★H.A.L.3 News★-Analog Festival-
皆様こんにちは。
G.W.のご予定はお決まりですか?
Dynamicaudio5555では、G.W.中、各フロアにてD300として300万円システムを組み、ご紹介しています。
近い価格にてそれぞれのフロアがご提案する300万円の音色をお楽しみ下さい。
さて、昨日29日は、ここ4Fにてこんな試聴会を行いました。
「Analog Festival in H.A.L.3 Vol.1」
- tonearm - 「アームの重要性」 13:00~14:00
LUXMAN PD-171A アナログプレーヤー ¥495,000(別)
LUXMAN PD-171AL アームレスレコードプレーヤー ¥395,000(別)
ORTOFON RS-212D トーンアーム ¥200,000(別)
IKEDA IT-345 トーンアーム ¥390,000(別)
GRANTZ MH-104S トーンアーム ¥650,000(別)
今回はLUXMANさんにご協力を頂きまして、LUXMANのPD-171をアームレスでご用意頂きました。
LUXMANの純正アームの他に、代表的なアーム3社をご用意しまして、各アームの音色の違いを聴いて頂きました。
国産の代表格IKEDAやオルトフォン、グランツ等、これらをしっかりと比較する機会もないので、なかなか貴重な時間になったのではないでしょうか。
カートリッジはMUTECHのRM-KANDAとPLATANUS2.0を使用しまして、クラシックとジャズボーカルで試聴を行いました。
途中、アームのスペシャリストであるカジハララボの梶原氏にトーンアームの基本的な構造や種類についてもご説明して頂きました。
レコードに刻まれた音楽信号をどれだけ正確にトレースすることが出来るのか…。
ダイナミックバランス型、スタティックバランス型、ストレート、S字、ショート、ロング…
- cartridge - 「カートリッジ特集」 14:10~15:30
PLATANUS Platanus2.0S MCカートリッジ ¥360,000(別)
ZYX Ultimate DYNAMIC MCカートリッジ ¥580,000(別)
TOPWING 青龍 MMカートリッジ ¥500,000(別)
Ortofon SPU-Royal G MK2 MCカートリッジ ¥232,000(別)
Audio-Technica AT-ART1000 MCカートリッジ ¥598,000(別)
MUTECH RM-KANDA MCカートリッジ ¥380,000(別)
アナログ再生において、カートリッジの特性や個性は最重要項目と言っても過言ではありません。
今回ご用意をさせて頂きましたカートリッジは合計6種類です。それぞれ、志向の違うもので、お客様の好みも大きく分かれたのではないでしょうか。
ここでは、トーンアームにIKEDA IT-345CR1とGRANTZ MH-104Sを使用して、アームと同じようにクラシックとジャズボーカルにて比較を行いました。
各メーカーの担当者にそれぞれの特徴をお話し頂きましたが、例えば、重量一つをとっても重ければ重いほうがいいというメーカーもあれば、軽いほうが正確なトレースが出来るという風に、まったく逆の考え方を持っているメーカーだったり、コイルの巻き方、インピーダンス、スタイラス、カンチレバー、筐体等、まったく違った仕様の製品達でした。
カートリッジのスペシャリストとして、楫音社(しゅういんしゃ)の長尾氏にカートリッジの簡単な説明をして頂きました。
数々のアナログ関連の製品を扱ってきた長尾氏ならではのお話しは、私天野的にとても面白いものでした。
- phono equalizer - 「フォノイコライザーとは」 15:40~16:50
aurorasound VIDA フォノイコライザー ¥328,000(別)
LUXMAN EQ-500 フォノイコライザー ¥500,000(別)
上杉研究所 U・BROS-220 フォノイコライザー ¥550,000(別)
OCTAVE PHONO MODULE フォノイコライザー ¥1,120,000(別)
以外と軽視しがちなフォノイコライザーですが、おおよそ40年前にCDが誕生したことによって、フォノイコライザーの質が各段に上がりました。
これまでアンプの一つの機能として内蔵されていたものが、CDの登場によってマスト機能ではなくなった為、別途用意する事になり、音質へのこだわりが各社によって進化が遂げています。今回の試聴会では、4Fが常設を行っているAuroraSoundVIDAの他に、LUXMAN、上杉研究所、OCTAVEの三種類をご用意して、それぞれの個性を確かめて頂きました。
実際にフォノイコライザーを作っている方としてAuroraSoundの唐木氏にフォノイコライザーの説明をして頂きました。
R.I,A.A.カーブに関する基本的な考え方や、フォノイコライザーの音色を左右する要素等、作り手ならではの説明は普段ではなかなか聞くことが出来ないので、私自身も勉強になるところもあって、面白い時間になりました。
ここでは、TOPWING 青龍&GRANTZ MH-104SとPLATANUS Platanus2.0&IKEDA IT-345CR1の二通りのシステムでそれぞれの相性等をお楽しみ頂きました。
- music - 「アナログを楽しもう」 17:00~18:00
最後は今回ご参加頂いた各メーカーの担当者の皆様と島、天野がそれぞれ、想い入れのある音楽を紹介し、皆様に聴いて頂きました。
ここで注目は、各メーカーの方が、どのような製品を選ぶのか…
例えば、今回カートリッジの出展をしているTOPWINGの佐々木原氏はトーンアームにGRANTZ MH-104S、フォノイコはOCTAVE PHONO MODULEを選びました。
私達もですが、メーカーの方が実際に音作りを行う際に使用する機械やアクセサリーはやはり気になるところです。
今回はご用意した製品を自由に選んで頂きました。
カジハララボ 梶原氏
IKEDA IT-345
MUTECH RM-KANDA
セレクト↓↓
上杉研究所 U・BROS-220
楫音舎 長尾氏
PLATANUS Platanus2.0
セレクト↓↓
IKEDA IT-345
上杉研究所 U・BROS-220
TOPWING 佐々木原氏
TOPWING 青龍
セレクト↓↓
OCTAVE PHONO MODULE
GRANTZ MH-104S
アレグロ 荒井氏
ZYX Ultimate DYNAMIC
セレクト↓↓
LUXMAN オリジナルアーム
4Fはデジタルに関する試聴会も多く行っていますが、アナログに関することも常にアンテナを張って、お客様にご紹介をしています。
極論を言ってしまうと、やはり音楽を楽しむことが私達の目的なわけですね。
今回はトーンアーム、カートリッジ、フォノイコライザーに絞った内容でしたが、肝心要のターンテーブルや、最近目覚ましい進化を遂げているレコードクリーナーの世界や魅惑のアクセサリー等、まだまだ皆様にご紹介したいことは沢山あります。
今後、Vol.2、Vol.3と続いていくと思いますので、是非、また皆様ご参加下さい!
Dynamicaudio 5555 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555