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2009年6月24日 (水)

日東紡音響エンジニアリング(株)の試聴室見学

こんばんは。
梅雨に備えて、仕事帰りに有楽町に寄って雨用の靴を買った、宮川です。

さて、先日閉店後に、日東紡音響エンジニアリング(株)さんの本社にある試聴室を見学させて頂く為に、島と共に相撲の町両国まで行って参りました。当フロア試聴室にも設置している「Sylvan」の効果を身をもって体験しているだけに、期待で胸が膨らみます・・・

8 ←本社ビル7階へ案内して頂き、奥の試聴室へ。
正面スピーカー背後には「Sylvan」が置いてあります。このスピーカーは「NESモニタースピーカー」という製品で、現在、日本のテレビ局キー局は殆んどこのメーカーのものが入っているそうです。ちなみに、この試聴室にあったものは1台200万くらいとの事・・・パワーアンプも専用のモノラルアンプを使用していました。

TPhoto  ←天井にはグラスウールを施した吸音材、正面以外の壁面を「Sylvan」の元である「AGS」が一面覆っています。「AGS」は奥行きが60cmあり、太さの違う円柱状の木材がランダムに並んでいます。これを切り出して、コンシューマー用にコンパクトにしたものが「Sylvan」です。

まずはこの「日東紡音響エンジニアリング(株)」はどういう会社なのか、事業内容や手掛けた事例を解説して頂きました。

NHKや民放放送局、ラジオ、レコーディングスタジオ、ホールの施工から、空港や工場の騒音対策や、建築音響コンサルティングを手掛け、測定機の設計もしている・・・社員の殆んどが技術者と言う、音響のプロ集団です。

次に、音源からの音の伝わり方、「AGS」を入れる前後での変化を、音の伝播を画像にして、非常に分かり易く解説して頂きました。当フロアの試聴室での音の聞こえ方についても参考になるや納得する事が多々あり、大変勉強になりました。

そして、いよいよお楽しみの試聴・・・・

まずは壁を暗幕で覆って、「AGS」の無い状態、そして「AGS」でチューニングした状態を比較試聴しました。

島の持参した聴き馴染んだディスクをかけたのですが・・・物凄いリアリティ!実体感!!「ホンモノの音がする!」と次々に色々な曲を試聴しました。音にしっかり芯があり、それぞれが非常に聞き取り易くハッキリ聴こえるのですが、少しもうるさくなく、そして“ハイパーモニター”という感じなのですが、つまらない音では決してないのです。本当に、そこにいて演奏しているような、今まで聴いた事無いくらい生々しく・・・

当フロアの試聴室とはまた違う方向性の音で、4階にもう1部屋試聴室を作れるなら、こんな部屋が欲しい!と思ってしまいました。当フロアの試聴室は、これと比較すると“詩的”というか、やっぱり少し雰囲気のあるロマンティックな音色に聴こえます。

オーディオって、正解の無い世界だな・・・と改めて実感しました。

部屋のチューニング、低域の処理など、参考になる体験も沢山出来て、とても勉強になった、有意義な時間を過ごせました。
この為に、お時間を作って頂きました日東紡音響エンジニアリング(株) 山下氏、平田氏には厚く御礼申し上げます。

これで、お客様にももっと参考にして頂ける、ルームチューニング案の幅が広がったかな・・と思ったりしています。
「Sylvan」含め、ルームチューニングのご相談も承りますので、どうぞお気軽にご来店、お問い合わせ下さい!

4F H.A.L.3  宮川 いより <iyori@dynamicaudio.co.jp>

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