« 5F 諸石より 3/7.8 のお知らせ DYNA SPRING FES 2015!! | トップページ | 6F カーボンラック »

2015年2月 8日 (日)

★H.A.L.3 News★HAP-Z1ES-2015.2.6

★H.A.L.3 News★HAP-Z1ES-2015.2.6

昨年の夏に発売となりましたSONYのHAP-Z1ESをメーカー担当者を交えて勉強会を行いました。

この製品は発売が開始された時にSONYに製品を見に行きましたが、当時はあまり魅力を感じていなかったのが正直な所です。しかし、昨日改めて触って思いました。これは良い製品だと…。

さて、そんなことでSONY HAP-Z1ESのご紹介を致します。

■HAP-Z1ESとはどのような製品なのか
P1020445
ハードディスク内蔵ネットワークプレーヤー
ネットワークプレーヤーとして、有名なのはまずLINNが代表格ではないでしょうか。4FH.A.L.3でも、数機種を展示して皆様にご紹介をしております。ネットワークプレーヤーの代表格であり、音色や使い勝手、サポートなどを総合しておススメしたいブランドです。
LINN DSとHAP-Z1ESの最も異なる点をあげるとすれば、まずはハードディスクが内蔵されているという事が上げられます。過去にもハードディスクを内蔵した製品はありました。現在、日本では扱いがありませんが、Oliveというメーカーがありました。CDプレーヤーとしても、ネットワークプレーヤーとしても使える優れものでしたが、使用上の問題やCDプレーヤーとしての音質が拭い切れず、積極的におすすめしておりませんでした。ではこのOliveとHAP-Z1ESの最大の違いはどこにあるのか、それは、このZ1ESの最大の魅力でもあるソフトウェアの完成度だと私は思っております。

■HAP-Z1ESソフトウェア
HAP-Z1ESのソフトウェアとして皆様が使用するのは二つあります。
まずは「HAP Music Transfer」
P1020446
このソフトウェアはPCにインストールを行います。何を行うかと言うと、Z1ES自体の設定を行います。主には、既にNASやPC内部に保存されている音源をZ1ES内部のハードディスクにコピーする指示を設定します。フォルダーや自動コピーのタイマー設定になります。
また、Z1ESは外付けのHDDが追加可能ですので、保存先の設定等を行います。
つぎに「HDD Audio Remote」
Screenshot_20150207125103
このソフトウェアはipadやAndroidタブレットに使用致します。
実質的に操作はこのソフトでほぼ全てを行います。このHDD Audio Remoteが素晴らしいです。ネットワークオーディオの最大の魅力は利便性だと思っていますが、ここまで完成されたソフトはなかなかありません。このソフトウェアについて少しご紹介致します。

