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2015年6月15日 (月)

★H.A.L.3 News★-802EXAKT-

★H.A.L.3 News★-B&W802SD/LINN EXAKT-

皆様こんにちは。
現在、ダイナ5555ではスコットランドの名ブランドLINNとタイアップを行って各フロアにLINN製品を充実させていますが、ここ4FH.A.L.3はリファレンススピーカーであるB&W802SD/BのLINN EXAKT化を行ってみました。国内としては初の試みになり、お客様はもちろん、当社スタッフも興味が高まっています。

さて、ではこのB&W802SD LINN EXAKT(以後802EXAKT)についてご説明をしていきましょう。

■EXAKTとは?-LINNwebサイト-
まず、このLINN EXAKTについて簡単にご説明をしていきたいと思います。
EXAKTはLINNが提案する新しい形のオーディオスタイルです。LINNは皆様ご存じの通り、DSによってネットワーク再生を可能にしました。インターネット上で配信されている音楽をデータとして手に入れる事が出来る昨今において、CDやレコードといった媒体を通すことがないという事は音質に関係する余分な手間が省けるわけです。更に、プレーヤー、アンプとオーディオ製品の中でも機器や接点が増えることによってひずみや位相のずれは生じます。それをユニットの直前まで、デジタルで処理を行う事によって、最少のひずみや位相の特性を得ることが出来ます。更に、スピーカーやお部屋の特性に併せてOptimisation(最適化)させることが可能になりました。このSpace Optimisationという機能はLINN EXAKT Systemはもちろん、LINN以外のスピーカーも適用できるように、現在LINNが各スピーカーの設定を行っています。2015年6月現在100種類以上のスピーカーが適用になっています。

■Space Optimisation-LINNwebサイト-
EXAKTの機能の一つです。お部屋の形状は人にって異なります。スピーカーも人によって異なります。それぞれ異なった環境で鳴らした場合、すべてが最高の音色になるとは限りません。その為、皆様試行錯誤をしてご自身の最高の音を目指します。しかし、それにも限界があります。オーディオルーム等をお持ちであれば、ある程度詰める事が出来ますが、それでも限界があります。このSpace OptimisationはLINNが測定をしたスピーカーであれば、そのスピーカーを基準にお部屋の環境等を任意で打ち込み、最適化させることが出来ます。理想的なお部屋、理想的なスピーカー位置にスピーカーが無くとも、その環境下における最高の音楽を楽しむことが前提に作られました。

■802EXAKT
上記のようにEXAKTには二つの大きな利点が生まれました。DS機能を使ったフルデジタル伝送による低歪み、高位相特性。Space Optimisationによる、環境&スピーカーへの最適化。このうちSpace Optimisationに関しましては、DSユーザーでLINNが測定を終えている(Konfig上で表記される)製品に関しては適用されます。しかし前者はEXAKTの最も優位な点であり、LINN EXAKT Systemだから可能になった領域の機能です。
しかし、LINNとしては他のシステムでも、この機能を限りなく良い環境で使って欲しいという想いから、他社スピーカーのネットワークを使わずに、LINNのEXAKT BOX(チャンネルデバイダー)を使って、限りなくEXAKTSystemに近づけることが可能になりました。しかし、現在、LINN以外のスピーカーでそれが可能なのは世界中で2機種のみです。B&W 802SDとB&W オリジナルノーチラス。まず、オリジナルノーチラスは言わずと知れたB&Wの伝説級の最高位スピーカーです。ご存じの方、もしくは使用されている方であればご承知だと思いますが、ノーチラスはネットワークを持たず、外付けのチャンネルデバイダーを使用します。その為、今回のEXAKT化においては理想的なスピーカーと言えます。興味ある方は是非お問い合わせ下さい。
さて、今回、4FH.A.L.3が行ったのはB&W802SDをEXAKT化しようという試みです

