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2009年6月14日 (日)

天ノ視点 NO,323

天ノ視点 NO,323

二回目の更新!!

今日は毎週日曜日恒例のSunday Concertが開催されました。
注目はなんと言っても…

Kiso Acoustic HB-1 \1,300,000(マホガニー)

Hb1_2 小さな筐体。
「宝石箱」と比喩されるその小さな「箱」が奏でる響きにおよそ一時間半、私達は酔いしれました。
まず、エンクロージャーの大きさだけ観ると、H.A.L.Ⅰのスピーカーの中では間違いなく最小であり、サブシステムに使用するような印象を受けます。
しかしその音を聴いた瞬間に、抱いていたイメージを大きく変えなくてはなりませんでした。

目の前に広がるステージ感。足元から迫る低音。そして、響き。
「HB-1」。HBとは「HIBIKI」からその名が付けられたそうです。

Hb1_3 高峰楽器製作所とのコラボによって作られたその筐体はアコースティックギターそのもの。
カーボンやアルミ、ケープラー等の素材が加工技術の進歩により多用されている中、「木」のエンクロージャーで尚且つ、内部には吸音材はまったく使用していないHB-1はまさに職人の腕で音の良し悪しが変わってしまう繊細さ。
筐体を叩いてみると2.5mm厚のマホガニー板の中で「コンッコンッ」と鳴っているのが分かります。それはあたかもアコギのボディーでリズムをとる時の音と同じような感覚。
今回、H.A.L.Ⅰに登場したHB-1はマホガニーをエンクロージャーに使用したモデルでした。
Hb1_4 今旬のStereo Sound誌の表紙を飾ったHB-1はメープルモデルだそうです。
価格はマホガニーで\1,300,000。メープルで\1,500,000~\1,700,000(時価)そして、ハワイアン・コアも時価になるそうです。(\1,700,000以上)まず使用する一枚板をお客様にご覧いただき、納得したらお見積り(価格の変動あり)→作成。という流れ。まるで特注のヴァイオリンやアコギなどと同様に木目の美しさや仕上がりも重視するからこその手間。
スタンドは現在はアコースティックリヴァイブを使用していますが、付属品ではありません。
試聴ポイントからツィーターの位置が耳からおよそ10cm~20cm程下がった位置が適正とのことです。
筐体重量はおよそ4.5kg。能率は84dB。インピーダンスは8Ω。2ウェイ、バスレフ型ブックシェルフスピーカー。とそれだけ聞くと数多くのHb1 スピーカーとなんら変わらないスピーカーのように感じます。が、この音を聴いた方だけが実感する良い意味での裏切り。聴いた後に「やられた」と感じてしまう事でしょう。

さぁ…今日の11時にやってきて、明日には取材のため試聴が出来なくなってしまうHB-1。
H.A.L.Ⅰでは今後、導入に向けて動き出しそうです!!

amano@dynamicaudio.co.jp H.A.L.Ⅰアシスタント天野

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