« 息吹。 | トップページ | H.A.L.3展示品情報☆B&W「SIGNATURE DIAMOND」 »

2007年12月10日 (月)

天ノ視点 NO,131

天ノ視点 NO,131

「MOREL×MOREL」

今日はMORELのセッティング比較をしてみました。
MORELの楽しみ方のご提案です。

MOREL / OCTWIN5.2は片方に二つのSPが重なったスピーカーです。
繋ぎ方次第で、色々な表情を見せてくれます。

Photo Photo_2 今回、私が行なった繋ぎ方は二つ。
1. 2本のケーブルをスピーカーに繋ぎ、仮想バイワイアとしての繋ぎ。
2. 片chに一本ずつのシンプルな接続。(MORELのターミナルからジャンパーを使い。二発のスピーカーを鳴らします)
この、二通りの接続方法にどんな変化が見られたのか?

試聴に使用した曲は次の3曲。↓↓↓
James Blunt / You're Beautiful
AKIKO SUWANAI / PO Dutoit[1トラック]
KEI HOSHINO / Day By Day
※試聴順

まず、最初のJames Bluntはアコギやエレキ、ドラム、シンセと沢山の楽器と機械音を使ったバンド編成。
この曲の印象は、情報量の多いこの曲はバイワイア方式に力があって楽しいという事。
それは、全体的なまとまりと、低域の量感が深かった事に対して。しかし、少し耳の奥に残る不確定な要素がありました。それは、次の比較で明確にわかります。

AKIKO SUWANAIのヴァイオリンの鳴り方。響き方。個の存在感。
いずれに関しても、一本のケーブルからターミナルをかませた方が、すっきりしていて表情が豊かに表れます。無駄な、贅肉を削ぎ落として、スマートに鮮やかにSUWANAIのヴァイオリンが空間を揺らします。

そして、最後の聞いた女性ボーカル。KEI HOSHINO。
彼女の歌声にどのような表現をしようか、とても迷います…
なので、両者に感じた事を素直書いてみます。

バイワイヤ→個々のパートが肉厚に感じ、迫力や押し出される勢いがとても気持ちがいい。高~低まで幅広く感じ。情報量の多さを痛感しました。

シングル接続→繊細に表現され、星乃けいの口元が手にとるようにわかり。ウッドベースをはじく音やピアノの弦を叩く音が残像のように熱を帯び、プレーヤーの感情が流れ込みます。

接続の仕方一つで多彩な表現をするMOREL。
素直なユニットは使い手の思うままに格調あるホールにも、ウィスキーグラスの似合うジャズバーにも姿を変えます。皆様はどちらの「MOREL」がお好きですか?

amano@dynamicaudio.co.jp    7階H.A.L.1  天野

|

« 息吹。 | トップページ | H.A.L.3展示品情報☆B&W「SIGNATURE DIAMOND」 »