■HDD Audio Remote
このあたりから少々面倒なご説明になりますので、読むのが面倒な方はお電話下さい。
先ほども書きましたが、ネットワークオーディオの最大の魅力はその手軽さだと思います。ipod等のタブレットを使用して音楽を好きな時に好きなように再生します。その手軽であるはずのタブレット操作において、「音楽が表示されない」や「ジャケット情報が出てこない」「プレイリストが作れない」等、様々な不安点が出てきます。例えばLINNのKINSKYという再生ソフトでは、おおよその部分がカバーできていますが、ジャケットの表示が一秒~二秒遅れたりすることがあります。「二秒ぐらい待てばいい」という方がほとんどですが、これが、いざ毎日使っていると少々不便に感じたりします。そういったストレスが無く使えるということはネットワークオーディオとして、かなり評価が高いのではないでしょうか。
HDD Audio Remoteはストレスが無いだけではありません。プレイリストの作成はもちろん、ジャケット情報の取得やタグ付等もこのソフトで完結出来ます。
Screenshot_20150208160025_2
このタグ付やジャケット(アルバムアート)の取得・貼り付けはこれまでPC側でNASやハードディスクの中を見に行って設定するしかありませんでした。更に専用のアプリケーションが必要で、作業にも時間がかかっておりました。これらの作業がタブレット上で完結できるというのはLINNを始め、ネットワークオーディオ・USB/DACの分野において、私が知る限りでは初めてではないでしょうか。ジャンル分けやトラック編集、また、インターネットラジオも楽しんで頂けます。
Screenshot_20150207125144
LINN KINSKYでもインターネットラジオを楽しめますが、HDD Audio Remoteにはradiko(ラジコ)がプリインストールされていますので、KINSKYでは楽しめないTOKYO FMやJ-WAVEと言った放送局を楽しめます。このあたりは国産メーカーならではないでしょうか。更に、音楽を楽しんでいる最中に再生している音楽の動画をタブレット上でYOUTUBEを見ることが出来ます。更に更に、TV側やBDプレーヤー側とタブレットをwifiで繋げることによってTVでYOUTUBEを見ることが出来ます。これは直接的なHDD Audio Remoteの機能ではありませんが可能です。また、wikipediaでその音楽を調べることも可能です。
Screenshot_20150207125036
それだけではありません。iPhoneやスマートフォンの中に入っている音楽をその場で移行する事も可能です。例えば、通勤中やお勤め先でスマートフォンに音楽をダウンロードしてポータブルで楽しんだ後、ご自宅に帰ってZ1ESに音楽を入れてお持ちのオーディオで楽しみます。他にも、ご友人等の持っている音楽をコピーする事が可能です。
他にもZ1ESのDSDアップコンバート機能「DSEE(デジタル・サウンド・エンハンスメント・エンジン)」や「DSDリマスタリングエンジン」「8倍オーバーサンプリング・デジタルフィルター」も面白い機能です。あくまで一つの機能として皆様に使って頂ければと思います。良くなる場合もありますが、逆に違和感が出る場合もあります。Z1ES発売当初はこの機能が必ずONの状態でしたが、検証をした時にはON/OFFの切り替えが可能となっていました。
Screenshot_20150208144612
このように、これまでのネットワークプレーヤーでは出来なかった機能が多く組み込まれています。まだ、私が検証しきれていないだけで、色々な事が出来るかも知れません。また、今後のアップデートで面白い機能が追加される可能性もあります。

もう一つ、楽しい機能として、シーン別再生があります。ジャンルやアーティスト、フォルダといった検索方法は他社のソフトでもありますが、「おまかせチャンネル」という項目では、朝におすすめの選曲や昼、夕方、夜、深夜、アクティブ、リラックス、メロウ、アップビート、エモーショナル、ソファラウンジ、ダンスフロア、エクストリームそれぞれのシーンによってZ1ESが勝手に選曲してくれます。意外と楽しいです。
Screenshot_20150207125122
これまで、多くのネットワーク系のアプリケーションを触りましたが、これだけスムーズに分かりやすく使用出来たのは初めてでした。

■他の機能
無線での接続が可能です。内部ハードディスクなので、音源移行の時間が長くなりますが、通常の仕様では問題ありません。あと、無線の場合はご自宅の無線環境によりますが、インターネットラジオ等が途切れる可能性があります。

■改善点・今後の期待
とはいっても他のメーカーと比べて、今後の製品で改善をして欲しい点があります。
それは、デジタル出力が無いという所です。
Z1ESの中で全てが完結するという利点はありますが、普段、皆様が使っていらっしゃるお気に入りのDACが使えれば、より楽しむ幅が増えるのではないでしょうか。
今後、Z1ESの上位機種が登場することがあれば、デジタル出力も備え付けられると私は期待しています。
以上がここ数日HAP-Z1ESを検証してみた内容です。
実際に使っていて、もう少しこうしたら…という事も出てきました。
ソフトウェアの場合はアップデートで対応するという事ですので、今後、改善されると思います。

それにしても、HAP-Z1ESを触っているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
音楽や映像を楽しむってこういう事だと改めて思ってしまいました。
現状、H.A.L.3では常設する予定はありませんが、皆様のご来店にあわせてご用意をさせて頂きたいとおもいます。是非、お問い合わせ下さい。
時代はここまで来た…。

4F H.A.L.3 天野
amano@dynamicaudio.co.jp
03-3253-5555

|

« 5F 諸石より 3/7.8 のお知らせ DYNA SPRING FES 2015!! | トップページ | 6F カーボンラック »