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2008年3月 9日 (日)

迷子のオルガン

Face To Face

「Face to Face」 Baby Face Willette

最近、「惚れてまうやろー!」って言ってる芸人さん、好きです。

そいで、僕はほんとオルガン好きです。
ハモンドオルガンは世界一かっこいい音がする楽器だと思ってますし。
1933年生まれの彼、ウィレットは、
シカゴでのR&Bバンドを経て、
61年、28歳のときにジミー・スミスに次ぐブルーノートオルガニストとして、
このアルバムを発表してデビューしましたが、
3年後の1964年に突然姿を消し、
その消息は未だつかめていません。

このアルバムにはギターのグラント・グリーンも参加していて、
最高にオルガンとはまってます。
オルガンはとてもブルージーな楽器で、
ギターは最もブルージーな楽器ですから、
どうやったって相性がいいんですね。
同じ電気楽器ということもありますが。
さらに、ウィレットもグリーンもこれでもかとブルージーなプレイばかり。
二人が音を持ってくる位置も似てますね
(昔の黒人はだいたいジャストには持ってこないけど)。

彼のブルースにはまったく無駄なところがなく、
ファンキーです。
世の中には、
相当な量の贅肉をぶらさげた音楽もあり、
多くの人はそれが洗練された証だと思い込まされていますが、
ほんとうは、あぶく銭や無神経さの象徴だと思います。
もしかしたら、
そういった物事に嫌気がさし、
ウィレットは自分や自分の自由を守るために逃げ出したのかもしれません。


seki@dynamicaudio.co.jp

                                                                                                         セキ

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