、今でも根強い人気を持つリファレンスシリーズです。
しかし、皆様はSPUと聞くとどのようなイメージを持つでしょうか。
私の中でSPUと言えば「特殊なカートリッジで高価なもの」というイメージでした。

多くの方が愛用している標準的なカートリッジの一つにDENON DL-103というものがあります。
私の自宅で愛用していて、重宝しています。
このDL103は定価で¥35,000(別/2017年春)ですし、自重もそれほど重くなく、扱いやすいカートリッジであるのに対し、SPUはエントリーモデルでも10万円を超えて、シェル一体成型でサブウェイトや重量ウェイトを使用しないと、正確に使用できないという特殊なカートリッジです。それであるがゆえに、手が出しづらく、いつかは…と思いつつも別のカートリッジを求めてしまうという何とも届きそうで届かないもどかしいカートリッジです。


<コストを重視したSPU>
Spu11 Spu12
「高価なカートリッジ」というイメージがあったSPUですが、今回ご紹介する二つのSPUはまさにコストパフォーマンスを重視したものです。
ortofonの開発者ロバート・グッドマンセン氏が引退後、グッドマンセン氏のSPUの音色を引き継いだカートリッジを作るというコンセプトの元、作られたのがこの「#1」です。
中低域に厚みがあり、往年のSPUサウンドをしっかり引き継ぎつつも、コストパフォーマンスを最大限に高め、より皆様に使って頂きやすいSPUになりました。
丸針と楕円針の二種類があり、それぞれ、キャラクターが異なります。
丸針は大人しく、低域に安定感がありました。
楕円針は立ち上がりが良く、音色にキレがあって現代的な印象です。
好みによって変わるかと思いますが、標準的に使用するのであれば、楕円針がおススメです。
他のSPUと同様に使用する為には、通常のカウンターウェイトでは使えない可能性がありますので、サブウェイトや重量ウェイトが必要になりますが、これまでSPUを持ってみたいと思っていた方は、是非お試し下さい。
ご使用中のアームを教えて頂ければ、私の方で、サブウェイトや重量ウェイトのご用意が可能か調べさせて頂きます。

<往年のSPU>
Spusy1 Spusy2
これぞSPUと言いたいSPUです。先ほどの#1もとても面白い音色ですが、やはり、このクラスのSPUになるとハイエンドカートリッジとしてその人気を不動のものにしたわけが良く分かります。情報量、キレ、音の深みを持ちつつも、中低域に厚みがあり、音に「重さ」があります。このニュアンスをお伝えするのは難しいですが、アナログ領域ならではの音楽臭さをしっかり持ちつつ、シェル一体型の安定感がまるでデジタル製品を聴いているかのような情報量があります。
SPUらしさと持ちつつも、現代のハイグレードカートリッジとして使用して頂けるオンリーワン&オールラウンドカートリッジと言えます。


さて、これらのSPUですが、Dynamicaudio Spring Festival 2017では3Fのイベントにて使用する予定です↓↓↓

3F「ortofon meets SPU ?レコード再生とカートリッジ SPU ?」
3月12日(日曜日)@13:00~15:00
参加ご希望の方は、3F担当柴田までお問合せ下さい。
tel:03-3253-5555


試聴ご希望の方は、天野までご連絡下さい。


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amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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2017年2月25日 (土)

★天の視点★-TRIODEの本気-

★天の視点★-TRIODEの本気-

皆様こんにちは。
秋葉原は風もなく、うららかな日差しの土曜日でした。
昨日はプレミアムフライデーでしたが、皆様どうお過ごしでしたでしょうか。
ほどんどの方が、あまり関係なく金曜日をお過ごしだったかと思いますが、仕事終わりに行きつけのバーに行くと、超満員!
月末の金曜日という事もあってか、少なからず影響があったのでしょうか。

さて、4Fでは、入り口のスペースで、こんな展示を行っています。

「TRIODEのフラッグシップライン」
TRIODEは皆様ご存じの通り、日本の真空管アンプを中心とした商品を多く取り揃えているメーカーです。
エントリークラスのお手頃なアンプから、自作キット商品、ハイクラスの高額アンプ類を始めとして、海外メーカーの輸入も行っています。
その中で、今回展示を行ったのは、TRIODEのフラッグシッププリアンプであるJUNONE(ジュノン)のReference OneとフラッグシップパワーアンプTRX-M845を中心に、以下のシステムを組んでみました。

PRE Amp
TRIODE JUNONE   Reference One 定価¥2,000,000(別)

Mono Power Amp
TRIODE TRX-M845        定価¥2,000,000(別/ペア)

Speaker
SPENDOR SP200         定価¥2,400,000(別/ペア)

