6F 主旋律となるスピーカ
どうもこんにちは。東京の夜より寒い所があるのでしょうか?
East Passiveという部屋に1システムとして展示していました。Franco Serblin『Accordo』
見る角度でスタンドへの光の反射が
かわり、それだけでもワクワクする
スピーカです。写真はそこだけを意識しました。
外見だけで満足できそうな仕上がりですが、音も満足いただけます。
とても好評ですね。リスニングポイントで聴くのはもちろん
部屋に入っただけでも、良い雰囲気の音を出します。
例えば、リスニングポイントで聴くことが少ない環境だと
Accordoのように、しっかりエネルギーが出せるスピーカは
とても良いと思います。
アンプは前回移動し、音だしを開始した
darTZeel『NHB-18 NS』『NHB-108 model one』を使っています。
darTZeelはプリがバッテリー駆動ということもあり、
とてもクリアなサウンドです。
ただEINSTEINのような“澄みきった見通しの効く”という表現
とはちょっと違いますね。いや、だいぶ違います。
EINSTEINはピントが合ってる部分(音)とその後ろの情景を
描いている音。と思っていますが。
darTZeelは純粋にきた信号を純粋なまま増幅しようという感じが
強いので、他のアンプから聴き比べるとやや淡泊な印象です。
音色が強いタイプではありませんが、このS/Nの良さによる
音が引き立つ様子が魅力です。CDなどのプリ以前の機器の音色
に大きく左右される傾向が強いです。
あとはスピーカのキャラクターですね。
Burmesterトランスポートが『969』、DACが『980SRC』
この両機器はいわゆる“普通”の音がすごく良く出ます。
ベルトドライブ採用のCDトランスポートは少し濃厚で熱い部分
を感じますが、自然なバランスだと思います。
既に次のモデルへとバトンタッチしていますが、しっかり同じ
音作りです。
前段機器にバランスが寄っていますが、Accordoは前段機器を
少し奮発してもしっかり答えてくれるスピーカです。
重低音をドカドカ鳴らすのは苦手かと思いますが。
今日の帰りも会社に泊まりたくなるような寒さなんだろうな…
5555 / H.A.L.Ⅱ / A.武田でした。
takeda@dynamicaudio.co.jp
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