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2016年1月10日 (日)

天ノ視点-VividAudio-

天ノ視点-VividAudio-

皆様こんにちは。
秋葉原は気持ちの良い晴天になりました。

スターウォーズの最新作の公開で、ブームが再熱していますね。
特に今回は配給会社が20世紀フォックスから、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズに変更になったこともあり、タイアップやCM・広告を一層加熱しているように感じます。
実は、私天野は、お恥ずかしながら、これまでスターウォーズを全く見ることなく過ごしてきました。
小さいころに一度見て、ストーリーが全く理解できず、この年まで食わず嫌いをしていました。
ですが、お客様からのすすめもあって、スターウォーズを見はじめました…

メチャクチャ面白い!

まだ、全作品観れていませんが、早く休みにならないかなぁと久しぶりにトキメいています。
劇場放映しているまでに全部を観たいです!

さて、オーディオのお話しをしましょう。

■オーディオ界随一のSFスピーカー「VividAudio」■

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無理やりスターウォーズからつなげてみましたが、今回はVividAudioを改めて皆さまにご紹介したいと思います。
オーディオファンの方であれば、一度はご覧になったことがあるかと思いますVividAudio。
輸入商社ステラが扱っており、インターナショナルオーディオショウでは、常連のスピーカーです。
一度見たら忘れられない特徴的なデザインはオーディオ界きってのSFスピーカーではないでしょうか。
デザイン・設計を行っているのは、かの伝説級スピーカーB&W Nautilus(ノーチラス)を設計したローレンス・ディッキー氏。
幾度となく来日している方なので、お会いした事がある方もいらっしゃるかも知れません。
VividAudioのリファレンスラインはGシリーズといい「GIYA」(ギヤ)の名前がついています。
現在ではG1~G4のラインナップがあり、最上位G1から帯面積が半分になっていくという流れです。
下膨れの水滴のような形状でトップはカメレオンのしっぽのようにくるっと丸まっている形状。
良く皆さまからもご質問を頂きますが、この形状には当然ながら理由があります。
先にも書きましたが、ローレンス・ディッキー氏はノーチラスの開発者としても有名で、オーディオの名器集などには必ずと言っていいほど掲載されるスピーカーなので、写真などでもご覧になったことがあると思います。
このノーチラスの形状を思い浮かべて頂くと、わかりやすいと思いますが、ノーチラス(オウム貝)の名称の元となった巻貝の部分。ユニット背面にの音波を吸収していく構造になっていますが、低域の長い音波を吸音するためには高音・中音以上に長さが必要になります。その長い筐体を後ろに伸ばすとお部屋に入りませんので、丸めたのがノーチラスの正体になります。
この部分が上に伸びたのが、Gシリーズの根本です。
もちろん、それだけではなく色々な理由がありますが、VividAudioの形状はオリジナリティのみで形状を作っているわけではないという事です。

■B&W800D3シリーズの登場により再び上がる注目度■

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上記にもあるように、VividAudioとB&Wの関係は切り離せないものがあり、B&W旧800シリーズから多く比較されてきた二社ですが、正直な所、価格差等もあり、B&Wを選ばれることが多くありました。今回の800D3シリーズの価格が上がったこともあり、改めてVividAudioと比較したいというお話しが増えてきました。
もちろん、それぞれのキャラクターが異なりますので、どちらが良いという事ではありませんが、私自身改めてVividaudioの魅力を感じている今日この頃です。

■反射面を極力排除した設計■
最近のスピーカーは球体等を多用したスピーカーが増えてきました。これは箱型のスピーカー及ぼす平面バッフルの反射を避けたいという目的があります。造形技術の進歩によってこういった形状が作れるようになったというのも一つの大きな理由ですが、コンピューターの発達によって、音波の広がり方をシュミレートし、視覚化することが出来るようになったのも起因しているやもしれません。
さてVividAudioはどうでしょう。水滴状の形状を持っているVividaudioには平面バッフルというものがほぼありません。ユニットが発した音波を極力害せずに、スムーズに広がります。
この素直な流れがVividAudioの音色に大きく関わってきます。

■音色■
VividAudioの音色的な特徴としては、上記しました通り、とてもスムーズな広がりを感じさせてくれる所だと思います。
「スピーカーの存在が消えたようだ」というオーディオ界では使い古された言葉がこれほどあうスピーカーは他にありません。
ルームチューニングにもよりますが、スピーカーの内側はもちろん、スピーカーの外まで音楽の広がりがあり、目を瞑るとまさにライブのステージが浮かび上がるようです。
ダイヤモンドツイーターやセラミックユニット、リボン型、マグネシウム、はたまた物体を持たないイオンツイーター等、世界中には沢山の技術・素材を用いたユニットがあります。
その中でノーチラス時代からローレンス・ディッキーが採用しているのが、アルミを使用したユニットに拘りを持っています。

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硬すぎず、柔らかすぎず、適度な強さを持ちつつ、違和感を持たない。アルミ独特の色気があり、余計なふくらみは無くバランスの良いレンジ感を持っています。

■セッティングのコツ■

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極端にセッティングが難しいスピーカーではありません。しかし、振り角や壁との距離等を調整してあげることによって、広がりの出方や中央の密度感が変わります。
振り角などの他におすすめをするとすれば、足元です。
Gシリーズはすべて六点指示を行っています。ゴム足を使う場合は必要ないことですが、スパイクを使う場合はオーディオボードやインシュレーターを使う必要が出てきます。
この時、6点のスパイクがしっかり固定されていることが重要になります。とはいっても6点のスパイクをしっかり固定させるのは少々手間がかかります。
そのため、私のおすすめはここ4Fのセッティングである、オーディオボードに直挿しです。
直差しをすることによってオーディオボードの特製を最大限に生かすことが出来ますし、何より、沈み込みによって、すべてのスパイクが設置することになります。
もちろん、このセッティングを行うと、オーディオボードには傷がつきますので、それを避けたい方はインシュレーターをお使い下さい。
また、Gシリーズの末弟に当たるG4は背丈が約1mしかありませんので、高さのあるオーディオボードの使用をお勧め致します。
このあたりは生活環境等に寄りますので、ご相談頂ければ、皆様にあったセッティングをご紹介しています。


広がりが方の表現が素晴らしいGシリーズの為、クラシックユーザーに好まれるかと思いきや、私のお客様でVividAudioを使われている方の多くはロックやポップスが好きな方が多いVividAudio。ジャンルにとらわれず、素晴らしい音楽を鳴らし続けてくれるGシリーズは4FにてG4を常設展示しています。
B&W800D3シリーズをお考えの方は一度ご試聴されてみてはいかがでしょう。

ダイナミックオーディオ5555 4F 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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