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2014年7月21日 (月)

6F The Cardinal

どうもこんにちは。いよいよ夏休みですね!
 
先週末の事ですが、6F試聴室に登場したのは…
P1000465
7個のユニットと2個のドロンコーンを
搭載したスピーカです。
細見ですが120kgの重量です。
 
最後に鳴らしてから少し時間が経っているとのことで
音出し直後はなんとも言えない感じでした。
 
ずいぶん泥臭い鳴り方だなぁ…なんて思っていましたが
2日くらい鳴らしこんだら本領を発揮してきました。
 
敢えてユニットの数を記載いたしましたが、
しっかり鳴らすのは大変なスピーカだと実感しています。
大容量の電源部、しかもモノラル構成じゃないと
なかなか厳しいかもしれません。
密閉型というのもあると思います。
 
似たようなと言っては語弊がありますが、
MAGICOを思い出さずにはいられない製品だと思います。
※最近の日本国内においてはMAGICOの方が露出が多かったので
 
密閉型の重量級スピーカはようやく本質を追求できる
時代になったのかもしれないですね。
筐体を響かせる事はなく純粋にユニットからの音を
聴かせる。
 
低音を豊かにするにはバスレフ等の構成が多く採用されています。
低域に関しては指向性が甘いという考えがあり、私もそうだと
思っています。
 
しかしいざこのThe Cardinalを聴くと、指向性に関しては
大きな誤解があるように感じました。
 
オーディオを聴くにあたり“ベストポジション”というのは
当然あり、イベント会場でも気になるところです。
The Cardinalを聴いてみて、ベストポジションに居るべきと
強く感じさせられました。
 
恐らく皆様も密閉型の低音というと、独特の出方をする印象を
お持ちだと思います。とても形容し難く悩ましいのですが、
私の脳だと低音が球体になっているかのように映ります。
それを体験するには、しっかり真ん中の席に座る必要があります。
 
ドロンコーンを採用していると、低音は甘く遅れがちな印象ですが
ほとんど気が付かないです。
 
どれが正解かはわかりませんが、低音の指向性を意識しなければ
聴けない音であるのは事実だと思います。
 
あとはしっかり駆動できるアンプが必要になります。
ConstellationCentaur monoだと鳴らないんじゃないか、と
思っていましたが、さすがの電源部なので良い感じです。
出力数値は控えめでも、それだけでは判断材料にならないです。
 
ツィータも金属ではないので、どこかしら柔らかさのある
鳴り方ですが立ち上がりも良く、全体と調和しています。
 
もう少しお手軽なところのモデルがあると良いのですが、
本来の目的を見失うことなく追及した製品だと
聴けば伝わってくると思います。
 
5555 / H.A.L.Ⅱ / A.武田でした。

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