Analog Player
KRONOS SPARTA         定価¥2,800,000(別)

PhonoEQ
AuroraSound VIDA       定価¥328,000(別)

Tone arm
IKEDA IT-345 CR-1       定価¥390,000(別)

※カートリッジは都度変更予定です。
現在はこのカートリッジを付けています。
MUTECH  RM-KANDA        定価¥380,000(別)


まずは、何といってもこの製品からご紹介致しましょう。
アンプメーカーとして、1994年に創業し、今年で23年という歴史を持つTRIODE。数々の良作品を作ってきましたが、創業20周年の記念モデルとして、TRIODEの最高傑作を作りたいというコンセプトのもと作られたのが、このJUNONE Reference Oneです。
□モノラル構成コントロールユニット□
モノラルのパワーアンプは沢山ありますが、モノラルのプリアンプはほとんどありません。通常のプリアンプの片chのみを使用し、モノラル仕様にして鳴らしている方もいらっしゃいますが、この場合、ボリュームは左右別のコントロールになり、左右の完全な同調はとても難しいものです。その為、完全なモノラルのプリアンプというものはほぼありません。
ではJUNONE Reference Oneはどうでしょうか。一筐体の中で独立したコントロール部分をセンターのボリュームノブと連動させることにより、実現したようです。モノラル構成はパワーアンプでも同様ですが、ステージの広がりや奥行き、細かな表現をより豊かに表現してくれます。
また、電源部分も別筐体にしています。やはり、ハイエンド製品において、信号部と電源部を分けることによって、電源からの影響を排除して、音色の安定性や静寂性等を向上させています。最後に「真空管」ですが、信号系の真空管に電圧増幅管として6KZ8、バッファー増幅管として6922/ECC88/6DJ8を採用しています。他社のアンプではあまり使われない、管も採用するあたりはTRIODEならではの製品といった感じです。

TRIODE TRX-M845        定価¥2,000,000(別/ペア)
Trxm845
TRIODE初のフラッグシップモノラルパワーアンプです。出力段には片chに845管を二本使用し、ドライバー管には一本、バランス入力段及びプリ段には12AU7、6SN7を使用しています。
まず845管ですが、真空管がお好きな方であれば、一度は使ってみたい管ではないでしょうか。単体出力で300Bの倍ほどの出力を有していて、他の管ではなかなか出せない迫力のある音色を聴かせてくれます。しかし、メーカーとしてはその扱い辛さやリスクの面からアンプとして製品化することはほとんどなく、オーディオ専門店でもなかなか見る事はありません。(私天野も、初めて見たのは自作を行っていらっしゃるお客様のご自宅でした…)
しかし、TRIODEはその845を安定して、尚且つ、最高のパフォーマンスで製品化をおこないました。このあたりはさすがの技術力と言ったところでしょうか。片chに三本を使用し、定格出力で純Aクラス50Wを出力します。

KRONOS SPARTA         定価¥2,800,000(別)
Klonos Klonos2
カナダのモントリオールに拠点を置く、レコードプレーヤーメーカーのKRONOSです。TRIODEが日本の総輸入元として販売を開始しました。
特徴は「双方向二重回転板ターンテーブル」です。上下二枚のターンテーブルを持ち、それぞれが接触をすることはなく、別のモーターで回転します。こういったレコードプレーヤーはほかのメーカーでもたまに見かけますが、なぜこのような仕様になるのでしょうか。それは、ターンテーブルが回ることによっておこる「稔動」を防ぐ為です。レコードプレーヤーは皆様ご承知の通り、ターンテーブルの上にレコードを乗せ回します。この時に必ず、捻じれる力が働きます。(もちろん目に見えてわかるものではありません)その捻じれを押さえる為にも筐体は強固に作られ、影響を最小限にしますが、フローティングの製品等はそうはいきません。ではどうすればよいのか、、、という事で採用されてるのが、同じ質量のものが全く逆の回転を行うことによって捻動性を相殺させる狙いがあります。この二枚目のターンテーブルを使用しない場合と、使用する場合では、やはり音の安定性が変わります。使用するとよりクリアな音色になり、見通しが良くなります。音楽の凹凸のようなものもしっかり出て、より立体的に音楽を楽しむことが出来ます。

SPENDOR SP200         定価¥2,400,000(別/ペア)
Sp2001 Sp2002_2
イギリスはSPENDOR社の最上級機SP200です。ここ4Fでこういった箱型のスピーカーを展示するのはとても珍しいですが、製品として興味があり、展示することになりました。
まず特徴は30cmウーハーが片側ch二発搭載されています。これを密閉型のエンクロージャーでしっかりと抑え込み、大口径ならではの迫力は出しつつも、30ユニットのあばれを押さえているのではないでしょうか。ミッドレンジは一番上にあり、ツイーターを挟む形で設計されています。1m以上のサイズになりますので、バランスを考慮した設計かと思います。
ミッドレンジユニットにはポリマーコーンが採用されています。B&Wやマジコのように極限まで情報量を出すというイメージではなく、木の箱型のスピーカーならではの共振等もあり、少しあまく、温かみのある音色が印象的です。


