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2017年8月13日 (日)

★天ノ視点★-B&W800D3シリーズ三機種聴き比べ-

★天ノ視点★-B&W800D3シリーズ三機種聴き比べ-

皆様こんにちは。
現在、4FではB&Wの人気シリーズ、800D3シリーズ上位3機種を比較試聴して頂けます。

「800D3・802D3・803D3」

もともと、4Fでは歴代の802をリファレンススピーカーとして展示してきました。
新シリーズのD3が発売されたときも802D3をどこよりも先に展示を開始して、鳴らし方やセッティングの仕方等の研究し、皆様にご紹介を致しました。
そして、多くのお客様から、800シリーズの比較試聴をご希望されるお声を頂いておりまして、ようやく800D3・802D3・803D3の三機種を常設にて展示し、比較して頂けるようになりました。

という事で、私天野的に三機種を簡単にご紹介致します。

≪803D3≫
803d3
25mmダイヤモンド・ドーム・ツィーター
130mmコンティニウム・コーンFSTミッドレンジ
180mmエアロフォイル・コーン・ベース ×2
W334mm×H1160mm×D498mm 65.5kg 感度90dB
今回の比較試聴機種の中では最も小型の803D3。ご存じの方も多いと思いますが、803は以前のシリーズでは、804同様に普通のトールボーイ型のスピーカーとしてラインナップされていました。そして、今回のD3シリーズから、802・800同様に独立したヘッドユニットを持ち、804の大型バージョンから802の小型バージョンへと変わりました。これは、私天野的には、800シリーズ全体がこれまでのシリーズと比べて、全体的に、グレードが上がっている為だと思っています。例えば、802が800のポジションに、804が803のポジションに…といった感じです。また、これまでの803は他国からの要望で、804を超えるクオリティを持ったスピーカーでシアターを楽しみたいときに、802の使用では、存在感がありすぎるので、シンプルなデザインのものが欲しいというお声があったという事です。では、803D3の優れている点はどういったところでしようか?803D3はヘッドユニットが独立しているタイプの中では最も小さなサイズのスピーカーです。「小さい=廉価」という事ではなく、この小ささ(小さいと言っても広く見ればにみれば大きなサイズですが…)は803D3の大きな特徴です。お部屋の大きさが15畳以下であれば、環境によって802D3よりも良く鳴る可能性はありますし、アンプに求めるものも大きくありません。重量は802D3に比べ30kg近く軽くなりますので移動等は行いやすくなります。基本的な技術(ユニットの素材やネットワーク・筐体等)は802D3と同様です。

≪802D3≫
802d3
25mmダイヤモンド・ドーム・ツィーター
150mmコンティニウム・コーンFSTミッドレンジ
200mmエアロフォイル・コーン・ベース ×2
W390mm×H1212mm×D583mm 94.5kg 感度90dB
「B&Wは802から始まる」という格言があるかどうかわかりませんが…。D3シリーズのトップモデルは800D3ですが、800D3よりも一年早く発売となり、D3シリーズの実力を世に知らしめました。ハイエンドオーディオは、上を見ると限りないと思えるほど、高い製品がありますが、802は一般家庭で使用することを考えると、一つの目標値…限界点…表現は難しいですが、そういう存在だと思います。D3から採用されたミッドレンジのコンティ二ウムコーンユニットは、長年B&Wが使ってきたケプラーコーンユニットに変わって、800シリーズの中核をなすユニットですし、新設計されたウーハーユニットのエアロフォイルユニットは存在感がありつつ、過不足を感じさせない自然な広がりを持っています。音質のキャラクターはこれまでの800シリーズ同様にそれほど強いものではなく、アンプのキャラクターや入力ソースの良し悪しをしっかり表現してくれます。B&Wのwebサイトでは「スタジオ品質」という言葉を使っていますが、録音スタジオ等でも活躍出来る忠実性を持っています。
ですが、私個人的には、これまでの802に比べて、アンプに対して少しパワーを求めるようになったかな?と感じています。D3では内部のマトリックス構造が見直され、より強固に、かつ空気の流れが自然になるように設計されています。「SD」や「D」の時には感じませんでしたが、D3との比較としたときは、D3に比べるとゆるみがあったんだと感じてしまいました。それだけ強固に作られたD3はアルミの筐体を持つスピーカーのようにブレの少ない音色を持ち、密閉型のように芯を持つスピーカーになりました。その為、パワーをしっかりと入れてあげて、ウーハーユニットを充分に動かしてあげることによって、音楽に深みが出て、まとまりが良くなります。

≪800D3≫
800d3
25mmダイヤモンド・ドーム・ツィーター
150mmコンティニウム・コーンFSTミッドレンジ
250mmエアロフォイル・コーン・ベース ×2
W413mm×H1217mm×D611mm 96kg 感度90dB
泣く子も黙るB&Wのトップモデル800D3。B&Wの創業50周年を記念するモデルとして昨年末に登場致しました。他のD3シリーズから遅れる事一年後の事でした。
その一年間は、色々は噂がありました。まず、800は出るのか…という所から始まり、価格はどのくらいになるのか、仕様はどうなるのか…。面白いところで、オリジナルノーチラスの現代版の発表なんていうのもありました。802・803同様にサイズだけが大きくなるのかと思っていましたが、スペックを見ると、全体的なサイズの差はほんの数センチですし、重さも数キロ違うだけ。大きく違うところではウーハーユニットのサイズが、802D3が20cmユニットに対し、800D3は25cmユニットになります。ここは前モデルと変わりませんね。ではユニットは大きくなっているのに、重量が変わらないのはなぜでしょう。まず、ユニットを支える底板の素材が異なります。どのような素材を使用しているのかは公表されていませんが、802や803に使用しているものよりも、軽く、鳴きの少ないものになっているそうです。また、802D3との変更点としてはユニットを支えるフレームの設計、ネットワーク回路の部品類等が変わります。800に関しては802D3・803D3とは根本の音色は同じであっても、上位機種としてさすがのクオリティを持っています。音の深み、緻密さ、広がり、厚さ等は一枚上手の印象です。ただ、アンプに求めるものも大きくなります。B&Wの50周年を記念するモデルという事で、妥協をしなかったという所でしょうか。


以上が各モデルの天野的な簡単なご紹介になります。
三機種に共通して言えることは「大変素晴らしいスピーカーです!」という事です。
まさに時代を代表するスピーカー達であって、大げさな表現ではなく、スピーカー全体のクオリティを底上げしてくれる存在だと思います。
4Fでは、これら3機種の比較試聴を行って頂けます。
もし、比較試聴をご希望の方は、ご来店頂く前に、事前のご予約をお願い致します。


Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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