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2006年7月 9日 (日)

恐ろしい音

今朝。

開店準備のためいつものように大部屋のアンプに電源を入れ音楽が流れ出した瞬間、戦慄した。

全身の毛が逆立ち。身震いがした。

全く虚をつかれてしまった。

Peer_1 その時流れたのはEdvard GriegPeer Gynt

「山の魔王の宮殿」から逃げ出そうとする主人公のペール・ギュントに無数のトロールが襲いかかるシーンだった。

メロディーのしっかりしたパートではなく、台詞が中心のダイアログだった。

ドイツ語だったので後になって意味を調べてみると、

「耳をちぎってやろう!」

「目玉をえぐり出してやろう!」

音も怖いがやはり意味も怖い。

しかしその時鳴っていた音は、言葉の記号的な意味以上の何かを既に含んでいた。

おぞましい怪物の興奮、恐怖するペール・ギュントの表情、混乱、狂気、

音に込められた気配は言葉が分からなくても(もしかしたら分からない方が)伝わる、ということもあるのかもしれない。

そういう無意識に訴えかけるような恐ろしい音の出る装置を組んでいきたいものだ、と思うのです。

6F 佐藤 sato@dynamicaudio.co.jp

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