STEP1「ネットワークをスルー」
P1020603 P1020604
802SDはノーチラスとは異なり、ネットワークを内蔵した通常のスピーカーですので、まずはこれを通さない仕様にする必要があります。802SDのネットワークはスピーカー底面部の中にあります。通常使用している時は開ける必要がまったくない場所です。さて、このネットワークに接続されている各ユニットのケーブルはハンダで止められていますので、ニッパーで切ります。このシステムを元に戻す場合は新たに半田を行う必要があります。
そして、現在ついているターミナルを全て外し、LINNから送られてくる特性ターミナルを装着させます。通常はバイワイヤ仕様に四本ですが、この場合は各ユニットごとにアンプを接続しますので、片CH計8本のターミナルが着くことになります。それら8本のターミナルと各ユニットから出ているユニットのケーブルを圧着で繋ぎます。写真ではネットワーク自体を本体から外していますが、本来はこれを付けた状態で格納します。

STEP2「アンプ」
P1020606
LINNのEXAKT BOXを使い、各チャンネルごとのアンプへ信号を送ります。その為、計8chの出力を必要とします。全てステレオパワーアンプで揃えた場合は計4筐体、全てモノラルパワーアンプで揃えた場合は計8筐体のパワーアンプが必要になります。今回4Fではウーハー×2部分にKLIMAXTwinを使用し、ミッドレンジとツイーター部分にはAKURATE4200という4chパワーアンプを使用しましたので計3筐体のパワーアンプになりました。もちろん、ここのアンプの良し悪しによっても音質は変わります。更にケーブルも必要に応じて増やして頂く必要があります。
これが、現在ノーチラスを使用している方はそのまま流用する事が出来ますので、802SDのEXAKT化よりも単純な話になります。

STEP3「EXAKT Space Optimisation」
物理的なセットアップはこれでほぼ終了になります。
この後に諸々のLINNのセットアップが始まります。
・DSのセットアップ
既にDS(もしくはネットワークプレーヤー)をお使いの方は必要ありませんが、ネットワークプレーヤーにてデータ再生が出来るようにするために、ネットワーク環境の構築や各種設定を行います。
・Space Optimisationの設定
スピーカーの選定、お部屋の形状や素材の設定、スピーカー位置の設定等を行い、環境にあった最適化を行います。


以上が主だったセットアップになります。
しかし、これらのセットアップは全て私達とメーカー担当者で行います。
お客様には音楽を楽しんで頂くだけです。


■B&W802SDをEXAKT化させる為には何が必要なの?
現在、EXAKTが使用できるLINN製品は計8種類あります。
□DS
・KLIMAX DS/K \2,400,000
・KLIMAX DSM \2,600,000
・KLIMAX EXAKT DSM \1,600,000
・AKURATE DS/K \900,000
・AKURATE DSM \900,000
・AKURATE EXAKT DSM \650,000
・MAJIK DS \350,000
・MAJIK DSM \500,000
□EXAKT BOX
・KLIMAX EXAKT BOX \1,700,000
・AKURATE EXAKT BOX \700,000
□LINN製スピーカーターミナル
価格未定

今回、4Fに来ている製品はKLIMAX DSMとKLIMAX EXAKT BOXです。
現在、上記いずれかのモデルを使用している場合は、EXAKTBOXを追加して頂ければ、システムとしては出来上がります。(※旧製品を使用している場合は有料のバージョンアップが必要になります。現在お使いのバージョンが分からない場合は担当販売店にお問い合わせ下さい)

また上記にも書きましたが、各ユニットを鳴らす為のアンプとケーブルが必要になります。

例)現在のシステム:CDプレーヤー+プリアンプ+パワーアンプ+802SDのシステムの場合
DS製品+EXAKT BOX+必要ch分追加パワーアンプ+必要ch分ケーブル+LINN製スピーカーターミナル(価格未定)+802SD
Exakt802

以上が802EXAKTの簡単な概要です。
もし、このブログをご覧になって興味をもたれたら、是非4Fまでお問い合わせ下さい。
期間中はご試聴も承っていますので、東京近郊の方は是非、お立ち寄り下さい。

H.A.L.3天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

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