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2017年11月25日 (土)

★天ノ視点★-「ファイル再生の基礎基本」-レポート

★天ノ視点★-「ファイル再生の基礎基本」-レポート

皆様こんにちは。
昨日からの雨も上がり、気持ちの良い秋晴れの秋葉原です。

さて、先週18日には、こんな試聴会を行いました。

ダイナミックオーディオ&オリオスペック共同開催
「第二回 ファイル再生の基礎基本」

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この試聴会は、4Fのデータ再生・ファイル再生の分野でとても協力して下さっているオリオスペックさんとの共同開催として行いました。
第一回目はダイナミックオーディオの近所にある、オリオスペックさんの店舗にて行われ、好評だったことも受け、ダイナ4Fのハイエンドシステムを使って行いたいというご要望を頂きまして、開催に至りました。

そして、この試聴会では、人気オーディオブロガー・評論家の「逆木 一(さかき はじめ)」氏に登壇して頂きました。

Event20171118a_2

その内容を端々ですが、ご紹介させて頂きます。

「第一部 音源の管理と構築・再生」
今回の試聴会は二部構成にて行いました。
第一部は一時間30分の時間にて、逆木氏にファイル再生の基礎となる音源の管理の方法や、リッピングに関する事をご説明頂きました。
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リッピングに使用したソフトは、おそらくハイエンドオーディオ界隈で最も使われているこのソフトウェア「dBpoweramp」です。このソフトの良いところは二つあります。まず音質面。
リッピングのソフトで音が変わるということを信じられない方もいらっしゃると思いますが実際に変わります。そして使用面。タグの編集、メタ情報の取得、リッピングの精度。いろいろなことを総合的に行えます。CDを取り込むだけであれば、無料のソフトが多々ありますが、多くのファイル再生を楽しまれている方が、有料のdBpowerampを使用する理由はそこにあります。

≪簡単なものだと思われているファイル再生≫
ファイル再生の良いところは、その手軽さにあると思います。タブレットを指で操作するだけで、再生ができて、数千曲、数万曲という膨大な情報を一括で管理が行えます。
そのため、CDやレコードよりも手軽で、簡単なものだと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。しかし、これは、音源を取り込み、しっかりと管理を行うことで、可能になります。

≪ライブラリを管理する≫
今回の逆木氏の説明では、このあたりの事を重点的にご説明頂きました。
CDを光学ドライブに入れるとdBpowerampがインターネット上にある情報を拾ってきて、勝手にタグを付けます。これが、バッチリ適切な場合もあれば、ユーザーが意図しない情報で表記される場合も多分にあります。最悪、情報が全くなく、unknown(不明)やVarious(その他)といった表記になることもあります。その時に、しっかり適切な情報に変えてあげることによって、後々音楽を探すときにとても楽になります。

たとえばマイケル・ジャクソンのスリラーをリッピングしたとき、Album Artist(アルバムアーティスト)、Genre(ジャンル)、Album(アルバム)、Year(年)、Artist(アーティスト)、Composer(作曲者)などの項目があります。
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この時重要になってくるのは、皆様がある程度規則性をもっていることです。ジャンル一つとってもスリラーの場合、考えられるのは「POPS、Pops、POP、Pop、ポップス、ポップ」などが考えられます。例えば、この時にユーザーが「ジャンルはすべて片仮名にする」と決めていれば「ポップス」となりますし、カラヤン指揮のベートーベン九番は「クラシック」となります。
これらに一般的な正解はなく、皆様が使いやすいようにカスタマイズします。これをほかの項目にも当てはめて最適なライブラリを完成させます。

