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2006年4月 1日 (土)

David Wilsonが語る新製品のコンセプトとは!?

200641001 いよいよ始まりました。最初に私から大場商事の内田常務をご紹介しているところです。内田さんから今回のゲストを紹介下さることに。この写真の一番右がご存知Mr.David Wilsonその人です。その左がWilson Audio specialities.INCのMr.TRENT WORKMAN、その左が.David Wilsonの三男であるMr.DARYL C.WILSONである。

10年前にDavid Wilsonにお会いしたときに印象に残っていたのは、同社の社員数は47人であると即答して頂いたことだった。あれから10年経って数々のヒット商品を世に送り出したのだから、さぞかし会社としても大きくなったのだろうと思って同じ質問をしてみると、何と現在でも50人ということだった。この辺にDavid Wilsonの経営哲学があるのでしょう。会社を大きくするためだけの商品作りはしていないということだろうか。

200641002 最初は私から同社のスピーカー作りの特徴を伺うということからインタビューを始めた。Xマテリアルと呼ばれる材質はX-1を開発した11年前から使用され始めたもので、フェノール樹脂にセラミックを含有させたものであり、主に低域再生に必要なエンクロージャーの材質として使用されている。もうひとつがMマテリアルというものであり、これはセルロース繊維にレジンを含有させたものであり、主にミッドハイレンジのエンクロージャーに使用されている。今回のDUETTEではボトムプレートとスタンドにXマテリアルを使用し、その他をMマテリアルで構成しているという。さて、このDUETTEを開発目的はどこにあったのか?

しかし、本当にDavid Wilsonとはジェントルマンであるとお会いするごとに感じさせられる。

立ち居振る舞いから話し方、表情の変化と周囲を気遣う思いやりと、お話しすることが本当に楽しくなるような人物である。そのDavid Wilsonが最初に語り出したことだが、同社が輸出している国々は全部40ヶ国に上るが、アメリカ以外の国で新製品のDUETTEをユーザーの前で演奏するのはここが初めてだという。

それも日本にハイエンドオーディオのセールス活動に実績と信頼を重ねるH.A.L.があり、そこにミスターカワマタがいるということを知っているからこそ…、というコメントを頂き、これは大変光栄なことだと思ってしまった。通訳される内田さんに対してDavid Wilsonから敢えてこれは日本語でいう「よいしょ!!」ということは決してないから、という一言が告げられていました。(^^ゞ ちょっと恥ずかしいところである^_^;

200611004 DUETTEに関する解説が更に続く。私は以前には同社ではCUBという比較的小型のスピーカーがあったが、SYSTEM 7SOPHIA-2というフロアースタンディング・スピーカーがあるのに、より以上小型のスピーカーをどうして開発しようと思いついたのかを質問してみた。

「それは以前のWATT&PUPPYの時代から現在に至るまで、自分が手がけたスピーカーで出来なかったことを実現したかったからです」とDavid Wilsonは語り始めた。

Duetta2 それはDUETTEのデビューを飾るWEBでのこの写真が物語っていた。

これほど壁際に接近させてセッティングすることを推奨するのだろうか?

日本では小型スピーカーとは言えど、しっかりしたスタンドに乗せて使用することが常識ともなっているのに…である。

Duettestandseamlessgrill そうそう、こんなスタイルでセッティングするのが常識というもの。しかし、そんな常識を覆そうというのが今回のDUETTEなのだと言う!!音源であるスピーカーを壁面に接近させればさせるほど周波数特性に変化が表れる。簡単に言えば低域の輻射効率が大きくなるために低音はブーミーになり中高域の解像度も一次反射音の影響で大きくマイナスになってしまう。それだけは、より高価であっても同社の他のスピーカーであってもどうしようもなかったことだった。しかし、DUETTEは壁面を背負ってのセッティングに左右されない画期的な設計に成功したというのだ!!

Squareshots1 この写真では付属ネットワークでの入力ターミナルの他に、DUETTE本体とはバイワイヤーで接続されるということがわかる。

何と珍しいことにDUETTEには、このネットワークと本体の接続用ケーブルは二種類付属しているという。ひとつは、上記のスタンドにセットする時のもの、もうひとつは壁際に接近させてセットする場合にと使い分けると言う。この二種類の専用バイワイヤーケーブルで微妙にグループディレーが異なると言う。

このサイズのスピーカーではもっと口径の小さいウーファーを搭載するのが普通だが、DUETTEでは20センチ口径のウーファーを搭載し、更にウーファーをゼロポイントとしてトゥイーターに対してネットワーク内部で電子的にディレーをかけて結果的には音響的なグループディレーの発生を制御しているという。付属ケーブルの使い分けとネットワーク内部の新設計によって、DUETTEは壁面に接近することで起こる悪影響を打ち消し、更には低域の音量感のサポートをコントロールした形で得ることによって上級機に負けないパフォーマンスとサウンドステージを発揮すると言うのです。

Duettex2_1 それでこのような仮想壁面を敢えて設定して試聴したということなのです!!本当にDUETTEは壁面に10センチ程度まで接近させることで測定上でも±3dBで34Hzから28Hzまでの低域のレスポンスを得ることが出来るというのです。日本という室内が狭い状況を逆手にとって壁際までぎりぎりに押しやってもパフオーマンスが劣化しない。しや、むしろ設計通りの音質を壁際で発揮するということがDUETTEの素晴らしさなのです!!

DUETTEは明日4/2一杯は当店にて試聴可能です!!

こんなありがたい小型スピーカーを皆さんも初体験してください!!

ご来店をお待ちしております!!

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さて、このDUETTEを川又はどう評価したのか、そして来場者の感想は、そして語りつくしていないDUETTEの秘密とは何か!? これらは川又が運営するH.A.L.'s Circleでのメールマガジンにて配信されていきます。

更に、“壁際にセットして真価を発揮するスピーカー”という新発想のパフォーマンスを実証するためにも、ハルズサークル会員への自宅試聴貸し出し企画も検討中!!

こんなお楽しみなハルズサークルにぜひ皆様もご入会下さい。ご登録はこちらからどうぞ!!

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