フォノイコライザー、アーム、カートリッジに関しては、別途用意したものになりますが、今後も機会を見てご紹介をしていきたいと思います。

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2017年2月23日 (木)

★天ノ視点★-Sonusfaber Elipsa Red生産完了-

★天ノ視点★-Sonusfaber Elipsa Red生産完了-

皆様こんにちは。
今日の秋葉原はちょっと肌寒い一日になりました。
インフルエンザが流行っていますね。
皆様も体調管理にお気を付け下さい。

さて、ちょっと残念なニュースが入ってきました。

■Sonusfaber Elipsa Red生産完了■

Sonusfaber Elipsa Red (Red violin) 定価\2,400,000(別/ペア)

P1030243


名匠フランコ・セルブリン氏がソナス時代に最後に設計をしたスピーカー「Elipsa」
もともと、クレモナラインの上位機として設計されたElipsaですが、数年前にリニューアルして「Red Violin」仕様になり、外観の高級度が上がり人気を博していました。
私天野としても、とても好きなスピーカーで、各種催事等でご紹介をさせて頂きましたが、いつ完了になるか分からないと伸びていた完了が、ついに…

■「製品」ではなく「作品」として■
スピーカーは工業製品です。その為、数多のスピ―カーを指す時、私達はスピーカーを「この製品」と言います。
しかしフランコ氏の作るスピーカーは、その独創性・芸術性の高さから「作品」という人も多く、私もお客様にご紹介する際には、思わず「この作品は…」と言ってしまうほど、ある種の芸術作品のように触れてきました。
こういったスピーカーはとても稀で、発売から長く愛されてきた象徴的な所ではないでしょうか。

■フランコ氏の感性■
まずはこの形状。今やスピーカーの設計はコンピューターを駆使して、音の波形や音波の広がり等を計算しながら形成されます。(もちろん最終的には人間の耳で音決めをしますが…)
おそらく…私の勝手な想像では、フランコ氏はそういった事はせず、その感性で図面を引き、作っては修正して作っては修正してを繰り返し、最終的な完成形を目指します。
そうすることで人間の感情にとても入ってきやすい音色を発することが出来るのではないでしょうか。
次にユニット郡。3ウェイ3ユニット・バスレフ構成です。まずは高域を担当するツイーターですが、リング・ラジエーターツイーターが採用されています。
他のメーカーでは、あまり使われないユニットですが、フランコ氏がソナス時代の後期に設計したスピーカーでは多く採用されていました。
少し強い音色をもっておるツイーターですが、ソナスの代名詞「弦の響き」という所で大きな役割を果たしていると思われます。この時代のソナスのスピーカーは弦の響きが良いとされていますが、ただ単純に綺麗な音色を持っているから評価されているわけではありません。弦のざらつきや少しきつい響き等も巧く表現してくれます。
そして、26cm径の大口径ウーハーはソナスの中でも珍しく雄大な広がりを聴かせてくれます。POPSやロック等のキレの欲しい音色ではありませんが、クラシック、ヴァイオリン協奏曲等は、かなりおすすめです。
キャビネット自体は20枚の異なるウッドシートを積層にして作られます。ピアノ仕上げにとって光沢のある仕上げになりますが、カラーはRedViolin。先にも書きましたが、元々はクレモナラインの上位機種になり、クレモナと同様にメープルの仕上げでした。数年前に、現チーフデザイナーのパオロ氏にがレッド仕上げに変更したことによって、人気が再熱され、再びソナスの人気機種として紹介をする機会が増えました。

これらのフランコ・セレブリン氏のこだわりが随所に見られ、現代スピーカーとしては珍しいロングラン・スピーカーでした。
色々なスピーカーを見てきましたが、ストラディバリ・オマージュやこのエリプサを見て、聴いて、ハマったという人も少なくないはずです。

いつかは…と思っていた方もこれがラストチャンスです。

■生産完了に伴い、今週末特別展示■
~28日(火曜日)午前中まで
やっぱり最後は音を聴いて決めたい!というかた、昨日~28日(火曜日)午前中までご試聴頂けます。
P1030242


現在、輸入元では、最後のご予約を受け付けております。
※具材の関係で、ご予約を頂いてもご用意が出来ない可能性がございます。
どうしても!という方は出来るだけ早いご予約をお願い致します。


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