≪保存先とファイル形式≫
そして、どこに音楽を保存するかも、設定してあげます。ちゃんと指定したフォルダに移行をしないと、どこに保存されているかが見るつからず、迷子になってしまいます。
これらの設定はdBpoweramp左下の項目で設定します。
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保存先の設定は「Path」の項目から設定できます。Path右側のSetを押していただくと、それぞれのファイルが出てきますので、そこから保存したい場所を選択していきます。
ファイルの形式も任意に変えることができます。ハイエンドオーディオでよく使われるのは、Flacで4Fもリファレンスで使用しています。これは皆様のこだわりによるところですので、より高音質を狙う方はWAVなどを選んでみてもよいかもしれません。
Pathの上にある「Rip to」の中から選ぶことができます。
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≪ジャケット情報≫
CDのジャケットは音楽を探すうえで、とても重要です。
光学ドライブにCDを入れた段階で、何かしらのジャケットはついてきますが、これが、適切なものでない場合は多々あります。または、ユーザーが意図していない内容のジャケットになってしまった場合は変更する必要があります。その場合、まず試して頂きたいのは、表示されているジャケットの右下にある三つの点をクリックして、「Choose from internet」を選んで下さい。
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インターネット上にあり、ほかの画像が表示されますので、ご希望のものを選んでください。それでも出てこない場合は、お使いのブラウザから画像検索を行って、探している画像があった場合はその画像をコピーして、dBpoweramp上のジャケット右下三つの点から「paste from clipboard」をクリックして頂くと張り付けることができます。さらにさらに、それでも出てこない場合はプリンターなどで、画像を取り込んで、同じように貼り付けます。ここまでのことを行うかどうかはユーザー次第ですが、例えば、サインが書いてあるもの等はその画像が欲しくなりますね。


主だったところではこのような内容でした。
ほかにも、リッピングの精度に関することや、コンピレーションアルバムをリッピングした場合などの説明もありましたが、まずは、やってみることから始まります。
繰り返しになりますが、タグ付けに関して正解はありません。皆様が使いやすいようにするのが一番です。人によっては、ジャンルをすべてアルファベットのA~Zにしている方もいらっしゃいましたし、コンポーザーを重点的に使っている方もいらっしゃいました。
皆様ならではのライブラリを作ってみるのも面白いかもしれませんね。
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第二部では、4F担当島、オリオスペック酒井氏、アイ・オー・データ機器開口氏がデータ再生の仕組み・機材についてのことや、操作アプリに関することを話し、リッピング音源とハイレゾ音源の比較試聴などを行いました。リクエストタイムでは、第一部でお客様からお預かりしたCDをリッピングして、皆様にお楽しみ頂きました。
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特に、操作アプリのことろでは、アイ・オー・データ機器が開発している操作アプリのご紹介がありました。
現在、操作アプリとしてはLINNのKinskyやKazoo、LUMINアプリなどが現在、皆様がお使いになられているところだと思いますが、今回、国産初のOPEN HOMEに対応した操作アプリということで、注目を集めています。
基本的にはアイ・オー・データ機器が手掛けているミュージック・サーバーのfidata用のアプリとして発表されますが、他のミュージック・サーバーを使っている方や、ネットワークプレーヤーを使っている方も基本的な操作は行って頂けるということですので、期待値は高まります。ただ、fidataをお使いの方に関しては、アーティスト情報が見れるなどの機能がありますので、ミュージック・サーバーをお考えの方は、検討項目に追加してもよいと思います。
早ければ、年内の発表になるとのことですので、わくわくしながら待っていましょう。

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今回の試聴会は、オリオスペックとの共同開催ということで、初めてご来店される方も多くいらっしゃいました。
4Fの音色を楽しんで頂けたのではないでしょうか。

4Fが定期的に行っているNetwerkaudio/PCaudio TIMEでも、また今回のような内容を行うと思います。
今回のイベントは募集から3日で定員数に達してしまいましたので、泣く泣くご参加をお断りしてしまった方もいらっしゃいました。
次回の開催をお楽しみにして頂ければ幸いに思います。


Dynamicaudio 5555 天野
03-3253-5555
amano@dynamicaudio.co.jp

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