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2017年9月 9日 (土)

★天ノ視点★-B&W800D3-

★天ノ視点★-B&W800D3-

皆様こんにちは。
4Fはただ今B&Wの803・802・800の比較試聴が好評です!

そういえば、800D3が4Fに来てからちゃんとレポートをしていなかったとちょっと反省致しまして…。
ということで、今回のブログでは、私天野なりに、B&W800D3を皆様にご紹介したいと思います。

B&W 800D3
ピアノ・ブラック  \4,500,000(ペア/別)
ローズ・ナット   \4,250,000(ペア/別)

800d3

「B&W創業50周年記念モデル」
B&Wの始まりは、創業者ジョン・ボワーズが友人のRay Wilkinsと共同経営する電気店の裏で、ウェスト・サセックス州ワーシングの地元の顧客のためにスピーカー・システムを手で組み立てることから始めました。1966年には第一号機となる「P1」を発表。それからオーディオ界の歴史に刻まれる、名器を次々に輩出していきます。1974年には、約40年の長きに渡って採用されていたミッドレンジユニット「ケプラーコーンユニット」を開発。マトリックスや数々の名機を輩出しながら、今から約25年前には、歴史的名器「Nautilus-ノーチラス-」を発表します。その後、800シリーズが作られ、おおよそ5年の周期で「N(ノーチラス)」→「D(ダイヤモンド)」→「SD(シリーズダイヤモンド)」と形を変え、いよいよ、2015年には革新的な進化を遂げた「D3」が登場します。先行して802以下4機種を発表し、オーディオ業界を大いに賑わせてくれました。そして、昨年2016にB&Wの創業50周年を記念するモデルという事で発表されたのが、800シリーズの最上級機800D3です。
これまでB&Wの周年モデルは、通常のラインナップからは離れ、特別仕様のものでしたが、今回の通常モデルを周年機にしたのには、B&Wの並々ならぬ想い入れが感じられます。
これまでの50年を集約し、これからの50年を作るモデルといったところでしょうか。

「B&Wのスピーカーとして」
B&Wは世界でも有数のスピーカーメーカーです。特に日本では、各メーカー・各オーディオ雑誌のリファレンススピーカーとして使用されていることが多く、仕様されているユーザー様の数も相当数いらっしゃると思います。B&Wの800シリーズはその世代ごとに、その時代の基準スピーカーとなってきました。その為、私達販売店では、B&Wと比較してどうなのかという事をよく行います。SonusfaberとB&Wでは?、WilsonaudioとB&W、MagicoとB&W…のように。もちろん、それぞれの個性によって皆様の選ばれ方は異なります。B&Wの魅力は、スピーカー自体の強い個性ではなく、絶対的なクオリティの高さです。他社のスピーカーはそのクオリティに追随しつつ、個性があり、お客様によってお好みが分かれるところだと思います。その基準となるB&Wのスピーカーのクオリティが上がったという事は、今後の各社のスピーカー作りにも影響が出るのではないでしょうか?

「最上級機800D3」
さて、では800D3は802D3・803D3とどこが違うのでしょうか。
802D3・803D3は同時期に発表され、ユニットの大きさ・筐体の大きさ以外は、ネットワーク回路等に大きな違いはありません(もちろんユニットサイズが異なりますのでクロスオーバー等は異なります)
つまり、802D3と803D3はほぼ完全な形で兄弟機となり、お部屋の大きさや組み合わせるアンプ等によってそれぞれをお選び頂きたいと思いますが、800D3に関しては、それが異なります。
異なる部分として輸入元から説明があった部分としては…
・ネットワーク回路に使っている部品がより高品位になっている
・スピーカー底面部のベースが硬度を保ちつつ軽量の素材に変更
・ユニットを受けているフレームの設計
以上の三点が主だった変更点との事です。
特にネットワーク回路の部品に関しては、直接的に音色に関わってくる重要な部分になり、802D3・803D3よりも、高いクオリティを実現している大きな要因ではないでしょうか。

「組み合わせアンプ」
B&Wの特徴として、同価格帯の他社スピーカーに比べて、比較的鳴らしやすい事、スピーカー自体の音色よりも、アンプの個性が出やすいという特徴を持っています。
この「D3」になってからは、私天野としては、少しパワーを入れてあげたほうが良いように感じますが、それでも、全体的にみれば鳴らしやすいほうではないでしょうか。
しかし、「鳴らしやすい」という事と「しっかり鳴っている」という事は別で、特に800D3に関してはB&Wの最上級機という事もあり、超級のアンプを持ってきても、しっかりそれにこたえる懐の深さがあります。
4Fでは、通常、LUXMANのM900uをモノラルにして組み合わせています。定格出力で600W(8Ω)/モノラル時というハイパワーを持っていますが、800D3はそれでも、まだまだ余裕がありそうです。
上にも書いた通り、B&Wは有名スタジオ等でもモニタースピーカーとして使用されるようにとてもニュートラルな半面、アンプの良し悪し、入力ソースのキャラクターが良く出てます。
それを踏まえた上で、4Fのアンプ郡の中から、それぞれの音楽を合わせてご紹介をしたいと思います。

≪LUXMAN M900u(常設)≫
M900u
LUXMANのフラッグシップアンプです。フラッグシップアンプと言っても、コントロールアンプのC900u、モノラルで使った場合のパワーアンプM900uの三筐体で定価330万円というのは、このクラスのアンプとしてはかなりパフォーマンスの高いシステムではないでしょうか。(もちろんお安いという事ではありませんが…)
充分な出力量でユニットをしっかり駆動しつつ、角の取れた聴きやすい音色を持ち、800D3と組み合わせることによってとても広い音場を表現してくれます。
音楽としては質感をしっかり出したいクラシックや女性ボーカル、静かなジャズに向いているように感じます。

≪ESOTERIC Grandioso S1(常設)≫
Grrans1
ESOTERICらしいキレのある音色と充分な駆動力でしっかり800D3のユニットを動かします。ステレオパワーアンプにして4Ω時300Wの定格出力を持っています。国産メーカーらしい丁寧に作られた音色と、情報量の多さは特筆したいところです。
音楽としては、あえて言うとフュージョンやポップス等のスタジオ録音系の音楽が得意のように思いますが、LUXMANと同じように、広がり・奥行きもしっかり表現するので、大編成のクラシックもおすすめです。

≪Constellation audio STEREO 1.0(期間限定)≫
Ste10
アメリカのアンプメーカーConstellation audio(コンステレーションオーディオ)です。アンプ作りのプロフェッショナルが集まって究極のアンプを目指しています。このSTEREO1.0はConstellationのエントリーモデルになりますが、ステレオ筐体4Ω時400Wのハイパワーを持ち、充分なパワーで800D3を鳴らします。
音色は、音の厚みを持ちつつも、押し付けるようなところが無く、聴きやすい音色が特徴です。とても品があり、エントリーと言えども800D3を鳴らせるアンプです。
音楽としてはオールマイティに鳴らしてくれますが、おすすめはESOTERIC同様にフュージョン系でしょうか。とてもS/Nが低く、自然な広がりを聴かせてくれますが、少し元気の良い粗さがあり、前にググッと押し出してくれる印象です。


4Fで定期的にご試聴頂ける3機種をご紹介致しましたが、他の合わせてご試聴してみたいメーカー・製品がありましたら、事前のご予約で、ご用意させて頂きます。

Dynamicaudio 5555 4F 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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