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2010年3月 1日 (月)

天ノ視点 NO,380

天ノ視点 NO,380

500_1 「衝撃」

WILSON AUDIO「Sophia 2」
Standard color \2,205,000.(込)
Special color \2,310,000.(込)

WILSON AUDIOと言えば往年のsystemシリーズが有名で、昨年から発売が開始されたSasha W/Pは輸入元が変わった今も人気が高い製品です。上位クラスのMAXX 3は定価で800万円を越え、Alexandria X-2 Series 2に至っては2000万円を越える超ハイエンドスピーカーです。そんなラインナップを観ると、ペアで220万円のSophia 2はお手頃価格のように感じますが、それでもこの5階の中では最高クラスの価格。Audio Fitting room的にはtotalPlice500万システムにねじ込んでみました。

CD-Player : NAGRA CDC \2,180,000.(別)
Integratedamp : NAGRA MSA \1,300,000.(別)
Speaker : WilsonAudio Sophia2 SP color \2,200,000.(別)
税別定価total \5,680,000.

最近、SonusfaberやJosephAudioなどをよく聴いていたので、優しく・綺麗に・柔らかくという傾向の音を追求していました。だから、Sophia2の音を聴いた時は衝撃でした。

500_2 輸入元が変わって、まだ少しバタバタしているかなと思われる去年の暮れ頃、「ちょっと聴いてみる?」と言うことで今回の話が出てきてから数ヵ月後の先日、ようやくその姿を見ることが出来ました。307W×1050H×484D(mm)の筐体は思っていたより大きく、そして72.6kgとなかなかの重量。今回、ここ5階に登場したSophia2はスペシャルカラーの「Sebring Blue(セブリング・ブルー)」。輸入元のAXISSのwebを観ると参考カラーが出ていますが、その色よりも、かなりブラックに近いブルーです。他にもスタンダードカラーが4色、スペシャルカラーが12色と選び方は皆様の自由。人的には写真にも出ている「Carmon Red」が好きです。他にもグリルカラーは4色とスパイクがシルバーとブラックの2色と自由度の高い配色が選んでいただけます。ご参考までに↓↓
http://www.axiss.co.jp/Wilson_color.html
と言う事で、Sophia2が届いてからスパイクの有り無しや、インシュレーター、ボードの使用など、検証を行ないつつセッッティングを行ない、ようやく今の状態に。
最近、お客様からソウルフルなディスクを沢山お借りする事があって、5階で鳴らしていたのですが、今、5階にあるスピーカー達はどこか綺麗でパンチの効いた音楽を鳴らすには少し物足りなく感じていたのは正直な所です。チェックのために最初にかWood けたのはWOODS EMPIRE / UNIVERSAL LOVE。Tr,1 「WEET DELIGHT」は80年代王道 ダンスミュージック。キレの良いドラムとファンキーなベースが心地良いソウルです。まさに心奪われたました。余裕のあるスピード感と申し分無い低域の量感。ユニットのグリップがしっかりと効いていて音量を上げても崩れる事はありません。輸入元のwebにもありましたが「スピードと制動力に優れ、ダイナミックで切れの良い低域再生」まさにそれを感じました。
そして、一つ一つの音の粒立ちが良いです。しっかりスピーカーから音が離れ、リアルな歌い手と奏者を浮かび上がらせます。特にドラムが面白いですね。録音によって一固体になるのか個別に表れるのか、手に取るように分かります。しっかりとした筐体でユニットを完全に近い形で駆動させているからこその存在感。
お奨めジャンルはポップス・ダンス・ロック・フージョン…と言ったところでしょか。
それでも、オーケストラと弦楽・ピアノも聴きました。
それら静かな音楽の場合、特筆したいのはS/Nの良さ。無音という音をちゃんと持っています。曲途中の演奏が止まる瞬間にまるで引力に引き込まれるかのよう。バックバスレフの効果もあってか、スピーカー後方のステージ感はしっかりと表現されています。ここ5階では特注のQRDを使用して拡散させていますが、実際の使用を考えると後ろは少し空けた方が宜しいかと…。
ピアノも気持ちがいいです。
今回はジャズピアノを聴きました。
Photo Midnight Sugar/山本剛 Tr,2「I'm Fool To Want You」
粒立ちがいいので山本剛さんの細やかな技が光ります。ピンッと弾かれた小さな閃光が現れたかと思うとフワッと消えてピアノっていいでしょ?とまるで語りかけてくるようです。バックのドラムス、ベースも申し分無い存在感でトリオのグルーブ感は勢いではなく匠に心臓をぎゅっと包まれるような切ないもに感じました。

500_4 昔、「WILSON AUDIOってどういうスピーカーなのでしょう?」と質問し事があります。その時の答えは「孤高の存在だよ」と言われました。ずっとそんな言葉を忘れていたのに音を聴いた瞬間にその言葉が浮かび上がって意味がわかったように思います。スピーカーとしては至極真面目で成るべき姿に成ったとさえ感じますが、では、他に代わるスピーカーはなんだ?と考えた時に直ぐには頭に上がりませんでした。一つの完成された形がWILSON AUDIOなのでしょう。

amano@dynamicaudio.co.jp 

5階 Audio Fitting room 担当天野

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