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2015年7月20日 (月)

天ノ視点-おススメアクセサリ-2015.7.20

天ノ視点-おススメアクセサリ-2015.7.20

皆様こんにちわ。
天ノ視点(てんのしてん)を書いている天野です。
ここでは、天野がおススメするアクセサリをご紹介したいと思います。
どちらかと言うとハイエンド製品というより数万円~数十万円の金額で音質をグッと向上させる製品や方法をご紹介します。
皆様のオーディオシステムがより良くなるためのお手伝いです。

アクセサリ:その一
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Ilungo audio 「grndezza」
ここH.A.L.3の定番メーカー「IlungoAudio」です。
アピトン合板を使ったオーディオボード「grandezza」はB&WやSonusfaber等の各種スピーカーの足元に使うボードに最適です。オーディオボードと言えば、TAOCのSCBシリーズやKRIPTONが有名です。その他にもオーディオボードではなく、大理石や御影石などの石を使った物を活用している方も多くいらっしゃいます。安価に処理を行いたい場合はこれらの方法は有効ですが、石特有の堅さが音色にのってしまう事がありますので、場合によっては使用しない方が良いこともあります。特にB&W802SD等の高域がとても出やすいスピーカーだと硬い高域が出てしまい耳にあたることがあります。

■grndezzaの特徴
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grandezzaで使われている木材はアピトン合板です。アピトンは水に沈む程、比重の重い木材です。他にも比重の重い木材と言えば黒檀等もありますが、黒檀と違うのはその柔らかさにあります。先にも書きましたが、極端な例で言えば石を使ったボードは石の堅さが音になります。音の粒立ちや鋭さが欲しい場合は堅い素材を使う事もありますが、女性ボーカルやクラシック音楽のようにゆったり音楽を鳴らしたい、楽しみたい方にはおすすめできません。では柔らかい木材をボードに使った場合はどうでしょう。音楽自体は柔らかくなりますが、重さが無い為、安定性が悪く、情報量や解像度が十分に出ない可能性があります。このバランスは難しく、各社、試行錯誤して独自の構造を提案しています。
その中でgrandezzaに採用しているアピトンは音楽の柔らかさや自然な部分はしっかりと出しながら、重量のある素材で安定性を出し、情報量や解像度を表現してくれます。また、低域の改善にも大いに効果を発揮します。低域はオーディオを鳴らす上で言わずもがな重要な部分です。低域が出ていないシステムは音楽が細くなり、俗にいう「スカスカな音」になってしまいます。しかし、低域は出過ぎたり広がり過ぎたりしてしまうとと中高域の音楽の味をぼかしてしまいます。つまり低域はしっかり出したいけど、質の悪い低域は出したくない。その両方をちゃんとカバーしてくれます。

■特注サイズの指定
スピーカーの形は千差万別です。その為、ご使用のスピーカーに合ったボードを見つける事はとても難しいです。grandezzaにも定番サイズが数種類あります。4Fで使っているサイズはgrandezzaSTD(スタンダード)488×439×60というサイズになりますが、大きなスピーカーを使っている方には合いません。また、細いスピーカーであれば余りが出てしまいます。音質的には大きい分にはあまり支障はありませんが、リビングなどに置く場合は設置場所等の制限が出てきます。特注と言っても作製の時間はかかりますが、価格的には通常製品と大きく差が出ません。私が過去にお納めしたお客様にはTANNOYのCantarbury(ボードサイズ700×525×60)やTechnicsのSB-R1(ボードサイズ462×582×60)等、他にも沢山の特注サイズを作りました。スピーカーサイズに適したボードにすることによってそれぞれの特性をしっかり出すことが出来ます。
別の担当者ですが、JBLのフラッグシップモデルDD66000エベレストに完全にフィットしたサイズ・形状にした製品を作ったケースもあります。

■形状や製品の種類
このアピトン合板を使ったボード以外の製品もあります。
grandezzaSPKはブックシェルフスピーカーに使うスタンドです。音質やデザインの面でトールボーイではなく、あえてブックシェルフ型のスピーカーを使っている方も多いと思います。スピーカースタンドというと金属質の素材を使った物が主流です。それは重量のあるスピーカーを乗せる場合、最も重要になるのは強度と安定性だからです。重量あるスピーカーを乗せる場合は、微妙な振動が音質に与える影響は多くあります。その為、響きのある木質のスタンドは好まれません。しかし、grandezzaSPKはボード同様に通常の木質よりも重量がありますので、しっかり安定します。
その他にも電源ボックスの為に開発された、grandezzaTAP45(150×350×45)やgrandezzaTAP60(150×350×60)があります。電源ボックスの下は実は音質の変化が著しくあることをご存じでしょうか。grandezzaを使用すると低域のレンジがグッと広がります。場合によっては出過ぎるぐらいに出ます。その場合は別途インシュレーター等を使って調節します。
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☆garandezza特注サイズをご希望の場合
・特注サイズが決まっている場合はサイズをご連絡頂ければ2日~3日以内にお見積りをお出し致します。
・サイズが決まっておらず、ご使用の製品にあわせたサイズにしたい場合はご使用の製品をご連絡下さい。
・変形ボードや特殊な使用を目的とする場合は、それぞれの使用目的をご相談下さい。
・厚さも変更が出来ますが、通常60mm以下の厚さにするとgrandezzaの良点が下がる可能性がありますので、厚さは60mm以上を推奨いたします。

■grandezzaの使いこなし。
オーディオボードですので、製品の下に敷いてもらう以外にありませんが、スパイク構造の製品やインシュレーヤーが付いているものに関しては別途インシュレーターを使わずに、そのまま直に敷いて頂けるとgrandezzaの性質が生きてきます。一部先に書きました電源ボックスに使用する場合等はインシュレーターの使用をおすすめしますが、基本的には何も使わず、grandezzaの上に直に置いて下さい。もちろん、スパイクの場合はグサッとささる事になりますので、傷がつくことが嫌な方は避けて下さい。


以上がおススメのボードです。
H.A.L.3定番のボードでもあり、私からスピーカーを購入して下さった方にはもれなくおススメをしています。通常のオーディオボードよりも割高になりますが、価格なりに音質の向上があります。オーディオボードを考えている方、システムに何か変化をつけたい方、是非ご参考になさってください。


dynamicauio5555 4F 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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