6F 寸話
どうもこんにちは。
贅沢な時間を提供してくれるプレーヤ
驚きの価格ですが音が出た瞬間に納得させてしまう力をもっています。
日々、最高の音が出せるように気を付けている事があります。
それはベルトの張り具合です。
ターンテーブル部とモーター部は別の筐体なので、自由に距離を
設定できます。純正のベルトはあまり収縮性のない布です。
AIR FORCE ONEが登場した時から徹底的に管理された回転速度が
1つの特徴だったのでモーターの回転ロスが起きるのは良くない
という思い込みがありました。
しかしコツは33.3と45の2つの回転数を出せる緩め限界くらいが
1番音が良いです。
ピンと張ったくらいの音はガチッとしていると書くと聞こえは良いと
思いますが、音場も縮小され圧迫感のある音になると気がつきます。
モーター部の位置で簡単に調整できますが、1mm以下の数値で
ずらしても目視できるくらいの変化があります。
ベルトが少し振動してみえるような感じの緩さが限界に感じます。
それ以上にすると45回転はまあ安定しても33.3回転は定まらなかったりと
まさに四苦八苦という感じですが、これだ!という位置に収まれば
先程まで出ていた音からすると弾け飛んだような解放感が得られます。
なんだかしょっちゅうずれる、勝手に動くかのように思うかも
しれませんが、これは日々掃除したりケーブル繋ぎ変えたりと、
どこかしらへの接触が多い“店”だからこその手間だと思います。
ただ、超精密だからこそ常に水平もチェックをし最高の音のための
手間もちょっとした楽しみでもあります。
さあ、2018年に入りいよいよAIR FORCE ZERO(仮)も登場するのでは
ないかというところですね。情報はいくつか伺う事もありますが
多くのテストを行っているのと、妥協なき・コスト無視の
とんでもない製品として登場するのでしょうね。
現時点でPremium以上の音がどのようなものか、想像もできません。
5555 / H.A.L.Ⅱ / A.武田でした。
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