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2008年11月18日 (火)

雨とダンボールと猫と引力

Secrets
                 
「SECRETS」 Gil Scott-Heron and Brian Jackson

ダンボールの中の猫はずるい。
たいてい2割増しでかわいいから。
雨なんか降ってたら余計不憫だから3割増し。

でも雨の日が心細いのは、
傘や何かで、
自分の領域があらかた決定してしまっているせいです。

C  G  D  A  E  B   F♯  G♯  D♯  A♯  F  C♯

これは、
リディア概念に基づいた調性引力の順番を示したものです。
左端を地球とするなら、
右端が宇宙です。
つまり、
右に行けば行くほど徐々に地球の重力から解放され、
音は浮遊し、一番左端の基準の音からは
どんどんはずれて行く、という考え方。

Cが猫だとすれば、
A辺りにダンボールがあって、
かなり遠くにあるFが雨って感じです。
CAFとなり、
並び替えるとFAC
これはFのトライアドコードで、協和音です。
もともとはそれぞれがばらばらに離れた場所にいたのに、
集まると協和する。
不思議なもんです。

上から押さえつけたり、意見を却下することは、
芸術的にあんまりです。
そのへんの公園なんかで遊んでる子供たちをよく観察してみれば、
周囲の大人たちの肯定こそが、
発想の引き金になっていることは明らかです。
彼らは実に様々な遊びを次から次へと生み出すことができる反面、
それを親に否定された途端、アイディアにブレーキがかかり、
中にはエンジンまで止めてしまう子も少なくないですね。
「お母さんがそこで叱らなければ、
その子からもっといろんなアイディアがでてきたのに~。」
なんて勝手なことを思ったりしてます、公園や道端で。

人間にしたって猫にしたって、
子供たちは
親や飼い主に肯定してもらいたくてたまらないんですよ、きっと。
引力の中心はそこにあるわけですから。


seki@dynamicaudio.co.jp

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