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2008年12月 3日 (水)

オリジナリティについての考察

Prelusion
「Prelusion」 Patrice Rushen

三三七拍子と言うけれど、
あれはただの四拍子です。
手をたたいていない時間を勘定に入れてないだけで。

古来より日本では、
表拍ばかりを強調する曲が多かったため、
日本人はもともと裏ノリのリズムに弱い民族です。
一本締めの「よ~」から「ポンッ」までのタイム感もみんなばらばらで、
一向にピッタリ合いませんね。
あれは、
四拍子の一小節と考えて、
「よ~」が一拍目、「ポンッ」が三拍目に来ると意識しながら、
心の中で二拍目、四拍目を感じ、
さらに八分音符や十六分音符も感じるのです。
すこし余裕が出てきたら、
マーヴィン・ゲイの「Mercy Mercy Me」のようなハネ気味のカッティングを感じれば、
完璧かつオリジナリティあふれる一本締めができるようになるでしょう。
しかし日本は、雅楽や古今調子、琉球音階など
とても美しい旋律を持っているというだけで十分だとも思いますが。

パトリース・ラッシェン
当時、弱冠二十歳にしてこのファンクネスと
ハンコック級のジャズ。
のちにソウル系の歌を歌って有名になりましたが、
最初はピアニストとして、
こんなにレベルの高いジャズをやってたんだなぁ。

ジャズに於けるドミナント7♯9コードの役割と、
ジミ・ヘンドリックスに於けるドミナント7♯9コードの役割は全く異なる。
前者は、ペアレントに滑らかに回帰するための潤滑油であるのに対し、
後者は、それ自体がペアレントの役割を果たしている。
つまり、何かに付随する形でしか存在しなかったものを
ジミヘンは、単体で独立した使い方をしたわけです。

オリジナリティとは、
無から何かを創り出すことではなく、
誰も見つけられなかったものを、
発見することです。


seki@dynamicaudio.co.jp

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