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2011年5月27日 (金)

天ノ視点-4F- NO,5

天ノ視点-4F- NO,4

ダイナミックオーディオ5555 10周年企画第四弾として行っている「太陽インターナショナルフェア」が好調です!!
今回の天ノ視点では四階展示製品AVALON「Transcendant」をピックアップしてご紹介いたします。

AVALONといえば七階アシスタント時代にその圧倒的な存在感で聞く人を魅了していたIsisや一昨年発表されたTime、名機Diamondが有名ですが、今回四階では昨年発表され、AVALONの中でも現実的な価格対として注目を集めているTranscendantを展示してみました。

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AVALON Transcendant 定価\1,942,500(込み)/プレミアムウッド定価\2,572,500

「注目はなんと言ってもセラミックツイーター」
AVALONといえばダイヤモンドツイーターを採用していて、非常に綺麗な伸びのある高域を再生し、組み合わせるアンプによっては面白いようにスピーカーから音源が離れ、その存在を消してくれる印象があります。B&Wも新800シリーズはすべてにダイヤモンドツイーターを採用しており、その実力は折り紙つきです。しかし、ご存知の通り、ダイヤモンドツイーターを採用すると、非常にコストがかかり、価格の高騰は避けられません。セラミックユニットが安いとは言いませんが、ダイアモンドツイーターよりはコストパフォーマンスが良いのかもしれません。五階担当時代からセラミックユニットを採用したスピーカーを採用したスピーカーを扱ってきた私としては非常にうれしいことですが、問題はその相性ではないでしょうか?

「AVALONのキャラクターはツイーターにあり?」
この太陽インターナショナルフェアが開催される一ヶ月ほど前に、実はお客様からのご要望でTranscendantと一つ下のクラスAscendant2を比較試聴するチャンスがありました。AVALONの中堅機の二機種は価格にして50万円程の差があり、その差がいかほどのものかを検証するためでした。サイズやユニット配置の違いはあるにせよ、両者の相違点を音で捉えた場合、最も感じたのは「高域のキャラクター」でした。純粋なセラミックユニットを搭載しているTranscendantに対しAscendant2は新開発の複合材と輸入元では紹介しております。新開発の複合材とはどういうものかはわかりませんが、AVALONとしてはコストを抑えてAVALONのスピーカーをより多くの皆様に楽しんでほしいということで作った製品だと私は思います。そのキャラクターを私が感じた印象で言えば「元気の良い跳ね馬」。比べてTranscendantは調教されたスプリンターと言ったところでしょうか。Ascendant2の難しいところはこの元気よく出てくる高域をアクセサリやそのほかの機器でいかにまとめるか、中低域とのバランスをどのようにして仕上げるかにあると思われます。(※現在太陽インターナショナルフェア中は当店五階にてベテラン担当秋山が鳴らしています)対してTranscendantはセラミックユニット特有のスピード感や優等生タイプの音にどれ程ゆとりを持ってユーザーの好みの音に仕上げていくかにあると思われます。根本的な方向性は両者に通じるところはありますが、このキャラクターを皆様がどう感じるか、お店に来てじっくりと聴いてみて下さい。

「AVALONが培った技術」
昨年のインターナショナルオーディオショウは話題のスピーカーが多くお披露目され、非常に楽しいものでした。オーディオの花形であるスピーカーが元気いいと良いですね。見ごたえがありました。先日短期展示を行ったYGAcoustics「AnatⅢ」やMagico「Q5」、驚愕級スピーカーSonusfaber「The Sonasfaber」など、超ハイエンドスピーカーが軒を連ねましたが、老舗ブランドのTANNOYやJBL、B&Wも新製品を展示し元気に鳴っていました。独自の考えを貫いたメーカー、または新たな思想の元に作り上げてきたメーカーさまざまです。ではAVALONはどうでしょう。先にも書きましたがAVALONといえばIsisやTimeといった超ハイエンドクラスのスピーカーがすでに人気を博しており、その音や技術は多くの人を魅了しております。それらの名機に採用された技術を惜しみなく採用し、コストを抑え設計者二ールパテルの感性のもと、作り上げられたのがTranscendantなのです。伝統のAVALONカットはもちろんのこと、内部のネットワークや中低域のユニット、ターミナルやバスレフに至るまで、歴史があるからこその設計になっています。

「ジャンルを問わない鳴り」
本来、どのスピーカーメーカーもそうですが、この音楽を聴くために特化したスピーカーであるということはありません。しかし、そのスピーカーの特徴や経緯から、または私ども販売員、またはユーザー、評論家の方が実際に鳴らした結果、このような音楽を聴くと素晴らしいと感じ、それを皆様にご紹介することはよくよくあります。ではAVALONはどのような印象を持っているでしょう。スピーカーの存在を消してしまうほどの広がりやダイヤモンドツイーターの持っている綺麗な伸びや見通しからクラシック向きと感じる人が多いのではないでしょうか。「AVALONでロック?それは無理があるよ」そんなことはありません。輸入元のwebでは設計者の二ールパテルについてこんなことを書いています。「若い時からフィラデルフィアシンフォニーの熱烈な支持者として感性を磨き、一方、ジャズや現代的なポップミュージックにも敬意と愛情を示すニールだからこそ、音楽を愛するリスナーはもとより、ベーシストやビッグバンドオーケストラ、そしてクラシック放送局のモニターとして評価を受けているスピーカーをデザインすることが出来たのでしょう。」私はこのスピーカーで聴くジミヘンドリックスが好きです。アースウィンドファイアが好きです。YMOが好きです。優れたスピーカーの方程式なんてありませんが、あえて書くならユーザーの聴きたい音楽うべてを理想の形で鳴らしてくれるスピーカーだと思っています。残念ながらその理想のスピーカーには未だ出会っていません。しかし、少なくともTranscendantはその理想に近いものであると言えるでしょう。

さて、長々と書いてしまいました。
「百聞は一聴に如かず」太陽インターナショナルフェアは来月20日まで開催しております。
拙い文章ではなく、皆様に聴いて頂きたいとものです。是非、ご来店下さい。

ダイナミックオーディオ5555 4F 天野

tel:03-3253-5555 fax:03-3253-5556

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