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2016年5月21日 (土)

★H.A.L.3 News★-Technics SU-G30-

★H.A.L.3 News★-Technics SU-G30-

皆様こんにちは。
秋葉原は初夏の新緑が香る気持ちの良い土曜日になりました。
さて、皆様、データ再生は楽しまれていますか?
H.A.L.3はデータ再生に力を入れて皆様にご紹介をしております。
そして、今回Technicsからとても興味深い製品が発表されました。

Technicsと言えば、先月、予約が開始され国内300台限定が即日予約終了となったレコードプレーヤーSL-1200GAEが話題になりましたが、それと同時発表となった製品が今回のご紹介製品です。

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■Technics ST-G30■
「ミュージックサーバー」
データ再生を行う場合、皆様は音源の保存場所はどういったものを使用しますでしょうか。
PC本体HDD(SSD)、外付けHDD(SSD)、NAS(HDD,SSD)…
ここ数年、この分野は急速に進化し続けており、それぞれに特化したストレージ(保存媒体)を使われているかと思います。
H.A.L.3でも、ハイエンドオーディオPCとしてオリオスペックのRitmo、NASではQNAPを始め、BUFFALO「DELA」、i・ODATA「fidata」等、音質や利便性共に優れたものをご紹介しております。そして、このミュージックサーバーという製品はどういうものかと簡単にご紹介をしますと、基本的にはNASに近いものだとお考え下さい。
しかし、NASと大きく違う所としては、まず、リッピング(CDを取り込む)が可能であるという事。それほどすごい事なの?とお考えになられる方もいらっしゃるかと思いますが、パソコンを使うことなく、高品位にリッピングが出来るというのは、この分野で色々なメーカーが挑戦してきたものになります。
それが、メーカーとして復活して数年のTechnicsがある程度完璧な形で商品化したという事は、驚くべきことだと私天野は思います。
そして、「リッピングが出来るNAS」だけではありません。DELA、fidata同様にUBSを直接DACへ接続して再生することが出来ます。
さらに、音楽のタグ情報と呼ばれるアーティスト情報やアルバム情報を簡単に変更することが可能です。

「これらを全て、パソコンを使わずにipadで完結できる」
(※厳密にはパソコンはあったほうが良いですが…)

これがST-G30の本当に凄い所だと思います。

それではそれぞれの機能をご紹介していきましょう。

・リッピングマシーンとして
リッピングという作業は、今では皆様普通に行っていますが、実は単純なものではありません。
通常リッピングは、パソコンを使って、取り込みを行いますが、ここで問題になるのはリッピングの程度によって、保存される音楽の良し悪しが変わるという事です。
今、ハイエンドオーディオ界隈で標準的に使われているリッピングソフトは「dBpoweramp CD Ripper」というソフトになります。
そもそもリッピング自体は2001年頃アップル社のipodが登場した頃から一般的に行われている事で、それほど、珍しいものではありませんが、音質に特化したものという事で、有料ソフトながら、ハイエンドオーディオでデータ再生を嗜んでいる方の多くはdBpowerを愛用しています。
そして、リッピングを行う光学ドライブはPCに付属しているものを使用せず、より高品位にリッピングが出来るドライブを使う方も多くいらっしゃいます。
こうした事を一つづつこだわる事によって、良いリッピングを行ってきましたが、ST-G30はこれ単体で高品位リッピングが可能になるわけです。
CDを本体のドライブに入れ、ipadをパパッと操作することによって簡単にリッピングが始まります。
ここで、問題になるのは、CDの「情報」です。

・タグ編集
CDには音楽情報の他に、ジャケット情報や、アーティスト名、アルバム名、曲タイトル、トラック情報等、色々な情報があります。
これらはCDから直接取り込むことは出来ず、インターネット上から情報を探してきて貼り付けるようなイメージになります。
ST-G30は「Gracenote」という所からこれらの情報を取ってきますが、Gracenoteはこういった分野では最大手の会社になり、ほぼすべてのタイトルを網羅しています。
しかし、たまに有名アルバムでもタイトルやジャケットが違っていたりする場合があります。
では、それらの修正・変更はどのように行うのでしょうか。
この作業を総じて「タグ編集」と呼んでいますが、これまでタグ編集はパソコン上で行ってきました。
この時に、どのような作業を行うかと言いますと、パソコンで音楽ファイルの中を見に行き、タグ編集ソフトを使って、修正や変更を行います。
この作業が実は、少々手間がかかり、多くの方は、間違った情報でもそのままにしていることが多くあります。
SU-G30の場合はどうか…
Technicsは最初の製品を発表するにあたり、自社の再生ソフトウェア「Technics Music App」というソフトを提供しています。
MusicAppはTechnicsが発売をしているネットワーク関連のプレーヤーを再生するにあたり使用することを前提に作られたタブレット専用ソフトですが、ST-G30のタグ編集はこのMusicAppを使用して行います。

リッピングの手順↓↓↓
ST-G30にCDを入れる→MusicAppを立ち上げる→MusicApp左側のアイコン→ST-G30メニュー→CDからの録音(選択するとGracenotoが立ち上がります)

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タグ編集の手順は↓↓↓
MusicApp左側のアイコン→ST-G30メニュー→編集→Music or Folder→編集したいアルバムを探す→編集したいアルバムの右側にあるエクスクラメーションマーク(!)→編集したい項目をチェック
この時に、パソコンでタグ編集ソフトを使用して行う場合は一曲づつ行う必要がありますが、MusicAppの場合は一枚のアルバムに対して一括編集が出来ます。

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以上がST-G30を使ってリッピング・タグ編集を行う手順です。

・音楽再生を行う
先にも書きましたが、ST-G30はミュージックサーバーとして発売をしていますが、その本質はNASです。
NASとはご存知の方も多いと思いますが、ネットワーク上で使用するストレージ(記録媒体)の事を言います。
その為、SU-G30を使用して、LINNやLUMINと言った他社のネットワークプレーヤーに音楽を送り出すことももちろん可能です。
現在、ハイエンドNASはBUFFALOのDELAやI・Oデータのfidataがございますが、それと同等の音質を聴かせてくれます。
そして、それらと同じようにUSBでの出力によるUSB/DACへの接続、再生が可能です。
唯一、機能としてDELA、fidataではLANの直接接続が出来ますが、ST-G30ではそれは出来ません。
ST-G30は対となるネットワークオーディオアンプSU-G30が出ていますが、ネットワークプレーヤーとして接続をするよりもUSBで直接接続をした方が音質は良いようです。

・総合的に
ミュージックサーバーとして発表されたこの製品。
同じような製品としてNASであればDELAやfidata、パソコンとしてはオリオスペックのRitmo、プレーヤーとしてはSONYのHAP-Z1ES。
しかし、どの製品にも属さない、新しい形のストレージです。
この製品によって、よりデータ再生が高品位に簡単になったといっても過言ではありません。
それが海外のメーカーやガレッジメーカーでは無くて、日本のTechnicsが作ったという所も話題の一つではないでしょうか。


ここまで、作業が簡素化されました。
データ再生の世界は皆様が一歩踏み出すのを万端の状態で待っています。
不安な方は是非H.A.L.3にご相談下さい。
全く知識が無い?本当に出来るのか不安?全然問題ありません。
皆様の音楽スタイルに合った製品やシステムをご提案致します。


ダイナミックオーディオ 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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