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2008年8月21日 (木)

バップ・リダックス3

Matador

「Matador」 Kenny Dorham

やっぱり、バップはサックスやトランペットなどの
管楽器の音楽だな~と思います。
考えてみれば当然の話。
もともと管楽器奏者が中心になって作った音楽だし、
音域なんかもサックスなどが演奏しやすいように出来てますね。

では他の楽器はどんな音楽に向いてるのでしょうか。
ピアノやギターは、大抵どんな音楽でも表現できますが、
ピアノは平均律なのでクラシックなどが弾きやすいですね。
ギターは弦を直接触れるので、ブルースなどで聴けるような、
微妙なニュアンスを表現しやすいです。
しかし、インド音楽では1オクターヴを22分割するそうなので、
シタールなどのインドの楽器でないと、
とても表現しきれないでしょうね。
バリ島などのガムランにいたっては、
複数のガムランを使う場合、
音をクラスターさせることで生じる「ぶれ」のようなものを表現するため、
わざと微妙にずらして調律するそうです。
これはもう、現地の職人じゃないと難しいですね。

やろうと思えば、一つの楽器ですべての音楽を
それなりに表現することは可能です。
しかし、やはり「それなりに」止まりのようです。
ドーハムのバップも上手いですね。
結構キューバよりになってるアルバムですが、
はっきり言って、バップ野郎はバップ野郎ですね。


seki@dynamicaudio.co.jp

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